尾道市向島町の里海を眺めて

瀬戸内海(尾道・向島)で見られる海の生物等をご紹介

キュウセンの寝相

2012-05-25 19:08:47 | 生物
時折「魚って寝てるの?」と聞かれることがあります。
魚の種類によって睡眠の取り方は違うようですが、
魚は専門外なので詳しいことはよくわかりません。

はっきりと寝ているとわかる魚にキュウセン(Halichoeres poecilopterus)がいます。
瀬戸内海では大変よくみられる魚で、磯からの投げ釣りでよくかかります。
キュウセンは夜間及び冬季に寝ることで知られており、
飼育に慣れると水槽の中で寝ているのを観察できます。
尾で砂を巻き上げて自分の体にかけ、砂底と一体化したようにみえます。



ところがあまり落ち着かない状況だと、目だけはしっかりと出してこちらをうかがっています。
左のたわしみたいなものはオオブンブクというウニの仲間です。



水温が高くなってきたために昼間は寝ることが少なくなってきましたが、
ライブ放映している水槽で運が良ければ寝ている姿が見えるかもしれません。



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