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桐蔭高校を目指すには 続きー4

2013年08月03日 | 受験関連

いままでYANO塾から桐蔭に進んだ人でオール5の人は

桐蔭に進んだ中で2割くらいですね。だから安心してください。

去年もYANO塾から桐蔭に進んだ女子はオール5でした。

何が違うかって、定期テスト前に全く定期テストの勉強はしないのです。

塾でも全く定期テストの対策はしません。定期テスト最中でも、家でもやらないので、

ましてや塾でもまったくやりません。対策のテキストも与えていませんでした。

では、塾で何をするかというと、定期テスト対策ではなく、入試対策問題を

進めていっていました。

桐蔭にはこういうタイプの人が多いと思います。一方桐蔭に入って成績が真ん中より

下の人はなかなか高校でも伸びません。

それには理由があります。それは桐蔭の先生方に問題があるというより、

生徒の平均的な能力が高すぎるがゆえに、逆に桐蔭の教師たちがそれに乗っかって

かなり速いペースで授業を進めるからです。

向陽のように復習テストをしたり、課外授業をしたりはしません。

そんなことしないでも桐蔭の大多数の生徒さんは普通の内容の授業で

きっちりと内容を習得してしまうからです。

だから、桐蔭に入れたからといって、授業に期待してはいけません。

授業は至って普通です。あくまで公立の先生方がされる授業というのは

ここ何十年変わっていません。むしろ一時期のゆとりのお陰で教師たちは

ぬるま湯につかり、授業に対して何の準備も必要ないっていう感じです。

あらゆる受験問題のレベルが下がっていますから、

問題研究とかしている公立の先生方は少ないと思います。

センター試験の問題もパターン化しています。

 

 

桐蔭に入って大変な人のタイプ・・・この人達は恐らく中3になってすごく大量の勉強を

こなした人、無理やり学力を引き上げた人。頑張り屋さんですが、本来無理して成績を

伸ばした人なので、高校になってからは限界が来て伸びにくい人たちです。

また中学の時の勉強のイメージを高校までつなげていきますので、ギャップができてしまいます。

本来中学の勉強スタイルと高校のそれは全く違います。そのことを知らないで、

力づくで勉強を続けていこうとするので、途中で息切れがして伸びなくなるのです。

あらゆる科目のレベルが一気に上がるので、今までの中学の量的勉強を

続けていこうとするといずれ時間が足らなくなり破綻するのでしょうね。

ですから、桐蔭というブランドが気に入って目指すのはいいですが、

本当に自分の個性に合っているかどうかよく考えて進学先を決めたほうがいいと思います。

 

 

 

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