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ワイワイ菜園~たんじゅん農法試行中

たんじゅん農法全国世話人のSさんと自宅が近い事からたくさんの事を教えていただき、それを咀嚼しながら畑作業に取組んでいます

ゴマ栽培へ

2018-06-16 06:00:00 | ゴマ栽培

20180615

 この日、当初から午後は会合が予定されていた。予定時刻は13:30~15:30。一方急きょ決まった商談があった。15:37着の新幹線こだまで当地にやって来るMさんとの商談だ。
 会合の最後まで参加していると15:37着の新幹線で地元に来てくれたMさんを駅改札口で迎えることは難しい。Mさんはゴマやさん。ゴマ栽培する国内の農家に栽培指導をする方。この日は出張途中で当地に途中下車し、ゴマ栽培を予定している畑を直に見に来て下さった。
 当初から今年はゴマの契約栽培をやってみたいと思っていた。皆さんはご存じだろうか、国内で消費されるゴマの99.9%は輸入だという。要するに国産のゴマはほとんど流通していないということだ。国産ゴマが貴重なのだけれど、生き残る道というかニーズがあるということらしい。
 国産ゴマは生産自体が少ないのですが、昔から日本の食に深く関わっている。ゴマがない生活はちょっと考えにくい。あっても無くても良い作物ではなく、無いと困る作物だということだろう。そんな中、安心安全なゴマに対するニーズは強いらしく、そういった消費者はコアな存在であり続け、国産ゴマへのはっきりした期待がある。そんな期待にキチッと答えるために、ゴマ屋さんから契約農家に対しての指定・指示は「無農薬・無化学肥料」だという。
 えっ、「無農薬・無化学肥料」なら、たんじゅん農に身を置いている私達にとれば、それは常識ジャン。というような話で、話はトントン拍子でした。
 しかしゴマ屋のMさんは忙しい。行きたいと云ってくれてはいるものの、なかなか機会が具体化しませんでした。そしてやっと念願かなってこの日、私の畑に来てくれました。

 ですからこの日の会合は終了10分前に中座して、駅に向かったのでした。
 午前中からパラパラしていた雨も上がった頃に、Mさんは新幹線改札口に姿を現してくれました。

 120坪(4畝)のスペースでゴマ栽培を行う計画です。畑の半分のスペースでまず栽培してみる事にしました。Mさんも余り初年度から大きく広げないほうがいいという意見だ。じっくりゴマと対話しながらゆっくり今後の事も考えていきたい。

 現在畑には4月に播種したソルゴーが植わっている。早々に鋤き込みを行いましょう。その間にゴマの苗作りに集中します。その間に畑の中でも地力の弱いところには発酵鶏糞を入れておくことにしたい。それは鶏糞は植付け前1カ月程度を日数を置くようにという指示もあるようだ。またゴマは本来、直播の方がいいという。直根がスッと地中に伸びていくという。早い時期に軸がしっかりできるとどっしりとしたゴマになるのかもしれない。畑のソルゴーの生育の差を参考にしながら直播きにするエリアと苗を植付けるエリアに分けて栽培をしてみましょう。そこもゴマの様子を見ながら来年の教訓を得られるようにしましょう。

 ゴマの栽培には平均100日の栽培日数が必要らしい。積算温度で20000℃日が必要だという。収穫は9月末、乾燥・調整で出荷は10月中・下旬頃になるのでしょうか。

 さあいよいよゴマ栽培が始まる。今回Mさんからゴマのいろいろな栽培情報や裏話を聞けたので何回かに分けて、更に栽培中継も含めブログ掲載して参ります。今年は収穫を終えて、調整が完了するまで、ブログにも時々ゴマの話題が増えてきそうだ。(続く)