
2015/2/8
見出し画像は 昨年から使い始めた催芽器です。
この日は畑に入れない日だったために、野菜の種の発芽を揃えるための催芽器(手作り)を引っ張り出して試運転を行いました。入手したのはちょうど昨年の今頃、農業科の研修を終えて研修で同じメンバーだったTさんに依頼し、彼に手作りしてもらいました。材料費だけでいいと確か3000円でやってくれました。
仕組みはというと、発泡スチロールの箱の中にヒーターが付けられた銅板があります。その銅板に水に浸した布を敷いてあります。もちろん水分は補充します。この布の上に野菜の種を置き、電源を入れます。この布にはサーモスタットが内蔵されており設定した温度で電源をON・OFFできますし、12時間までのタイマーも設定可能です。
そんなツールを使用して昨年いろいろな野菜の発芽をさせてきましたが、初心者という事もあり全く失敗してしまったのがナスでした。全く発芽できずに、結局ナスは苗を購入し対応したのですが、今年はなんとしてもナスは自宅で発芽させて、いい苗に仕立てたいと思っています。リベンジです。
そのための情報収集を自宅で行いました。
ナスは高温性の野菜で、他の作物に比べると温度管理が難しいようです。
発芽適温は20~30℃、最低限界温度は11℃、最高限界温度は35℃。更に変温操作(昼間30℃、夜間20℃)をするとよくそろって発芽するようです。
さらに昨年の育苗は前半は自宅で行い、途中からハウスに移動しました。どうも自宅育苗で苗が徒長気味になってしまいました。ガラス越しではなく直接太陽光を当てたり、外気にさらした方がいいのかと右往左往した覚えがあります。
徒長防止のヒントも得ましたので、いろいろ今年はやってみたいと思います。密集を避け、鉢上げのタイミングとポットの大きさ、更に温度管理・湿度管理なども関係してくるのだという理屈は今日判りました。実際に私の種や苗でも同じことが言えるのかどうか、自分流を試しながらいい方法を見つけていきます。
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