-Have you ever seen the Wind?-

天体観察関係....。

写真撮影関係....。

双眼鏡など光学機器にはどっぷり。

最近はぬこ様を溺愛。

レンチの規格 ーCentimeter&inchー 及び天体望遠鏡のアイピースなどの話。

2019年02月09日 12時02分11秒 | 日記
赤道儀にレンズをジッツオのネジ一本で固定するのはかなり無理があり、ボルトとワッシャー(大きめ)で固定しようとしていた。

本来は、アリガタとアリミゾが望ましいのだが、予算的に...。

大ネジは㎝単位のレンチで間に合っていたし、前回購入したときも㎝の六角の穴だった。(一般的にはcm)



ところが、予備にと二本も購入していたのに紛失!!

慌てて購入したのだろうか?ネジ山はOKでも穴が違っていた。(あれ、ネジ山もアメリカ(イギリス)規格?)

要はレンチが1本あればよいのだが、セット販売しかなかった。(これだから地方の小型ホームセンターはなあ)

だが、大型の販売店までのガソリン代と労力を考察するに、ここで(地元)購入してしまった方が安い!と判断!


もう、仕方ないので買いました。今後、間違えて購入しても大丈夫であろう、鉄壁の布陣!?

まさか、レンチにもインチ規格があったとは!!(無知とはこのように恥ずかしいものです)


購入時、サイズが書いてあったはずなのだが見落とした!?
ボルトやネジ、ワッシャー、ナットのばら売りコーナーで購入。(これで意外と高価なのだ。)

ピンボケで申し訳ないが、見た目では判別不可能。

他には、カメラレンズにはメートルとフィートが未だに書いてあるし....。

インチは覚えましたよ。「1インチ=25.4mm」って。(1インチは親指の第一関節分なので、1インチで測るときはやりやすいのではあるが...。普段インチは使わない。)

ゴルフはやらないのでヤードはさっぱりわからん。


天体望遠鏡のアイピースもアメリカンサイズとか呼ばれ、「2インチと1 1/4インチ」ミリメートルで言うと「50.8mmと31.7mm」
もう、ややこしい!!!

確か、やまぽんが学生のころ使っていたアイピースのサイズ(バレル径)も異なっており、記憶が確かなら「24.5mm径の差込(ツアイスサイズ)と36mmのねじ込み式」だったような記憶が...。

特に36mmねじ込み式は取り付けが面倒で、24.5mmは覗きにくいアイピースばかりだった記憶がある。(ま、学生の分際でそんな高価なものは買えなかったし。)



話はそれるが、NIKON NAV-12.5HW/NAV-17HW の艶消しがイマイチとの話を聞いた。



写真で見てみよう。

今一つ判別しにくいが、カメラメーカーから出すのはこんなものでPENTAX XWと比較して、若干艶消しが弱い程度だが、実際天体を覗いてみて、コントラストが落ちるという印象はなかった。

天体望遠鏡メーカーの出すレンズ群は、猛烈な艶消しブラックで、実際これ、クリーニングするとレンズクリーニングペーパーに墨のようなものが付着し扱いにくいだけでなく、コーティングも一般的で非常に拭きにくい。

レデューサーやエクステンダーのクリーニングは、もうお手上げ状態!!

特に、レンズを抑えているリング付近は、拭きムラが酷く、通常は微小な塵が付着している程度ならブローで済ませる程度で十分である。

今流行りのフッ素加工なんてなくて、それどころか双眼鏡のように「傷に強いコーティング」や、「油膜をはじくコーティング」もない。

光の反射防止等の最低限のコーティングなのでクリーニングは非常に扱いにくい。

因みに、エクステンダーをメーカーでクリーニングすると2万円だそうです....。(オーバーホール扱いだそうです)

二枚のレンズなので自分でバラシても良いのだが、特殊な工具がないとこれもバラセナイ。

タカハシ製作所のレンズは、これまで扱ってきたレンズの中では一番扱いにくく、特にレンズクリーナーを使うともうダメ。

細かい塵は、もう気にしないことにして(撮影にはあまり影響ないが、リアのレンズはデリケート)ブロアーして済ますに限る。

どうしてもって汚れで一番良かったのは新品のセーム革だったかなあ~。

あとはプロサービスのレンズクリーニングの技術が無ければ対応出来ない。

(要はレンズを拭くのが苦手、下手糞ってこと)


もう、強烈な艶消しは天体望遠鏡本体と、それに付属する重要な部分だけでいいような...。

いくらコントラストを上げようと、扱いにくいのも実に困る。

眼鏡ほどではないにしても、せめて双眼鏡のクリーニングのしやすさくらいにはしてほしい。(素人考えですが)



【愚痴のついでに、まとめ】

天体望遠鏡のレンズも、もう少し扱いやすくして欲しい。

フッ素コーティングはともかく...。(カメラレンズのフッ素コーティングは非常に扱いやすい!!)

一晩、一回使用するだけで、レンズにはゴミが意外と付着するのですよ。


愚痴のついでにタカハシの鏡筒のバンドは非常に作りが悪い。(値段の割に)

あんな重いもの落下したらどうすんのよ!!

