足立区が「
多文化共生推進計画」を策定した。私は計画策定懇談会の座長として、計画策定に協力した。
足立区は、2006年1月現在で外国人登録者が2万1405人(住民の約3.3%)で、全国の市区町村の中では、大阪市生野区、東京都新宿区、浜松市に次いで多い。
東京都は、全国の都道府県の中で最も外国人登録者が多く、住民に占める比率も最も高いにもかかわらず、多文化共生の取り組みはかなり遅れている。その東京都の中で、立川市に続いて、足立区が「多文化共生推進計画」を策定した意義は大変大きいといえよう。
足立区には、計画に示された施策の着実な実施を期待したい。