昭和生まれの乙女ならご存知!
高橋真琴氏のイラスト。
作家の名前を知らないまでも
絶対目にした事のある、
大きな瞳に星がきらめくロマンチックな雰囲気漂うヒロインのイラストが印象的!
その復刻版のような絵本が本屋さんにあり
つい手にとって立ち読み(ですみません)し、
引き込まれてしまいました。
『人魚姫』
な・・・なんて悲しいお話なんだろう!
そして、なんと王子様のニブイこと!!
不意を突かれましたが、一瞬、とても悲しい気持ちと感動に襲われた
ねこのおくさんでした。
愛する人を見つめるしか出来なかった人魚姫・・・くうう!なんて悲しいんだろう!!
でも今回、悲しみポイントを突いてきたのは
人魚姫の姉君たちが、自分たちの美しい長い髪と引き換えに
「人魚姫を“人間に戻すため”」の王子を殺す短剣をもらってきたこと。
こっそり姉妹愛も描かれています。
いろんな要素がちりばめられたストーリー。
ロマンチックなイラスト。
本屋さんで数分、乙女になったねこのおくさんでした。