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英文速読のこつ 教えます その1

2020年12月23日 | メイドインジャパンのすごさ

写真にある青い本は私が高校生の頃、

梅田の紀伊国屋さんで

購入したペリカンブックの1冊です。

 

何を隠そう私は高校生の頃、英語オタクでした。

小学生の頃から始めたラジオ番組「英語会話」

という番組を聴いて勉強する日課が

続いていましたし、テレビもNHKの英語番組を

欠かさず視聴していました。

そしてその番組では

同時通訳者の國弘正雄さんがホストとなり、

アメリカの文化人と丁々発止と

英語でやり取りをしていました。

同時通訳者の國弘正雄さんは

実にかっこよかったです。

当時の最高レベルの文化人の

サイデンステッカーやキューブリックなどと

討論会をしていました。

討論の内容も高いレベルだったと覚えています。

私はテーブレコーダーにその討論を録音して

毎日聞いておりました。会話の内容も

テキストに書かれているので、聴いてもわからないところは

テキストを見ればわかりました。

 

とにかく一度録音したら、テープが擦り切れるほど

毎日聞いていました。

 

私は、当時新聞配達をしていました。

この新聞配達のアルバイトのお金で

私は自分が習っているピアノのレッスン代を

捻出していたのです。

新聞配達先のある会社の寮に英字新聞を

たばにしておいてあったので、

それを貰い受けて英字新聞の

面白い記事を切り取ってスクラップにして

面白い記事を読んだりしていました。

これをすることで、随分と

英文を読む力がついたと思います。

 

とにかく、英語はインプットが大切というのは

わかっていたので、たくさんの英語を聴いたり

英語のペーパーバッグや英字新聞を

買って読んだりしていたのです。

 

英語を身につけるためにはとにかく英語を

大量に聴くこと、そして大量の英文を読むこと、

すなわち大量の英語のインプットが大切です。

 

大学進学のために

共通テストを受験される人は

ほぼ全員が英語の試験問題で

長文を読まなくてはなりません。

そこで大切になってくるのが、

英文を読む速度を上げる努力をしているか

ということです。

 

受験生は誰でも、英文を速く

正確に読む必要があります。

実は英文というのはあまりに

ゆっくり読み進めていると、

何を書いているのか

わからなくなってしまうのです。

脳というのは、なまけものなので、

緊張感なく英文を読み進めていると、

まるで羅針盤を失った船のように

今何を読んでいるのかわからなってしまいます。

目の前の文の意味をしっかり取るには、

ある一定以上の速度で緊張をもって

読むことが大切なのです。

 

速読では読むスピードの目安を

WPMで表します。

これは一分間に読む単語数のことです。

何もトレーニングしていないときは

高校生のみなさんが最初に出すWPMは

40から60くらいでしょうか。

 

それではまったくおそすぎます。

せめて100WPMくらいはいってほしいです。

 

では、英語を読むスピードはただただたくさんの英文を

読んでいたら上がるのかといったら残念ながら

そういうことはありません。

では、どうしたら読むスピードが上がるでしょうか。

それは次回お話させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 


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