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双眼鏡など光学機器にはどっぷり。

最近はぬこ様を溺愛。

ぬこ様と瞳AFと NIKON Z 6II

2022年09月08日 16時55分15秒 | 日記
こんにちは!やまぽんちゃんです。

【はじめに】

先日、ぬこ様専用カメラとして、ニコン Z 6IIを購入しテスト撮影したことを日記にさせて頂きました。

改めて最新のミラーレスカメラの楽しさを堪能させて頂きましたが、良かった点と気になった点をも日記にしました。

今回は、その気になった点と良かった点を、もう一度クローズアップさせたいと考えております。少し長くなるかもしれませんが気軽にどうぞ。

【使ってみて驚愕の超高感度】


スマホなどモニター越しではイマイチ判別しにくいかもしれませんが、これでISO 28800です。

辛うじて毛並みが残る描写で画質はイマイチと言われればそれまでですが、言われてみなければ気が付きにくいレベルです。

ISO 12800程度までは綺麗だな~とは思っていたのですが、2万越え。

超高画素機のZ 7IIに、この場合(家の環境では)しなかったのは正解。室内が明るい、若しくは明るい屋外でしたらZ 7IIやZ 9も問題はないはずです。

しかし家の ぬこ様は比較的暗がりが好き。我が家では、Z 6IIは最強となりました。

【トリミングはNG?】

これはユーザーからの要望が高く、連写が速い機種や超高感度に強い機種も、高画素化が早く進んだともいわれております。

つまりトリミング前提で使用する方が多いようです。高画素化しなければ連写や超高感度に強いカメラが作りやすいメリットがあります。

Z 6IIは、この超高感度に強いタイプになります。

やまぽんちゃんは、もっぱら昭和の教育を強く受けているので基本的にノートリミングです。

つまり、切れば切るほどせかくの高画質が失われるのです。しかし或る程度耐えるのが現代のカメラのようなので、あまり気にせずトリミングしても良いのでしょう。

ただ個人的にはノートリミングの緊張感を大切に、ぬこ様との撮影をしております。

因みに昭和でトリミングは写真がへたくそ?令和でトリミングはアート?でも昭和でもトリミングはありました。でも個人的に苦手でした。

【ピントは目、耳は切らない】

ぬこ様に限らず、生き物は基本的にピントは目に来ていないと決まらないんです。

目のない生き物は一点にピントを合わせて、どうだ!とはやりにくいです。

昆虫も鳥も基本的にピントは目です。それから個人的に切りたくないのが耳です。

後ろ姿で、ぬこ様を表現しても良いと思いますが耳だけはカットしたくないですね。

ぬこ様らしさが半減してしまいます。

でも絶対ダメって訳ではないですが。

【瞳AFは便利?】

これは個人的に使用してみての感想に限られますが、一応。

まず、ニコンイメージングジャパンには「瞳AF」していたのだから「いきなりピントをロスト」するのはおかしい!と述べたい。

ニコン的には、それを言うなよ!とはなることを承知の上で申しております。

ある程度の時間なのか分かりませんが「AFロックオン」させたまま「動物顔認証」システムがあった方が使いやすいでしょうか?

つまり、スマホではこのピントのロストが、ほぼ無いのです。ところが本格的カメラでは発生してしまう。

ここが問題だと思っています。

ここからは想像ですが、「動物の瞳」をカメラに記憶させているので、猫が目を背ける、閉じるなどするとピントを探し始めてしまうのです。

瞳を探すのはいいとして、さっきまであった「瞳の位置」を学習できていないのです。

ただカメラが認識している「瞳」なら瞳AFは可能ではありますが、バリエーションを増やしファームウェアでアップデートさせてほしい。

ただ、本当に望んでいるAFはその先です。

つまり「ぬこ様認識システム」です!!

動物顔認識が厳しいのであれば、ペットに限られますが「個別に認識」させるのです。これである程度AFをロックオンさせつつ。厳しいいかなあ~???

【究極はMF?】

これは個人的にですがZ 6IIのEVFがあまりにも綺麗で良く見えるので、「シャッターボタン半押しAF」を解除し、「親指AFボタン」
でAFをさせるが、間に合わない際MF(マニュアルフォーカス)でピント合わせ。

これが使いやすかったです。

ただこれは初心者向けではないので...

勿論、初心者でもなれれば可能な技術ですが。

結局、一眼レフカメラ並みのファインダーだからこそ可能な技ではあるのですが、個人的には久々シャッターボタンでAFさせたカメラでもありました。

でもやはり使いにくい。でも本当はシャッターボタンでAFは完結させたい。


「シャッターボタン半押しAF」は解除します。親指でこのボタンを押している間AFのモーターが動き続けます。親指を離せばAFロックとなる他、MFを優先させることが可能ですが多少慣れが必要です。

やり方としては「カスタムメニュー」の「a6」です。ここを「しない」にします。

元に戻したい時は、「する」にしてOKするだけです。慣れの問題なので何時でもトライ可能です。

プロでもスポーツなど予測不可能な動きのあるものだと、MFで微調整するカメラマンもいるくらいです。このAF全盛期にです。

因みにプロでもMFってなると、変人扱いされてしまうこともあります。皆さんもコッソリ試してみましょう。

【逆光ではAFは無理?】


逆光と言っても、窓際でデイライトですね。

Z 6IIは逆光でピントが来ないとの噂もあるようですが、慣れてくると普通に来ます。というか来ないのがわからずで、現象が出るか現在確認中です。「瞳AF」とは別の問題として検証してますが、まだ出ないです。

