20190131
早いもので1月も終わる。まだ24節季は大寒だが、まもなく節分で立春。春はそこまで来ている。有難い事に今年も苗作りや種まきの時期が来る。新年を迎えてから当地は降水量0を記録し続けていたが、この日の朝0.5mmを記録した。空気は乾燥し私自身も久し振りに風邪をひき、咳き込むことが多かった1カ月だった。
我が家には昨年5月から「キエーロ」なる機材(?)がある。見出し画像がこれです。生ゴミを処理する設備で行政の補助で購入した。週2回程生ゴミをここに投入する。この箱の中にある土の中に10~15cm程の穴を掘り、そこに3~4日分の生ごみを埋める。放置ししばらく経つと生ごみは消えている。微生物の活動を利用したごみ処理方法だが臭いや虫の問題もない。
行政はゴミ減量・中山間地の間伐材有効利用・市民のエコ意識向上などを狙っての施策と思われるが、我が家でも大活躍中だ。生ごみを出す量が随分減った。行政のHPはこちら。名前「キエーロ」は、<生ごみ消えろ!・キエーロ>のおまじないのような名前だ(笑)。
私にとってはこの仕組みが実に「たんじゅん農のしくみ」的で興味深い。微生物が餌として生ごみ(炭素分)を処理している現象だ。その微生物が畑にも居るわけで、彼らに餌を与えたいのだがC/N比が高いものが多い。C/N比のずっと低い生ごみのようなものを使えるのかどうか。生ごみを畝の上に置くだけでは臭いやも虫の問題も発生するだろう。住宅地でもあるのでご近所に気も使う。しかしキエーロのように表面近く、つまり酸素(空気)と近い部分(浅い土の中)に生ごみを入れて置くだけなら好気性微生物も多く、餌として処理して生ゴミはなくなる。キエーロ的な扱いを畝で出来るのだろうかという疑問なのです。
思い立ったが吉日。やってみることにした。もちろん全面的ではなく試験的なので、自宅脇の畑の9番畝、果樹の畝で試してみる。この作業は一両日中にブログUPできるかと思います。