体中がイボイボのカエル「ツチガエル」。
その姿から「イボガエル」とも呼ばれていて、「触るといぼが出来る」という都市伝説がある(^_^;)。
触ってもいぼは出来ないので、ご安心下さい。
いぼは出来ないけど、触ると皮膚から粘液を出すので、それが、ちょっと臭います(>_<)。
体質によっては、この粘液で皮膚がヒリヒリすると感じる人もいるかもしれないです。
ツチガエルは、本州、四国、九州(大隈諸島や五島列島を含む)、国外では朝鮮半島や中国東北部などに分布しています。
北海道では、1985年頃に初めて確認され、養殖用のコイに混じって、幼生が持ち込まれた可能性が高いと言われています。
なので、北海道に生息するツチガエルは国内外来種という扱いになっています。
ツチガエルの体長は、オスが30~47mm、メスが45~60mm。
ご覧の様に、背中は灰褐色で、いぼがたくさんあって、触るとざらつく感じがあります。
お腹にも細かい斑紋が一面にあって、黒っぽく見えることも。
平地から山地と幅広いエリアで生育し、沼や河川、渓流など水辺に依存するタイプのカエルですね。
アリやバッタなど小さな昆虫やクモを捕食します。
「ギュー、ギュー、ギュー、ギュー」と、低音の声で鳴きます。
触ってもいぼは出来ない。
触ったときのいぼいぼ感が、ちょっと好き(^_^)v
だけど、ちょっと臭い粘液を出すので、気をつけて下さいね!