
20140624
前日(23日)の午前中に蔓を植付けたサツマイモ。更にその2日前(21日)に降った久し振りのまとまった雨の影響もあってか、菌床等を除けてみるとまだ畝の土には若干の水分が残っていた。そこに蔓を植付けた。その蔓が丸一日経つ(24日午後)といろいろな表情になる。
全く水分を上げられないのか、水分がないのか、怠けているだけなのか、水分を吸い上げる量と葉から蒸散する量がアンバランスなのか。下の画像のように、たった1日で本当に萎れてしまいそうな株もある。
同じタイミングで植付けたのに先端の新芽部分がしっかり上を向いて、ファイティングポーズで何とか生き延びようと精一杯をしようとしている。根元寄りの何枚もの葉は萎れかけている様子も見られる。サツマイモがもがいている。
下のサツマイモは更に進んでいる。知人から苗30本余りを譲り受け(17日)、雨後の定植を計算し2~3日水を入れたバケツに入れた。その時に芽を伸長させた苗だ。根元の葉は譲り受けた時からあった葉、これは定植後、またしても萎れ気味であるのに、新芽部分は元気だ。しかし地中では、まさに一所懸命で水分を吸い上げている様子が地上の様子から見て取れる。
こうして30余りの苗を見比べるのも楽しい。最初の苗を見たりすると「水をやらなくては」と自分の感情で思うのだが、もう少し待ってみようとちょっと引いて見ることを教えてくれる。
一方で、前日のブログ「ゴマの種まき」の最期部分に、大雨が降れば蒔いた種は流されてしまうかもしれない と心配し、対応をする。萎れたサツマイモには一歩引いて対応せず、種が流れてしまう心配のあるゴマには、流されないように手を打とうとする。ご都合主義だと謗(そし)られるかもしれないが、私なりに整理はつけているつもり。
出来る準備はして植付けたサツマイモ、畑や畝の違う場所で、水分や微生物の状態が違う環境で、苗それぞれが、気持ちよく根を出して活着できれば生き延び、イモを付ける。しかし環境が合わなければ萎れから、枯れるところまでいってしまう。これは仕方ないので、畑では水を与えていない。
一方で、ゴマは雨の降る量にもよるが、種も小さい事から覆土も薄い。ちょっとまとまった雨になれば種は流される。種まき後の水やりの際にそれは感じたのです。種の問題ではなく、種を蒔いたこちらの扱い方でゴマに実が付くかどうかだから、雨対策をする。まあご都合主義、詭弁だと云われればそうかもしれません(笑)。
ゴマには、新聞紙で覆う、不織布を掛ける、敷き藁をする・・・等、考えたのですが、結局籾殻をふり掛けることにしました。どの程度の雨が降るのか、籾殻の効果はどの程度かなど、また検証できたらいいなと思います。下の画像、串が畑に刺してあるところが、ゴマの種を蒔いた場所。その上に籾殻を少々厚めに掛けました。ちょっと籾殻の識別がしにくいですかね。
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