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ワイワイ菜園~たんじゅん農法試行中

たんじゅん農法全国世話人のSさんと自宅が近い事からたくさんの事を教えていただき、それを咀嚼しながら畑作業に取組んでいます

ダイコンまずまず

2016-11-05 21:00:00 | 根菜類

20161104

ダイコンが育っている中の畑西エリアの畝9。南北の畝ですが畝中央からやや南寄り部分は少し前までは食害が目立った。虫が見つかるだろうかと周辺の土とその上にある廃菌床を移植ゴテでガサガサと掻きまわしてみた。

ヨトウムシやハイマダラノメイガなどが転がり出て来るかと期待したが障害する幼虫のようなものは発見できませんでした。

しばらく経過したある日、食害を受けて息絶え絶え状態だったダイコンの葉、中央から新しい葉がモコモコと出てきて、新たな葉は食害を受けていなかったのでした。

何故だろうと思ったのですが、思い付いたのは、移植ゴテで周辺の土や廃菌床をガサガサやったことくらい。空気を入れたのが良かったのだろうかと思い付いた。虫に食べられなくなるほど劇的に変化させたのだろうかというとそこまでは、という状態。

原因は判らないままですが、空気を入れたことがよかったのだという事にしました。

この畝の北部分にはトマトの実から落ちた種が芽を出した苗に周囲をびっしりと囲まれたダイコンがあります。このあたりのダイコンは食害にあう事もなかったのですが程ほどによく生育してくれています。


雑用も仕事、ハウスの中は。

2016-11-04 06:00:00 | 雑感

20161103

毎朝の事ですが、ハウスの開閉のために中の畑に出向きます。

この日は強い西風、風速4~5mとアメダスの記録には出ていました。これまでは東や南寄りの風が多かったのですが、西風に。いよいよ風からも冬を感じるような時期となってきました。次第に冬型の気圧配置、北西方向からの風が強くなってきます。いわば木枯らし1号のようなものです。

そんな風の方向や強さの関係もあり、ハウスの開放は普段の半分(半開状態)にしました。ハウスの中の作物が無用な風に煽られないようにという配慮もあります。

ハウスのなかの状況はと云えば、

西エリア畝7のダイコンの畝に、こぼれた種から自生してきたキュウリとトマトが大きくなりつつありましたので、これは全くの興味半分でハウスの中の空いた場所にと移植しています。

キュウリは1株が非常に元気になり、花を付け始めています。蝶々もほとんど姿を見なくなりましたし、交配できるのかどうか不思議ですが様子を見続けています。地這いさせています。まだ露地の畝にもキュウリのこぼれ苗が残っていますが、ハウスのなかは気温の関係かスクスクと蔓を伸ばしています。

また同様に西エリア畝7からこちらも移植したトマト。移植苗は現在4~5株が活着し生長を続けています。一部は枯れてしまいましたがこれも元気です。どういうわけか西エリア畝7に残った苗も元気でやはり生長を続けています。ハウスに移植したトマトより勢いを感じます。移植トマトはその際に根を随分痛めていることも影響しているかも。

毎日、ハウスの開閉に行くたびに、「元気に育ってみろ!」と圧力をかけています。どうもキュウリのハウスでの抑制栽培をネットで見てみると、プロのキュウリ農家は温度管理や、ハウスの二重構造でボイラーで温度管理をしたり大変な苦労をしているようです。

私の場合は面白半分・興味半分で観察をしながらの栽培です。厳密な温度管理はできようがありません。

 

さてハウスにはキュウリもあります。こちらは極めて順調。第一果が半分近くの苗で取り除き、下葉の処理などをしながら様子を見守っています。右の白いシートは太陽熱処理をしている透明ビニールの端が見えています。こんなになるとは想像できずに株間を狭く取り過ぎてちょっと後悔をしているところです。

このブログが公開される4日は、タマネギの定植を行う予定です。

見出し画像は定植したばかりの頃のナスです。これだけ株間を取れば十分かと判断が甘かったようです。うれしい誤算ですが。


この日の作業

2016-11-03 09:00:00 | たんじゅん 中の畑

20161102

スナップエンドウの種まき、前日に雨があったこともあり、畑にとりあえず1穴に2~3粒の種を落とし1~2cmの覆土。18穴播種しました。株間は40cmです。さて今年はどうでしょうか。昨年は豊作でしたが・・・。蔓が伸び始めるころにここに支柱とネットが張られます。先日撒いた竹チップが畑の表面を覆っています。

更にはジャガイモの土寄せを行いました。ちょっと他の畑のジャガイモに比べると地上部がちょっと寂しい状況です。これがこの畑の今の限界だと受け止めるしかありません。しかし土寄せいしてシャキッと立たせると割と背丈もあるのですが、やはり茎葉が足りないかな?

この夏から手を入れ始めた畑ですから、今のところ芽が出ただけ良しとしましょうか。

 

11月3日からは 静岡市内で「大道芸ワールドカップ」です。会社勤務時代には、メインスポンサーだったために交替で出勤していました。この時期に外でビールを飲むのがちょっと辛かった覚えがあります。11月にもなるとやっぱ「しぞーか おでん」?

大道芸HP

地元新聞社HP


中の畑 よく見ると

2016-11-01 19:30:00 | たんじゅん 中の畑

20161031

<ダイコン食害>中の畑に以前種まきしたダイコン。ある時はトマトの落ちた種から発芽した苗に覆いつくされそうになったりしたこともありました。また10月20日頃には畝のすべてのダイコンがそうなったわけではありませんが、一部の株が虫に食い荒らされ散々な状況になってしまったものです(下の画像)。

食害に会った2株について、当初は食害をしている虫が発見できるかと付近の土のなかを探そうとしました。周囲は菌床で覆われていたのですが、菌床の下の土はまだ硬いところも見受けられ、この食害ダイコンの付近もそのような土の状況でした。

虫を探しながら考えたことは、食害にあったダイコンの葉と葉を食べた虫の事に芽や関心がいっていることでした。近視眼的な見方ではなく、その原因を考えてみたいということです。つまり微生物が活性化していないために虫が食べるようなダイコンになってしまっている部分です。少しでも微生物が元気になるならと、虫を捜すためではなく、土の中に空気を入れ、表面に置かれた菌床と土とを混ぜ合わせるようにと付近の土表面をほぐすように空気を入れてみました。もちろん菌床も混ざることになります。

しばらく様子を見ていたところ、新しく出てきた葉が元気な状態で大きくなりつつあったのです。

周囲の以前からの葉には当然まだ食害の跡があるのですが、真ん中から出てきた葉はスクスクと葉の形を維持しつつ、大きくなっているのです。

画像では少し判別しにくいかもしれませんが、以前から食害にあうことなく成長してきたダイコンと比べてもあまり遜色なく(ちょっと肩入れし過ぎでしょうか)、奥のダイコンも善戦しているようにも見えてきてしまいます。

上の画像は、手前のダイコンは虫に食べられていない株、少し奥にあるのが食害ダイコンの現在の姿、ずっと奥は食害がありませんが、小さくて判別は無理かもしれません。

 

それと先日に種まきをした、なばな(菜花)ですが、1週間ほどで発芽が揃ってきました。気温も下がってきていたので発芽まで少々時間が掛かったようにも見受けられます。土にしっかり種を播くために、菌床を除けて種を播きました。そのために溝状になっています。更に生長し間引きするようになったら、菌床を土寄せのように株周りにもどすことなるでしょう。