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花と龍

2011年08月03日 07時41分58秒 | ひとりごと

 

6月28日、早く入院手続きしたいため初めて産業医科大若松病院に来たとき、
ホテルルートインに泊まり、夕食に近所の居酒屋「花と龍」に寄った。
かっこいい名前のお店だなあと思っていたが、何の意味か知らなかった。

今、この若松出身の作家 火野葦平(ひの あしへい)の「花と龍」の本を
アマゾン.comで、上下巻勝って読み出した。
先に下巻が宅配便で届いたので、しかたなく、下巻より読み出している。

火野 葦平は、1960年没だが、1936年若松沖仲仕労働組合を結成し、港湾労働者の闘争を指導。逮捕転向を経て文学の世界に戻る。
この小説は、昭和27年から昭和28年までの間、読売新聞に連載された
自分の父、金五郎(左の腕に龍の刺青がある)生涯を書いたもので、母はマン。

作家の父
玉井金五郎は、玉井組の親分で、当時の市会議員。
大正時代、若松市会議員といっても、沖仲仕、女郎屋、バクチ打ち、石炭ブロウカーという面々だった時代。
喧嘩渡世ではない仕事仕だった。北九州一円では名を知られる親分
三井物産、八幡製鉄所、東海興業、その他と仕事を持ち港湾石炭荷役の元締めとなり、直属の子分も数百人いた。働く人の代表という意味で 市会に押され、当選し、市会議員となった。
波止場の近代化の影に吉田親分との因縁の対立、金五郎を巡る女たちのしのぎを削る、明治から昭和戦前に至る北九州若松を舞台に展開するロマンティズム溢れる万丈波乱の物語

 

 



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