まっしぐら.com

やまぎわ大志郎が政治の現場で日々感じた事を綴ります。

9月5日(金)モザンビークといえば

2008年09月05日 | Weblog
ボツワナから隣の国モザンビークへ移った。モザンビークといえば?やっぱり答えが頭に浮かばない。この国もポルトガルからの植民地支配を受けた国だが、今ひとつこの国を植民地化する必然性がわからない、というくらいにアフリカ的に標準の国の一つだ。それでもいくつか面白い試みをやっている。その代表的なものがモザールという会社だ。日本からは三菱商事が出資していて、モザンビークの発展に少なからず寄与している。もともとモザンビークではアルミは採れないが、アルミを原料から純アルミに精製する工場をモザンビークに持ってきた。理由は安い電力供給があるからだ。これが功を奏してモザンビークを支える一大産業になっている。一企業の存在が一国に大きなインパクトを与えるということからしてモザンビークがいかに発展を必要としている国か容易に想像つくが、それでもこの試みはユニークかつ効果的だ。日本からモザールに出向している若い三菱マンをみて、日本もまたこの国から学べるなぁと思う。