尾道市向島町の里海を眺めて

瀬戸内海(尾道・向島)で見られる海の生物等をご紹介

ヨウジウオ(オクヨウジ)

2011-05-02 19:07:06 | 生物
先日お出かけ先で、ヨウジウオ(Syngnathus schlegeli)が水槽に入っているのを見ました。
そういえば去年の写真と動画があったはず・・・と思ってパソコンの中から発掘。
ヨウジウオはタツノオトシゴ(Hippocampus coronatus)の仲間で、立派な魚類です。
瀬戸内海では潮が引いたときにアマモ場に潜んでいる様子が見かけられます。

6/17訂正
この記事の写真は全てオクヨウジ(Urocampus nanus)です。
タイトルともに修正いたしました。







餌はどうするの?とよく聞かれます。
一番簡単なのは孵化させたアルテミア(ブラインシュリンプ)をあげることです。
人工のペレットや冷凍アミ等はほとんど食べません。
目の前で生餌としてちらちら動かないと食べてくれません。
タツノオトシゴと似て食べるのが物凄く下手で、
水槽内の海水の流れが速いと食べることができないこともあります。
お食事の様子はこんな感じ。

ヨウジウオの食事


オクヨウジはタツノオトシゴと同じく、掴まる物がないと弱りやすくなります。
市販の海草を模した人工物で構わないので、ヨウジウオが気に入ってくれるようなら
入れてあげた方がよいかもしれません。
こちらではフサイワズタという海藻を一緒に入れています。
他の海藻や海草よりも溶けにくく、長持ちするので重宝しています。

昨年はタツノオトシゴの孵化がうまくいったので、今年はできればヨウジウオで挑戦したいと思っています。


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