滝の道

とまってごらん其の道を

ながめてごらん過の道を


滝はみえたかな?

石空川(いしうとろがわ)渓谷

2008年02月26日 | 山梨

クリック

所在地 山梨県北杜市武川町柳沢地内
石空川渓谷

最寄IC 須玉(中央自動車道)

駐車場 有(無料)

南アルプス鳳凰三山のひとつ地蔵ヶ岳といえば
そう、あなオソロシヤのドンドコ沢 
もう二度と行くもんか、と、以前この沢でのつらい修行体験を記したものの・・・
楽しそうじゃないか
ほんとはチョロイんじゃないか
犬と一緒に行ってくる
等々、真意がつたわらなかった。
甘くみてはいけない、この地はあまたの滝者を絶望の淵に追いやり、果てはこの世から葬っている。
よしっ、再訪だ

相反する胸のうち、そのドンドコ沢の反対側に同じく地蔵ヶ岳を源とする石空川渓谷があります。
主役は言わずもがな、日本百選滝選定の落差121メートルと東日本一を誇る「北精進ヶ滝」 勇壮な滝姿は、落差とともに東日本一も納得。
そしてその下流には、幾つもの岩段を持つ、まるで琴のような姿の「九段の滝」、また渓谷道ほど近くには、連瀑する「一、二、三の滝」がアナタを待っている。
それでは行きましょうか



売店も無く、簡易トイレ二基だけの駐車場から、吊橋をわたって渓谷道にはいります。
東日本一を誇る北精進ヶ滝を有し、渓谷道入口にはフォッサマグナの露頭部も見学できるというのに、人陰はまばら  
もちろん
それはとっても素晴らしい


クリック

フォッサマグナは素通りし、徒歩10分ほどで一の滝(魚止の滝)
他の山梨の滝同様、相変らず水透明度抜群 が、ここよりスケールの大きい二の滝が目に入ってしまうため、ほぼスルーパス


クリック

魚は止められても人はゆく 二の滝(初見の滝)
滝前が広いため、とても清々しい。


クリック

三の滝(見返りの滝)
このように三つの滝が連続して続きます。
所々介在する鉄製の橋が、少々景観を損ないますが、我慢我慢



若干荒れた感の遊歩道ですが、水がきれいなら、足並もキレイ
そしていよいよ・・・


クリック

15分ほどで、北精進ケ滝のぁぁ・・・展望台に到着。
残念 遠望です。ここより先は立入禁止
望遠鏡・レンズ必携 あっ、軍手もです。


クリック

チョイ氷瀑の北精進ヶ滝



展望台からは、九段の滝も見えます。
んっ クリックしてみろだと


クリック

なんだなんだ 滝前じゃないか
しかも素晴らしい
でも、まさかお前~
立入禁止を突破してしまったのかぁ~


クリック

どこでもドアをつかっただとぉ~


クリック

ついでに氷瀑も

当然ながら、立入禁止となっているので、九段の滝へのルートは記しません。
さして危険とは思われないので、たぶん魔物でも潜んでいるのでは
が、その先の北精進ヶ滝への道はMAX危険。普通の人では無理だと思われます。
コメント (2)
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尾白川渓谷

2008年02月17日 | 山梨

クリック(注 本文に戻る時は”BACK"してください) 

所在地 山梨県北杜市白州町

尾白川渓谷

最寄IC 須玉(中央自動車道)  

駐車場 有(無料)

水清らか、見晴らし絶景の渓谷道です。登山道も兼ねており、安易な訪問は危険ですが、案内板は詳細に整備されてるため、遭難の危険はまず無いと思われます。
数多く点在する滝が、見果てぬ夢を追い求めるアナタを癒します。
それでは行ってみましょうか



駐車場から竹宇駒ケ岳神社を越えるとほどなく、川を横切る吊橋があらわれます。
意外とゆれますが、こんなとこでビビッていたのでは、これからの過酷なプチ登山はムリ さっさと近くにある、尾白の森公園「べるが」に行ってしまえ~


(でもこれがまた意外と楽しい温泉施設なんです)


クリックよ

吊橋から5分 最初の景勝地「千ヶ淵」
う~んっ、水清らか
みえそうで見えない、奥の滝もすばらしい


クリックは

名も無き滝も、こんなに 水清らか
「千ヶ淵」を越えたあたりから、渓谷道はいよいよ険しくなり、鎖やロープに身を委ねる箇所もでてきます。

「遊歩道じゃねぇ~じゃん」
お気楽観光客からこんな声も
早く「べるが」に行きましょう


クリックか

これも名も無き滝 
戦士滝とでも名付けたい

 

