滝の道

とまってごらん其の道を

ながめてごらん過の道を


滝はみえたかな?

尾白川渓谷

2008年02月17日 | 山梨

クリック(注 本文に戻る時は”BACK"してください) 

所在地 山梨県北杜市白州町

尾白川渓谷

最寄IC 須玉(中央自動車道)  

駐車場 有(無料)

水清らか、見晴らし絶景の渓谷道です。登山道も兼ねており、安易な訪問は危険ですが、案内板は詳細に整備されてるため、遭難の危険はまず無いと思われます。
数多く点在する滝が、見果てぬ夢を追い求めるアナタを癒します。
それでは行ってみましょうか



駐車場から竹宇駒ケ岳神社を越えるとほどなく、川を横切る吊橋があらわれます。
意外とゆれますが、こんなとこでビビッていたのでは、これからの過酷なプチ登山はムリ さっさと近くにある、尾白の森公園「べるが」に行ってしまえ~


(でもこれがまた意外と楽しい温泉施設なんです)


クリックよ

吊橋から5分 最初の景勝地「千ヶ淵」
う~んっ、水清らか
みえそうで見えない、奥の滝もすばらしい


クリックは

名も無き滝も、こんなに 水清らか
「千ヶ淵」を越えたあたりから、渓谷道はいよいよ険しくなり、鎖やロープに身を委ねる箇所もでてきます。

「遊歩道じゃねぇ~じゃん」
お気楽観光客からこんな声も
早く「べるが」に行きましょう


クリックか

これも名も無き滝 
戦士滝とでも名付けたい

 

歩きはじめて1時間 やっと名のある「旭滝」
看板には、日が当たると滝しぶきが七色の虹となりコバルト色・・・美しさは絶妙・・神秘な滝であります との記述

ええ~っ おおげさじゃない
だいたいどっちが旭滝かわからない
ひょっとして見逃したかもしれません



ほどなく断崖絶壁の景勝地「百合ヶ淵」
こわ~っ 足が震えます
これぞ 水清寺


クリック待って

「百合ヶ淵」をすぎると、木の根を頼りに急坂を登ります。
けっこうキツイですが、これをあがりきると かの龍神平
尾白川渓谷道でもっとも美しいといわれる「神蛇滝」を垣間見れる地点に到着です(ここまでおよそ1時間30分)
岩の向こうに、なにやら見えるでしょ
それではハイッ クリック

 
クリック    クリック


品格漂う、素晴らしい滝です。
上中下段の異なった滝がおりなす造形美は、時間を忘れさせ、いつまでも観ていたい気にさせます。
が見てのとうり、観瀑スペースはごくわずか 
見たい見たいと、ひっきりなしに訪れる人々が望むは
早くしろ 三脚など広げるな
もちろん弁当の蓋をあけるなどもってのほかです。
ステッキで、その先の奈落に突き落されてしまいます。

「神蛇滝」に陶酔する人々を横目に休憩を終えたら、とりあえずの渓谷道最終地点「不動滝」を目指しましょう。

ちょっとつかれたな~ そんな時は
ほどなく進行方向左手に、帰路の尾根道があります。
ムリは禁物 体調次第では「不動滝」を断念して帰りましょう。
「べるが」の湯に浸かりましょうよ



木々に蔽われ薄暗い箇所もありますが、30分ほど歩くと場違いな感の吊橋があらわれます。
渡りきったら、左手の坂を降ります。


クリック

「神蛇滝」とは対照的な、荒々しい豪の滝です。
もっと近寄りたい
んっ、ロープだ 
なんだかツルツルして、登るのは危険だが
でも、ここでがんばらなければ滝前には行けない

進むんだ吾郎


クリック

吾郎はやった


クリック

吾郎に拍手

ここからさらに登山道を進むと「錦滝」がありますが、崩落等などにより、かなり危険。引き返しましょう。もう充分満喫です。


コメント (4)
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篠沢大滝

2007年09月11日 | 山梨
 

所在地 山梨県北杜市白州町横手

カーアクセス 中央自動車道須玉ICから、篠沢大滝キャンプ場(山梨県北杜市白州町大坊1181 )へ、車高の低い、または高級、果たして土禁、もしくは禁煙車?は、ここに駐車。前記以外の車のみ、この先続く悪路を、篠沢橋(そこから先は一般車通行禁止)まで数分行きます。橋手前に2台ほど駐車可能ですが、満車の場合は左手の橋を越えたあたりに10台ほど駐車可能な空き地があります。

