20180727
毎年、7月23日から8月8日頃の半月を二十四節季では「大暑」と呼ぶ。「大暑」にはひまわりと白い雲が似合う。名前の通り「1年で最も暑い時期」であるのですが、今年はいろいろ状況が違うようで”平年通り”とは行かないようです。
まず以下の点をご確認ください。
東海地方の梅雨入り 6月 8日(平年)➡6月 6日(今年)
東海地方の梅雨明け 7月21日(平年)➡7月 9日(今年)
西日本豪雨 6月28日~7月8日
梅雨明けからの猛暑・熱波
翌日上陸、東から西に向けて予想される台風12号
梅雨入りのみが平年並みで、その他は夏が繰り上がったような状況です。平年では7月20日頃までは梅雨が続き、やっと梅雨が明けて、これから夏に向けてテンションが上がっていくそんな時期です。梅雨明け平年値は7月21日ですが更に梅雨明けが遅れる年もあり、記録では8月にずれ込んだ年もあったようだ。しかし今年は7月9日の梅雨明け以降、もう最高気温が何日も35度を超えるような日が続き、高温注意報がほぼ毎日発令されている日が続いたり、熱中症への注意がテレビ等で毎日呼掛けられています。いわゆる「梅雨末期の集中豪雨」と云われますが、梅雨明け直前に、今年は中国・四国・近畿・東海に大規模な雨が降り、多くの被害が出てしまっていた。
先日の朝日新聞・天声人語に書いていた。
この夏、熊谷の41.1℃という最高気温は観測史上の記録を更新した。蚊の活動できる温度帯は10~35℃らしく、そのせいか今年は蚊が少ないように感じる。気象庁の定義では最高気温が30度以上なら真夏日、35度からは猛暑日と表現しているが、40度以上に名前はない。「極暑(ごくしょ)日」「灼熱(しゃくねつ)日」はどうか。
いずれにしても、記録更新の夏、大暑らしい話題だ。