しかも、今日RAW現像をザックリ行ったのですが、黒猫の描写に徹しているのがZ 6IIです!!ここは買ってよかったの一言です。

それでいてハイライトにも気を使っています。HDRはイマイチだったのですが、ここは「アクティブD-ライティング」を「標準」にしました。

ニコンのカメラ設定で「アクティブD-ライティング」をしておけば「RAW」ですと後に強弱の変更も可能です。シャドーが潰れにくいのとハイライトが飛ぶのを極力抑えてくれる機能です。Jpegでは最初の設定で反映されるはずです。「しない」とか「弱い」です。

スマホカメラにはそれはそれで良いところがありますが、これは本格的ミラーレスならではで、それほどレタッチしなくともRAWをTIFFに変換するだけの作業が多かったです。

TIFFは久々重かったですが。

もっと輝度差のあるショットもあるのですが、わざわざ見なくともといった感じです。

因みに、このショットもハイライトを少々いじった程度で終了です。もっと処理しろとお叱りを受けそうですが昔に比べ楽な現像です。

【撮影を重ねるごとに】

良い感じで撮れるようになりました。まだミラーレス機駆け出し人間ですが、「撮っていて楽しい!」これに尽きます。

他社のカメラも、想像ですが楽しいのだろうな~と。

カメラメーカー業界が全体的に盛り上がると嬉しいのですが。盛り上がってる?多分コロナや円安を乗り越えた先に明るい未来が!!

と、期待したいです。


【写真嫌いな ぬこ様】

最初は嫌がってたんですよ。まずiPhoneがダメ。それでも徐々に慣らしていきました。

本当にゆっくりです。家の ぬこ様だと約1年でしょうか。

今ではフルサイズもOKですが、Z 6IIは比較的軽量コンパクトで威圧感は低めです。特に35mmf/1.8Sは小型でいいです。

NIKKOR Z 40mm f/2も考えてます。

現在我が家ではiPhone12ProとZ 6IIですと、Z 6IIが有利です。iPhoneもほぼ無音撮影は可能なのですが無駄にストレージを圧迫します。

まあZ 6IIのRAWデータも重いですが。

明るい場所で、高画素機で ぬこ様を撮影したいという欲望もふつふつと。

贅沢ですね。

【ニコンの見解】

Z 7 & Z 6|デジチューター - サポート | ニコンイメージング
動物の瞳にピントを合わせて撮影する(動物AF)

これを見つけました。家のぬこ様だと、「顔が明るすぎる/暗すぎる場合」にひっかかるようです。

でも、瞳の検出は良いときは凄く良くて、露出もバッチリが多い傾向です。

これだけだと、自分とニコンとの間に差が感じられます。もちろんメーカーも研究されているのでしょうが。

URLの参考写真をみるに、かなり謙遜されているようです。ただピントが来ない場合があるのは事実です。個人的には、せめて横顔で瞳AFをロストするのをなんとかしてほしいところではあります。

【ペット様専用、有償アップデート】

これ、あってもいいんじゃないかと。

つま犬、猫、鳥、魚、くらいで瞳AFを可能とするソフトをインストールしたスペシャルモデルの販売です。

ペット様が家族の一員で、一緒にスナップを撮るご時世ですから。

需要があるのでは???スペシャルエディション+5~6万円。だめかなあ~???

Z fcであれだけ盛り上がっていたのですから。ねえ。

「大衆」向けだけじゃなく「メジャー」でもなく、「ニッチ」な産業を、オプションであってもいいかなと思うのです。

ぬこ様が、さらっと撮れればねえ。

もちろん、ぬこ様の写真が上手な方々はいらっしゃいます。

私が提唱しているのは、より多くの方々が気軽にミラーレス機で撮影を!と言うことなんです。

スマホカメラはスマホ、本格派カメラは本格の画質とハイテクを!

【本日の ぬこ様】


NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

本当にいいレンズです。写真の腕前はともかくですが。

これだけはRAWで撮影しNX StudioでTIFFに変換後Capture NX 2とAdobeのソフトで調整したものです。

カーテンのレースで、花嫁ごっこをしながらのショットです。え!?違うって???

でも、女の子よ~。ウエディングドレス作ろうかな~。

(⋈◍>◡<◍)。✧♡

取り敢えず、ほんじつはここまで。

お疲れ様でした。

追記

【ローアングル撮影】


このまま撮るわけではありませんが、全体的にはこのような雰囲気です。EVFが覗きにくい場合、モニターで確認もアリです。これは初期設定で自動切り替わりになっていますが、スイッチで切り替えも可能です。

カメラのモニターは明るく写っていますが、相当暗いのがお分かりいただけますでしょうか?

この暗さで、ぬこ様の右目に「瞳AF」でピントが来ています。(瞳を検出している)

よく見ると黄色で三角の印がマークされています。この状態ですと左目にピント「瞳」を変更させることが可能です。私はマルチセレクターで変更させますが前ピンが好きなので、この場合このままです。


次の瞬間、瞳をロストしてしまいましたが、顔は認識しています。私が希望しているのは、このシステムの強化です。

ただ本当に違う位置に被写体が動いた場合、AFロックオンがきついとピント探しが出来なくなる不便さもあります。加減ですね。

御見苦しい撮影現場をお見せしましたが、このような悪条件にも、ある程度耐えるのが現代の最新カメラZ 6IIのようです。

あとはカメラマンのセンスと腕次第???


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