歩きはじめて1時間 やっと名のある「旭滝」
看板には、日が当たると滝しぶきが七色の虹となりコバルト色・・・美しさは絶妙・・神秘な滝であります との記述

ええ~っ おおげさじゃない
だいたいどっちが旭滝かわからない
ひょっとして見逃したかもしれません



ほどなく断崖絶壁の景勝地「百合ヶ淵」
こわ~っ 足が震えます
これぞ 水清寺


クリック待って

「百合ヶ淵」をすぎると、木の根を頼りに急坂を登ります。
けっこうキツイですが、これをあがりきると かの龍神平
尾白川渓谷道でもっとも美しいといわれる「神蛇滝」を垣間見れる地点に到着です(ここまでおよそ1時間30分)
岩の向こうに、なにやら見えるでしょ
それではハイッ クリック

 
クリック    クリック


品格漂う、素晴らしい滝です。
上中下段の異なった滝がおりなす造形美は、時間を忘れさせ、いつまでも観ていたい気にさせます。
が見てのとうり、観瀑スペースはごくわずか 
見たい見たいと、ひっきりなしに訪れる人々が望むは
早くしろ 三脚など広げるな
もちろん弁当の蓋をあけるなどもってのほかです。
ステッキで、その先の奈落に突き落されてしまいます。

「神蛇滝」に陶酔する人々を横目に休憩を終えたら、とりあえずの渓谷道最終地点「不動滝」を目指しましょう。

ちょっとつかれたな~ そんな時は
ほどなく進行方向左手に、帰路の尾根道があります。
ムリは禁物 体調次第では「不動滝」を断念して帰りましょう。
「べるが」の湯に浸かりましょうよ



木々に蔽われ薄暗い箇所もありますが、30分ほど歩くと場違いな感の吊橋があらわれます。
渡りきったら、左手の坂を降ります。


クリック

「神蛇滝」とは対照的な、荒々しい豪の滝です。
もっと近寄りたい
んっ、ロープだ 
なんだかツルツルして、登るのは危険だが
でも、ここでがんばらなければ滝前には行けない

進むんだ吾郎


クリック

吾郎はやった


クリック

吾郎に拍手

ここからさらに登山道を進むと「錦滝」がありますが、崩落等などにより、かなり危険。引き返しましょう。もう充分満喫です。


コメント (4)
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竜頭ノ滝

2008年02月08日 | 栃木

クリック クリック

所在地 栃木県日光市中宮祠 

竜頭ノ滝
 
最寄IC  清滝(日光宇都宮道路)

駐車場 有(無料)

湯ノ湖から流れる水が、湯滝をへて湯川となり、戦場ヶ原をかけめぐる。
もうすぐ中禅寺湖 そんなところに、この竜頭ノ滝があります。
奥日光三名瀑のひとつで、紅葉の目安としても有名 季節を問わず多くの観光客がおしよせています。

さて滝としての魅力ですが・・・
私感ですが、あくまでここは日光滝めぐりの通過点 全長210mの高低路を堪能するには少なくとも40分がっ ましてや茶屋やみやげ屋でウロウロしようものなら、ゆうに1時間 日帰り温泉など入ろうもんなら・・・
日光には他に素晴らしい滝がたくさんあります。できるなら、120号沿いの上の滝駐車場には停めず、下にある滝壺直前の駐車場に、エンジンをつけたまま停車



30歩で到着したら、できれば25歩で帰還しませう~


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裏見ノ滝

2008年02月05日 | 栃木

落差19m、幅2m

所在地  栃木県日光市丹勢
裏見ノ滝

最寄IC 清滝(日光宇都宮道路)

駐車場 有(無料)

駐車場から500m、沢沿いにきれいに整備された遊歩道を歩くと、これまた綺麗な観瀑台に到着です。
 


おおぉ~、ここから見ゆるはみっつの滝 手前から荒沢相生滝、裏見ノ滝、荒沢白糸滝ですな そういえば途中に荒沢布引滝とやらがあるらしいが、見逃したわい わっはっはっ・・・

さてと、裏見とやらのウラにでも行こうかいな



んっ、道が無い 若君どういうわけじゃ
裏見ノ滝と名乗っておいて、そちをだますとは・・・
おぬしぃ・・・ワルじゃのぅ~ わっはっはっ

なぬっ、数年前から通行不能だと
わかっちょる、これはみてからに無理だ 

つまらんっ、裏をみれないなんて
せっかく良い風情をもっとるというのに、もったいないではないか


おおっ若君、ここで芭蕉が読んだ句じゃと どれどれ・・

 しばらくは たきにこもるや はげのはじめ
(わしもずいぶん、おつむがさびしくなった。当分ここにいて、人目をさけよう)

・・そんなわけない




 

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