はぐくみ幸房@山いこら♪

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タケニグサ

2020年08月02日 | 樹木・草花のお話

 伐採跡地や道端など陽当たりの良い場所に生えるタケニグサ。

 タケニグサはケシ科の植物で、高さ1~2mにまで成長する多年草です。

 茎は中身が空洞で、全体的に粉白を帯び、茎を切断すると切り口から橙色~黄色の乳液が出てきます。

 この乳液は有毒で、プロトピン、ヘレリトリンなどの成分が含まれており、食べてしまうと嘔吐、最悪の場合は死に至るおそれもあります。

 また、この乳液が皮膚につくと、体質によってはかぶれることもあるので、身近な危険植物の1つでもあります。

 

 葉っぱは、長さ10~30cmと大きな葉を展開させます。

 7~8月に白い花を咲かせます。

 

 有毒なのでシカも食べないと思いきや、新葉をちょびちょび食べたり、地域によっては、タケニグサを丸坊主にするくらい食べるシカもいます。

 タケニグサを食べた後のシカの生死は不明ですが・・・・。たぶん、お腹は壊しているんじゃないかな?

 

 タケニグサという名前の由来は、「茎がタケに似ているから”竹似草”」、「この草と一緒にタケを煮ると軟らかくなるから”竹煮草”」という説があるそうです。

 

 粉っぽい白色の茎なところ、

 茎の中が中空ってところ、

 そういうところが、タケに似ているって、ことなのかな(^_^;)?

コメント (1)
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