所在地 東京都西多摩郡奥多摩町
カーナビ検索 百尋の滝
日原街道(日原鍾乳洞方面)、バス停川乗橋付近
東京で唯一の百選滝といえば、云わずと知れた「払沢の滝」。
都民のみんなは、
「なんたって、トイレ駐車場完備だかんな」
「おおよっ、それにあそこのおでんは絶品だ」
「いやいや、ちとせやの豆腐ソフトもウマか~」
等々、絶賛の嵐 ほっさわの春はまだまだ続きそうです
しか~し… 忘れちゃいませんか
滝自体の魅力が欠けていることを・・・
近隣の山梨・神奈川の百選滝、すなわち、精進ヶ滝・七ッ釜五段の滝・仙娥滝、早戸大滝・洒水の滝といった、そうそうたる御大に敵うべくもないことを・・・
どこかないんかいっ
都民の怒りはもはや、沸点ギリギリ このままでは来るべき参議院選挙にも影響が… ダイジョウブなのか赤城農林大臣の吹き出物 でも~
だいじょ~ⅤⅤ 東京にも近隣の百選滝に劣らぬ、知る人ぞ知る名瀑"百尋の滝"があったんだっ~
そんなわけで、百尋の滝への出発点、細倉橋に着きました。なおここは、滝を有する川乗山の登山道入口でもあり、週末およびシーズンともなれば、団塊世代の登山ブームも相成り、中高年がいっぱい(あっ、わたしもだ)。喧騒を避けたければ、朝一からの出発がおすすめです。
先程のバス停"川乗橋"から、緩やかな坂道(舗装路)を徒歩1時間。川沿いの渓谷美を楽しみながら歩けば、ほらっ、もう着いちゃった、かな? でも実はね、鍵のかかっていないゲートのチェーンをソロ~リとはずして、車でササッ~と進入すれば、細倉橋までは、なんと10分程。どちらを選ぶかは、その日の体調次第でしょうが、バス停付近はほぼ駐車禁止地帯。いくら車両進入禁止と記されていても、鍵がかかってないんじゃ…
ちなみに私の訪問時、ゲートにはもちろん立ち入り禁止の看板、進入は躊躇したのですが、運よく奥多摩市の関係者(たぶん…)と遭遇、
「滝を観たいんですが?」
「おおよっ、どうぞどうぞっ」
と、チェーンをほどいてくれたばかりでなく、ゲートの開閉までしてくださりました(なお、ゲート突破はあまり誉められた行為ではなく、いわば暗黙の了解ということなので・・・)
とりあえず、おっちゃん ありがとう
さあっ、苔むした渓谷道にはいります。ヒトンチットに覆われ、足どりも軽やか
きしむベッドのような木橋もヒョ-イヒョイ
道中に見える滝もピョ~ンピョン
歩き始めて40分ほど、登山道(川乗山山頂には、さらに2時間)との分岐点に、百尋の滝の看板。矢印に従って、ほぼ垂直に立掛けられたハシゴを、ゆっくりと降りていきます。
・・・さぁ、顔をあげてごらん
木々に覆われた渓谷道から、光射し込む桃源郷へ。視界が現状を把握するまで、しばしの時間をください・・・
おおっ、まるでデフォルメされたかのような滝姿、きらみやびやかに堕ちていく水の流れは、まさにシルクの肌触り・・・ OHアンドレ~ &赤城大臣~
百尋の滝
東京ではたぶん最大級の落差(約40m)を誇り、10年ほど前の大崩落により欠落した下段の部分を入れれば、名前どうりの百尋(150~180m)級の豪滝。もっとも、その姿を見たわけでなく、推論はできないが、わたし的には現状の、"滝床広く、繊細な水の流れをもつ"今の姿で、"大満足"
文句なしに、星
さぁ、アンドレ帰ろうか
団塊の世代のおっちゃんたち、酒盛りもほどほどにな、ほな
って、あんたたち、これから山登るのに、そんなに飲んで、だいじょうV