20180720
暑ーい日が続いています。京都・福島・名古屋は現役時代に数年ずつ暮らしていたので、それぞれの街の夏の暑さは承知しているつもりですが、それにしても記録的な気温が毎日トップニュースで流れています。
かれこれ1週間ほどブログ更新ができていませんでしたが、熱中症で倒れていたわけではありません。毎日なるべく朝早く畑に出て、その日の作業予定を午前中に済ませて帰宅。食後はゆっくり休憩をとる、そんな毎日を過ごしております。
畑のゴマも苗は植え付けてしまいましたので、このところは種まきならぬ、ゴマまきの間合い日です。この日はゴマの播き方を。本当は6月中にこの作業を終える予定でしたが遅れ遅れになってしまっています。
当然、畑に畝を立てているのですが、畝の長さは14~15mです。その程度なのに畝は真直ぐという訳にもいかず、くねったり、幅が広くなったり狭くなったりの畝の状態です。理想的には幅が20cm程ですと丁度いいのですが、幅はいろいろですので2条植になったり3条植えになったり、狭いところでは1条になったりといった状況です。
まず、畝にメジャーを置いて原則の25cm株間で植え穴を畑表面に用意していきます。ゴマの覆土は薄いので、植え穴も浅くしています。当然全て手作業です。水を入れたペットボトルのキャップ方向で畑表面に25cm間隔で判るようにマーキングします。畝の上に置かれているのは、ステンレス皿にゴマの種とそれをつまんで植え穴に運ぶピンセットも写っています。
ペットボトルで作った植え穴に、ゴマの種(いわゆるゴマの実)を1穴2~3粒ピンセットで落としていきます。大きな手がどうも目障りですね。
下の植え穴には、3粒のゴマの種が落ちているのを確認できますでしょうか?
このようにゴマの種が1穴に2~3粒落ちていると、その周りの土でゴマの種を落とした穴に土を覆います。そしてうまく発芽しますようにと念じて、ゴマの種にかぶせた土を指でよく押さえます。土と種がよく接触して水分も揃うと発芽が始まります。
ここまで終了すると、十分な水をまいて種播き作業はおわっり。
ただしこの気温状態が長く続いていますので、より細かく水やりの世話をします。この日も朝イチで水やりをしますが、1時間もすると土表面の水分は蒸発してしまい、ほとんど分からなくなってしまうほどです。そのため畑を離れる前(午前11時過ぎ)にももう一度水やりをする程です。現在、畑の畝の2/3が終了したような状況です。
ゴマ栽培最初の年でもあり、タイミング的にどうかと思ってっしまいます。気候やその他用事の関係からこのように作業日程が遅れてしまっているのですが、やめる訳にもいかず今の状況で、その中でベストを尽くすしかありません。
消費者に安心を届けられるような、良いゴマになりますようにと念じながら今日も種まきをお紺合います。