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共通テスト9割をめざす 英語編 その1

2022年01月15日 | 共通テスト

YANO塾では、毎年少人数ながら

大学受験をする生徒がいますので、

ここ2年は共通テストの分析や

実際に生徒に共通テスト対策をしてきました。

そのことについて今日はお話しようと思います。

 

センター試験から共通テストに移行して

何が変わったのかという話を交えながら、

塾で行ってきた共通テスト対策のお話をします。

 

YANO塾の高校生はみなさん

それぞれ個性派揃いですが、

みなさんとても素直で

学習に対してとても積極的です。

 

塾生の皆さんの高校は進学校*なので、

学校の授業は速いペースで進んでいます。

学校で習っていることがすべて頭に

入っていれば、楽なのでしょうが、

いわゆる進学校の勉強の進め方が

オーバーペースなのはどこも同じです。

*進学校(桐蔭、向陽、智辯、近附etc.)

ただ、進学校に通っているからと言って

誰もが英語の力が十分ついているとは限りません。

 

YANO塾では、高校生に塾生に

英語の授業を始めるときは、

かなり詳しくチェックテストをします。

それには理由があって、

英単語・熟語のボキャブラリー、

英文法の基礎力確認、

構文の把握、長文の読解の深さ、

英作文の力をしっかりとチェックして、

それぞれの分野で弱いところ、強いところを

見極めた上で指導を始めることで

英語の力のつき方が全くちがっくるからです。

 

高校の進学校のカリキュラムというのは

使っている教科書は違っていても

やっていることはほぼ同じ内容です。

 

その理由を考えてみますと、

ここ何十年と高校の英語教育は

保守的な道を歩き続けてきたからです。

文科省認定教科書というのはどれも

同じ方向を向いています。

 

ちょっとオーバーに言うと明治維新の頃から

英語教育はなんら変わっていないのです。

日本は外圧には弱い上に、

内部から変革するという機運はなかなか熟しません。

 

ただ、今年から始まる高校での教育改革が

起爆剤になって、英語教育を内側から変えようという

機運が盛り上がっています。

 

英語は令和3年の大学受験から随分内容が変わりました。

共通テストは特に変わりました。

とにかく長文を80分読んで読んで読みまくって、

問題に答える。またリスニングテストの配点も

長文の読解とおなじ50%のウェートを持つように

設定されました。

 

リスニングの音声が一度しか流れない問題もあるので、

英語を単なる知識の量を見るテストから

情報ツールとして使える英語を

身につけているかかどうかの評価を

するためのテストに変化したと捉えてもいいでしょう。

 

このように日本語の英語教育は

最近になってようやくより実用的な英語習得に

ベクトルが移り始めました。

 

共通テストではとくに長文の読解が大切です。

YANO塾では長文をスピーディーに

読むことができる英文速読を一人ひとりの

生徒のペースに合わせて指導しています。

(講習でこの速読コースをトレーニングして

今までより2倍のスピードで読めるようになった

生徒もいます)

 

また長文の英文を読んでいると、段落間の関係が

わかりにくくなりますが、それを解消する

方法も教えていきますので、問題を解くために

何度も長文を読み返さなくても

正解できる方法も教えています。

 

その結果、模擬ベースで共通テスト英語が

80分のテストを5分くらい余して、

9割を超えてくる生徒が出てきます。

本番は緊張するので、そこまで取れるかどうかは

心配ですが、そのレベルまで点が取れれば、

文系でも、理系でも鬼に金棒は間違いないです。

 

英語という科目の習得はスポーツにとても良く似ています。

スポーツは一度身につければ、その競技を

一生続けられます。

英語も同じです。英語を正しい方法で身につければ、

将来に渡って自分の能力として使っていくことが

できます。

英語の習得を試験を通るためだけの教科ではなく、

生涯に渡って使うことのできる能力として

身につけていきましょう。

 

次回は リスニングの精度を上げるには どうしたら

いい? という内容でお話します。

 

 

 

 

 

 


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