この時期になると、和歌山県の常緑樹林では、赤い実が良く目立つ「タマミズキ」という樹木が目につきます。
正確には、10月~11月頃に赤い実を付けているんですが、ヤマザクラやウルシなどの紅葉に混じって、目立ちません。
なので、それら樹木の葉が落葉した、この時期に目立つというわけです。
我が家の裏山にも何本か生えています
タマミズキはモチノキ科の樹木で、常緑樹に紛れて、よく生えています。
裏山にあるタマミズキは、シカによって、剥皮されていましたが、枯れずに生きています
これだけ、剥皮されても生き残っています
ちなみにタマミズキのほかにも「イイギリ」という木も、この時期に赤い実が残っています。
タマミズキもイイギリも、年を明けても残っていることが多く、あまり鳥たちが「好まない実」なのかもしれません
ここからは、僕の(いつもの)妄想ですが、あまり鳥たちが好まない実をつけるのは、タマミズキやイイギリが子孫を残す1つの戦略ではないか。
いくら鳥たちが好まないとはいえ、エサが少ない冬の時期に、木の実を残すなんて勿体ない
ということは、タマミズキやイイギリの実を食べなくても、エサが豊富にあるのではないか?
となると、エサが少ない年だと、仕方なく、タマミズキやイイギリの実を食べるしかない。
そしt、え食べられた木の実は、鳥の糞とともに種も排出される。
ほかの木の実が少ない時期、つまり、ライバルが少ない時期に、タマミズキやイイギリの実が食べられて、種を鳥たちに散布させるという戦略
それっぽく聞こえますが、あくまで、妄想です。
真剣に探せば、正しく書かれた文献があるかもしれませんね・・・・。
知っている方、いらっしゃいましたら、教えて下さい
※2014年1月5日 初回投稿