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冬休みの時期に何をすべきか 1

2014年11月22日 | 受験関連

学力というのはいつもいいますが、

そう簡単には上がりません。

勉強しているのなかなか成績は上がらないものです。

あなたがもし、年が明けてすぐ受験しなければいけない受験生

ならば、実戦型の勉強をしなくてはいけません。

勉強には2つのやり方があります。

実戦型勉強と熟成型勉強です。

受験生がもし熟成型勉強をずっとやってしまうと

その受験生は必ず失敗してしまいます。

平生の勉強はできるだけ熟成型の勉強のほうが

成功します。チーズでもお味噌でも発酵食品は

かならず熟成させます。化学変化はゆっくりと

じっくりと時間をかけて行うものなのです。

とくに酵母はいきものですから、時間がかかります。

その分しっかり熟成すれば素晴らしい味に変化します。

この変化はいわば化学変化なのです。

一定の温度と環境が合致してはじめてうまくいきます。

勉強も層です。時間と熱意と数をこなしてはじめて

自分のものになります。もちろん教科が違えば

やり方も変わります。

しかしこの方法を受験勉強として使えるのは

受験の半年前くらいまでです。

受験本番の2,3ヶ月前でもそんなに悠長に

時間を使っていれば、間違いなく失敗です。

では、

まず実戦型勉強とはなんでしょうか。

それは、自分の不得意とか得意とか関係なく

時間をきって、一定時間の中で問題を正確に解く

訓練をすることなのです。

例えば、数学を例に取ってみましょう。

数学の関数の問題があるとします。

問題をまず最初に読んで、図を見て

解き方の本心を決めます。これにかける時間は

1,2分です。

そして問題の解き方の流れを考えながら

立式します。

あとは正確に解く。

これを小問ひとつひとつに2,3分

大問にはだいたい4,5つの小問が

あります。あわせて合わせて10分程度で

問題が解けていなければ、アウトです。

これをくりかえします。

算数や数学はそのよにして受験直前まで

かずをこなします。

これが実戦型勉強なのです。

その実戦型勉強を

一定量こなすことが

この冬の課題です。

これを休みの2週間みっちりやるだけで相当な

力がつくものなのです。

大体の受験生は1週間ほどでその効果が現れてきて

スピードも早くなるので、解ける数も

加速度的に増えます。

これが力になるのですね。

そして合格ラインに入ります。

このイメージです。

これが成功パターンのイメージです。

では熟成型勉強をすべき生徒さんには

どのような心構えで日々の勉強をしたら良いのか

これは次回お話します。

 

 

 

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