はぐくみ幸房@山いこら♪

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タマミズキ 実

2015年11月29日 | 樹木・草花のお話

 この時期になると、和歌山県の常緑樹林では、赤い実が良く目立つ「タマミズキ」という樹木が目につきます。

 正確には、10月~11月頃に赤い実を付けているんですが、ヤマザクラやウルシなどの紅葉に混じって、目立ちません。

 なので、それら樹木の葉が落葉した、この時期に目立つというわけです。

 我が家の裏山にも何本か生えています

Tamamizuki01 拡大→ Tamamizuki02

Tamamizuki04(落ちてた実)

Tamamizuki03(落ち葉)

 

 タマミズキはモチノキ科の樹木で、常緑樹に紛れて、よく生えています。

 裏山にあるタマミズキは、シカによって、剥皮されていましたが、枯れずに生きています

Tamamizuki_shikahakuhi

 これだけ、剥皮されても生き残っています

 

 ちなみにタマミズキのほかにも「イイギリ」という木も、この時期に赤い実が残っています。

Iigiri(ブドウみたいな付き方なので、違いは一目瞭然

 

 タマミズキもイイギリも、年を明けても残っていることが多く、あまり鳥たちが「好まない実」なのかもしれません

 

 ここからは、僕の(いつもの)妄想ですが、あまり鳥たちが好まない実をつけるのは、タマミズキやイイギリが子孫を残す1つの戦略ではないか。

 いくら鳥たちが好まないとはいえ、エサが少ない冬の時期に、木の実を残すなんて勿体ない

 ということは、タマミズキやイイギリの実を食べなくても、エサが豊富にあるのではないか?

 となると、エサが少ない年だと、仕方なく、タマミズキやイイギリの実を食べるしかない。

 そしt、え食べられた木の実は、鳥の糞とともに種も排出される。

 ほかの木の実が少ない時期、つまり、ライバルが少ない時期に、タマミズキやイイギリの実が食べられて、種を鳥たちに散布させるという戦略

 

 それっぽく聞こえますが、あくまで、妄想です。

 真剣に探せば、正しく書かれた文献があるかもしれませんね・・・・。

 知っている方、いらっしゃいましたら、教えて下さい

 

 ※2014年1月5日 初回投稿

コメント (1)
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