多文化共生のすすめ

Toward a Multicultural Japan

小学校の授業

2006年03月10日 | Weblog
私は横浜市立上飯田小学校の卒業生である。その小学校で、3月10日、6年生の2クラス合同のの総合学習の授業を1コマ担当した。小学校で授業をするのは初体験である。担任の先生から、事前に、写真をもってきるように言われていて、当日も写真を持ってきたかと尋ねられた。おそらく、大学教員が小学生を退屈させない授業をするのは難しいだろうと思われたに違いない。

子どもたちの数は40名ちょっとで、視聴覚教室で行われた。テーマはもちろん多文化共生にした。前半で、日本の人口減少の話、それから地球儀を使って人の国際移動の話をして、最後に新聞記事を使って、多文化共生社会の話をした。40分の授業で、30分ぐらいまでは皆ついてきてくれたが、最後の10分ぐらい、一人、二人と集中力が切れた子が出てきたが、何とか最後までたどり着いた。最後に質問を受け付けたところ、6、7人途切れることなく質問が出たのがうれしかった。

ただし、人口減少の話がショックだったらしく、質問もほぼそこに集中した。途中で、子どもたちに、30年後の日本がどうなっているか聞いた時に、ほぼ全員が今より貧しくなっていると答えたのも気になったが、次に機会があれば、もう少し将来に夢をもてる話をしなければと思った。

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