氷点下でも手袋は危険なので素手でやってますよ。

レンチも一種類にできないですかねえ~。

もう、あれは陽が沈む前に組み立てて、夜明けに撤収でないと危険。

でも、夜中の撤収もあるのよね~。


しかし、ボルトの規格には困った(=・ω・=)にゃ~♥


でわでわお付き合い、お疲れ様でした。


やまぽんの携帯ストーブ。MSRのウィスパーライト/PEAK1/ユニフレーム/

2019年02月01日 13時49分30秒 | 日記

当時、ホワイトガソリンで軽いとされた、MSRのウィスパーライト。

これは、プレヒートと言って、火を起こす前に一旦少量の燃料でプレートを(プレートの下?から発火させる)を暖めてあげなくてはならない不便さがある。
プレヒートとは本格的な燃焼の前に、一旦プレートを少量の燃料で燃焼させ暖める行為である。

この不便さが嫌いな人には向かないストーブ。
あと、プレヒートの際、豪快に炎を上げてしまうと煤が付くので、軍手も必要。(プレヒートの燃焼は2~3分、自分はしている。1分未満では短いかな?1~2分で十分だと思われる。)


中身はゴトクのフレーム(台座)と、燃料のボトル。当時画期的だったのはボトルに圧縮ポンプやらが直接付けられ、燃料交換は予備のボトルに、そのまま差し込みねじ込むだけで良いことであった。


脚を広げるのは、軽く力任せで。
見た目はシンプルで美しい。


ボトル側にノズルを差し込むだけで良い。


脚が浮いてしまう場合、ホースを、このフックにかけてあげると安定しやすい。


風よけも、華奢ながら超軽量のが付属されている。だが多少の風で炎が揺らぐことはないが、燃費を考慮すると使用したほうが良いであろう。
この風よけは、どちらかと言えば雪山用で、雪に差した方が強風時でも安定する。
テントに持ち込む場合は細心の注意が必要だ。(プレヒートはあくまでも屋外で行います。でもテント内向きじゃないよなあ~。)

問題は鍋に火をかけているとき、火力が落ちて再ポンピングしようとしたとき、ポンピングしにくいのと燃料調整のタブの位置であろうか...。

個人的には嫌いじゃない。

(なを使用していなくてもパッキンは劣化します。)




PEAK1

写真の初代ピーク1は19歳に購入し、二度のオーバーホールを経て未だ使える。(さすがに燃焼は新品と比較すると若干赤いが...。)

これも少し面倒で、やはりポンピングが必要なのと、そこにオイルが必要。(MSRはオイル不要)
だが、数回ポンピングして、いきなり着火したときの感動は忘れられない。
火力調整が出来たことも当時画期的?であっただろうか???
欠点は、少し重いことであろうか?
だが、当時若く、馬力もあったので撮影機材にテント用具もヘッチャラだった。

二泊三日くらいなら、予備の燃料は0.6Lで十分であった。(一人用として)


ポイントは矢印の逆方向に回して緩めて、数回ポンピングします。
緩めないと圧縮できません。


赤いレバーをLIGHT HIGHにして、百円ライターで着火。なを、ほんの少しの火花で燃焼開始する。
消化の時はOFFにするだけだが、ここで注意点として消した後でも燃焼している場合がある。(夜間暗闇では判別し易いが)
昼間では炎が見えないのでホワイトガソリン系は、消化して5分は放置したい。
燃料を給油する時も同様で、最低5分は待ちたい。(熱で引火することもある。)

メンテナンスはポンピングのゴムの交換と、燃焼部分を通過しているパイプの交換。どうしてもめずまりする。(たぶん煤)

恥ずかしながら、一度ボトルに引火させてしまったことがある。
これはどうやっても消えず、熱いけど(熱いというよりは痛い)手でキャップを閉めるしか方法がない。
間違ってもボトルからホワイトガソリンを屋外に放出してはいけない。







「最高の燃費」ユニフレーム(カセットコンロ、携帯タイプ)

これのフレームが折りたためるのを当時探していた。
メリットは燃料が、登山用品店で売っているガスタイプよりはるかに安いこと。3本セットで平均300円。

デメリットは、高山(1,000m以上)で火力が弱いこと。それから氷点下では燃焼しにくいことがあげられるであろうか。(気化しにくい)

もちろんそれ用のガスも販売されているが値段は、およそ三倍になってしまう...。


ただこの手軽さ、便利さ。
冬季なら主なコンビニ、スーパーマーケットで遠征中でも入手可能!!(互換性も高い)


+方向に回して、ライターで着火。消化は-方向で消える。


フレームは溝に落とし込んで、リングで締める。
ここが面倒なのかなんなのか、現在このタイプは販売されておらず、カセットボンベをダイレクトに接続するタイプになっている。(よって平らな所でしか設置しにくい。)


長年愛用しているが、このフック(ボンベを固定するところの金具)壊れそうで壊れない!!


収納時、非常に軽量コンパクト。




ウインドスクリーン。

少し重いがキャンプにも登山にも、クルマで移動時に使用も便利。
100円カセットストーブは、火力がやや劣るので風に弱い。
当時の値札を見てビックリ!¥1,800ほどする。

今時ならチタンでも売っているのだろうか?
それなりに重いので、よほどのことがない限り持ち歩かなかったがクルマでは便利。


【まとめ】

個人的には、ホワイトガソリンが好きである。
風にも強いし寒さにも強い。当然、高山、山岳では最強だ。
燃料もガスに比べ安いであろうか?

欠点はメンテナンスが必要な事。ストーブの扱いには手順があり危険であること。
燃料の給油時は、どうしてもガソリンが漏れてしまうのも問題だろう。(もったいない)



ピーク1にはこんなのも使用しています。

もう、私は時代遅れの人間なのだろう。
あの丸いガスストーブが好きになれないのである。(仕様上便利なので否定しているわけではない)


で、なんでこんなもの引っ張り出したかって?

それは天体写真撮影時、寒さに耐えきれずカップ麺でも作ろうかと...。

厳冬期は、温かいもの生き返るう~。

と、ジジイになってしまったのでした。(ノ・ω・)ノオオオォォォ-