滝の道

とまってごらん其の道を

ながめてごらん過の道を


滝はみえたかな?

篠沢大滝

2007年09月11日 | 山梨
 

所在地 山梨県北杜市白州町横手

カーアクセス 中央自動車道須玉ICから、篠沢大滝キャンプ場(山梨県北杜市白州町大坊1181 )へ、車高の低い、または高級、果たして土禁、もしくは禁煙車?は、ここに駐車。前記以外の車のみ、この先続く悪路を、篠沢橋(そこから先は一般車通行禁止)まで数分行きます。橋手前に2台ほど駐車可能ですが、満車の場合は左手の橋を越えたあたりに10台ほど駐車可能な空き地があります。

今回の篠沢大滝行は、5月に行われた"黒戸噴水滝ツアー"のリベンジでもあり、途中までの道のりは黒戸と同じ、篠沢橋から30分ほど林道を歩き、桑の木沢との分岐(表示有り)に指しかかったら、林道が続く左方向(右に行くと黒戸噴水滝)に進みます。

単調な林道歩きですが、さすが秘境道、毒蛇"やまかかし"が再三姿を現し、緊張感を持続させます。そういえば、道中、隊長のいっきさんが、車の鍵が無いと大騒ぎ、結局すぐ発見されましたが、以前黒戸の時も、"なぜ、篠沢に行かなかったのか ぜんぜん覚えていない"という前科もあり、一同騒然 人から記憶を消し去る秘境があると聞くが、この地だったのか ダイジョウブか隊長
隊長ダイジョウブ確認



分岐から20分ほど歩くと、林道右手にアルミ製のハシゴがあります。さぁ、ここからが大変。ハシゴに続く急坂の登山道をエッサホイサッ、指標も踏み跡も明確なので、滑落だけには注意して下さい。

  

坂を登りきり、なだらかに降っていくと、20分ほどで沢を渡渉する箇所に到達。
おおっ~、ここは南国かと見紛うほどの風景 場違いなホワイトサンドが陽に映えて、トレビア~ン
ここから滝へは10分程ですが、滝前はあまり落着ける場所が無く、是非ともここで休憩することをオススメします。川を流れる水も透明度抜群、とっても美味しいよ~
さて、ここからは左手の急登を残すのみ、滑りやすく荒れているのでくれぐれも御用心。尾根を登りきると、ほ~らっ

  

落差60m 上下2段の分岐曝 別名/四丈の滝
黒戸噴水滝同様、目にした時の驚愕は、雄叫びを挙げずにはいられません。午前中の訪問で、日の陰陽が激しく、写真上では”よくわかんなぁ~い”と思われる方もいるでしょうが、”そんなの関係ねっ” ちなみに、夕方の早い時間には、滝上に太陽が重なるらしいので、シャッターチャンスはその頃かな
なお上段の滝壺は到達不可(ロッククライマーOK)ですが、下段の滝壺にはなんとか行くことが可能です。でも危険な岩場ですから、気を付けてね~

黒戸同様、訪問客は少なく(ネット検索数も微小)、たち込める陰のパワーは絶大 しかし、その"自然そのものの滝ぶり"が滝者の心を揺り動かす。大きなお世話でしょうが、ここを見終わったあとは是非とも、すぐ近くの"尾白川渓谷"に行くことをオススメします。秘境の呪縛から解放されるためにも・・・

同行してくださった、いっきさん(隊長)・MUTYOさん(リーダー)、ありがとございました。
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銚子ケ滝

2007年09月04日 | 福島
1990年に制定された日本の滝100選に選ばれています。落差約48m・最大幅約27m、和尚山・石筵川に位置し安達太良山麓屈指の大瀑布。明治二十九年の山津波で、銚子の口が崩壊、現在に至ります。



所在地 福島県郡山市熱海町石筵(いしむしろ)

カーアクセス  磐越自動車道、磐梯熱海ICから母成グリーンライン方面へ、BGライン入口直前にある"石筵ふれあい牧場"の看板を右折し、3㌔ほどいくと、遊歩道入口。



あれっ?こんなとこだっけ~
おっ、そう思ったアナタは、立派な”銚子通” 滝通選手権Ⅱ予選免除です。でも、田中義剛にいじられるのはヤダな~
そう、ここは先程紹介した地点から、さらに数分走らせたところにある、広大な駐車場(空き地?)。滝への距離も、こちらの方が若干短縮なので、間違いなく"オススメ"



ここから滝までの距離は1.5㌔ほど、勾配も少なく、遊歩道も整備されていますが、最後の300㍍は、急勾配かつ380段にも及ぶキツ~ィ階段道(途中に崩落箇所有、要注意)、熊の気配も若干アリ、それなりの装備はお忘れなく。



30分ほどで到着。あっ看板だ、どれどれ・・・・
フムフム… お銚子に似ているから"銚子ヶ滝" 名主の娘が、干ばつを救うために滝壺へ人身御供… ( ..)φメモメモ…って、知ってるか?田中義剛

  

なみなみと”お銚子”に注がれる豪水は、ふくしまの水30選にも選定されており、透明度抜群。そのままでも滝前に近寄れますが、ちょっと無理して左岸に渡れば、"お銚子"にさわることもできます。百選に偽りなしの名瀑
ありきたりですが、ここでお銚子をかたむける、なんつっのもオツでしょうね~
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達沢(たっつぁわ)不動滝

2007年09月02日 | 福島


所在地 福島県耶麻郡猪苗代町達沢

カーアクセス 猪苗代磐梯高原ICから、中ノ沢温泉方面に向かい、そこから約3km(計50分程)。無料駐車場から滝まで徒歩5分。



安達太良山からの源流で樽川にかかる滝です。落差10m、幅16mの豪快な男滝は、ドラマ「風林火山」の冒頭シーンでもお馴染み、古くは、映画「里見八犬伝」で、伏姫が妙椿に会った場所のロケ地でもあります。



ご覧のとおり、豪快このうえない名瀑です。滝壺がないため、ゴロゴロした大岩伝いに、滝前まで容易に行かれ、かつ無理をすれば、裏見も可能(傘必須)。難点は、滝見客が多すぎて、ゆっくりできないということだけでしょうか でも・・・



すぐとなりに、ひっそりとたたずむ"女滝" 滝者ならば、ここを拠点とし、ひと気が無くなったと同時に、男滝に攻め込む というのも一考でしょう。

あと、私的なことでなんですが、いくら腹が減っていたとしても、滝から一番近くにある、洒落たレストラン(名は秘す)に入るのは"危険" 味はまあまあですが、なにしろ調理時間が尋常ではありません。その後のスケジュールが破壊されます。ハーブ園や老猫にかこまれ雰囲気は悪くないので、ディナーにでも・・・

コメント (10)
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