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コロナウイルスにどう立ち向かうか

2020年03月19日 | 健康

和歌山県知事・仁坂知事の指揮のもと

一人でも感染者が出たら、徹底的に発症者と

関わりのあった人を調べ上げて、コロナウイルスの

PCR検査を実施する。また4日間高熱が出ていなくても、

コロナウイルスと思わしき人を躊躇なく検査する

いわゆる「和歌山モデル」という検査の方法が

全国で評価されています。

この表は和歌山県庁のサイトから引用しましたが、

コロナウイルスを疑われた人、またその周りの

濃厚接触者の検査人数1090名に対して、

罹患していた人が、14名(この中には大阪での

ライブ参加者も含みます)

罹患率は1.28%です。

濃厚接触者であることがわかれば、家族も

同僚も全員がPCR検査を検査を

受けなければなりません。

結果が出るまでは活動が制限されて、

自宅待機、陽性反応が出れば即入院です。

 

もちろんそのような徹底的なスクリーニングを

実施しているから、日本ではヨーロッパのように

爆発的な感染者が出ること無く、医療崩壊も

起こさずコロナウイルスを抑え込んでいると言えます。

 

和歌山での最初のコロナウイルスの発症者が

病院であったということで、調査の協力が

得やすかった、県庁のほうでも、

24時間体制で徹底的に調査を断行した

ことが結果として、良かったのだと思います。

火事がおこったら、最も怖いのは延焼です。

ファイアーウォールさえあれば、火をおこしても

そこで断ち切れるのです。

 

実際、和歌山の総感染者数のうち、済生会有田病院の

関係者が11名もいます。一人の感染者がその10倍の

人を感染させる感染力を持っていたということです。

コロナウィルスの恐ろしさがそこにあります。

イタリアで起こっていることはまさに

そのねずみ算的な増加の恐ろしさなのです。

現在は済生会有田病院は完全に

コロナウィルスを封じ込んだあと、

再開しています。

 

YANO塾では、和歌山県のコロナウイルスの

発症者が増加していないことを受け、

3月15日から塾の授業を再開しています。

 

ただし、塾生も私もマスクは着用、

授業開始前には手のアルコール消毒。

生徒の机の距離も1m以上の距離を

取るようにセッテイングして、

教室終了後は徹底的に机の除菌や

室内の除菌をしています。

 

今までは中国の武漢、韓国など隣国の

凄まじいコロナウイルスとの戦いの

ニュースがテレビで放送されていましたが、

今では欧米、アフリカ、アジアなど全世界的に

コロナウィルスの感染は広がっています。

イギリスでは感染者が増えるのは抑えられないのだから

そのままにしておくという政策が取られています。

それが正しいかどうかはともかく、

世界的な広がりとともに経済活動の落ち込みが

年単位では収まりきれない状態に進む可能性も

あります。

 

いまこそ人類の英知が試されるときです。

幸い、日本は医療水準の高さ、皆保険、

公衆衛生の徹底、国民としての我慢強さ、

知恵をもっています。

コロナウィルスに負けないように

がんばりましょう。

 

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