20161103
毎朝の事ですが、ハウスの開閉のために中の畑に出向きます。
この日は強い西風、風速4~5mとアメダスの記録には出ていました。これまでは東や南寄りの風が多かったのですが、西風に。いよいよ風からも冬を感じるような時期となってきました。次第に冬型の気圧配置、北西方向からの風が強くなってきます。いわば木枯らし1号のようなものです。
そんな風の方向や強さの関係もあり、ハウスの開放は普段の半分(半開状態)にしました。ハウスの中の作物が無用な風に煽られないようにという配慮もあります。
ハウスのなかの状況はと云えば、
西エリア畝7のダイコンの畝に、こぼれた種から自生してきたキュウリとトマトが大きくなりつつありましたので、これは全くの興味半分でハウスの中の空いた場所にと移植しています。
キュウリは1株が非常に元気になり、花を付け始めています。蝶々もほとんど姿を見なくなりましたし、交配できるのかどうか不思議ですが様子を見続けています。地這いさせています。まだ露地の畝にもキュウリのこぼれ苗が残っていますが、ハウスのなかは気温の関係かスクスクと蔓を伸ばしています。

また同様に西エリア畝7からこちらも移植したトマト。移植苗は現在4~5株が活着し生長を続けています。一部は枯れてしまいましたがこれも元気です。どういうわけか西エリア畝7に残った苗も元気でやはり生長を続けています。ハウスに移植したトマトより勢いを感じます。移植トマトはその際に根を随分痛めていることも影響しているかも。

毎日、ハウスの開閉に行くたびに、「元気に育ってみろ!」と圧力をかけています。どうもキュウリのハウスでの抑制栽培をネットで見てみると、プロのキュウリ農家は温度管理や、ハウスの二重構造でボイラーで温度管理をしたり大変な苦労をしているようです。
私の場合は面白半分・興味半分で観察をしながらの栽培です。厳密な温度管理はできようがありません。
さてハウスにはキュウリもあります。こちらは極めて順調。第一果が半分近くの苗で取り除き、下葉の処理などをしながら様子を見守っています。右の白いシートは太陽熱処理をしている透明ビニールの端が見えています。こんなになるとは想像できずに株間を狭く取り過ぎてちょっと後悔をしているところです。

このブログが公開される4日は、タマネギの定植を行う予定です。
見出し画像は定植したばかりの頃のナスです。これだけ株間を取れば十分かと判断が甘かったようです。うれしい誤算ですが。