今回の篠沢大滝行は、5月に行われた"黒戸噴水滝ツアー"のリベンジでもあり、途中までの道のりは黒戸と同じ、篠沢橋から30分ほど林道を歩き、桑の木沢との分岐(表示有り)に指しかかったら、林道が続く左方向(右に行くと黒戸噴水滝)に進みます。

単調な林道歩きですが、さすが秘境道、毒蛇"やまかかし"が再三姿を現し、緊張感を持続させます。そういえば、道中、隊長のいっきさんが、車の鍵が無いと大騒ぎ、結局すぐ発見されましたが、以前黒戸の時も、"なぜ、篠沢に行かなかったのか ぜんぜん覚えていない"という前科もあり、一同騒然 人から記憶を消し去る秘境があると聞くが、この地だったのか ダイジョウブか隊長
隊長ダイジョウブ確認



分岐から20分ほど歩くと、林道右手にアルミ製のハシゴがあります。さぁ、ここからが大変。ハシゴに続く急坂の登山道をエッサホイサッ、指標も踏み跡も明確なので、滑落だけには注意して下さい。

  

坂を登りきり、なだらかに降っていくと、20分ほどで沢を渡渉する箇所に到達。
おおっ~、ここは南国かと見紛うほどの風景 場違いなホワイトサンドが陽に映えて、トレビア~ン
ここから滝へは10分程ですが、滝前はあまり落着ける場所が無く、是非ともここで休憩することをオススメします。川を流れる水も透明度抜群、とっても美味しいよ~
さて、ここからは左手の急登を残すのみ、滑りやすく荒れているのでくれぐれも御用心。尾根を登りきると、ほ~らっ

  

落差60m 上下2段の分岐曝 別名/四丈の滝
黒戸噴水滝同様、目にした時の驚愕は、雄叫びを挙げずにはいられません。午前中の訪問で、日の陰陽が激しく、写真上では”よくわかんなぁ~い”と思われる方もいるでしょうが、”そんなの関係ねっ” ちなみに、夕方の早い時間には、滝上に太陽が重なるらしいので、シャッターチャンスはその頃かな
なお上段の滝壺は到達不可(ロッククライマーOK)ですが、下段の滝壺にはなんとか行くことが可能です。でも危険な岩場ですから、気を付けてね~

黒戸同様、訪問客は少なく(ネット検索数も微小)、たち込める陰のパワーは絶大 しかし、その"自然そのものの滝ぶり"が滝者の心を揺り動かす。大きなお世話でしょうが、ここを見終わったあとは是非とも、すぐ近くの"尾白川渓谷"に行くことをオススメします。秘境の呪縛から解放されるためにも・・・

同行してくださった、いっきさん(隊長)・MUTYOさん(リーダー)、ありがとございました。
コメント (6)
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ドンドコ沢(南精進ヶ滝・鳳凰の滝・白糸の滝・五色ヶ滝)

2007年08月03日 | 山梨


所在地 山梨県韮崎市(鳳凰三山登山道)



カーナビ検索 青木鉱泉(山梨県韮崎市清哲町青木3350)

はじめに言っておきますが、この四滝を日帰りで観るには、かなりの体力・知力・根性が必要です。もっとも山慣れた健脚人からは、「たいしたことないわっ」と罵倒されるかもしれませんが、わたしのような、都会の垢に染まった俗人には、まさしく"修行" ポテチをむさぼりながら、好きなDVDを見るのが至福…なんてアナタ もし行かれることがあるなら、即刻、ポテチ禁止ですぞ
 
さぁ青木鉱泉に着きました。思いのほか立派な建物、なにしろ地蔵岳2764m,観音岳2840m、薬師岳2780mからなる、日本百名山のひとつ鳳凰山への登山道の起点、儲かってるんでしょう 
もろもろチェック指標されたドンドコ沢登山道へ進みます。

 

山シダに被われ、湿気ムンムンの道を抜け、沢沿いへ、そして再度ムンムン街道へと、しっかと登っていきます 山道は上がるほどに、幅が狭くなります。疲れた~、さぁ、そろそろ休憩しよっ と思っても、休憩できそうな場所には、すでに団塊世代の登山パーティ-が
「若いのはさすがやな~
「どうぞ、どうぞお先に~
しかたありません、ひきつった笑顔で登り続けます。



ひたすら登り続けて2時間弱、"南精進ヶ滝”に到着です。
 ううおおぉぉぅ~~~
とりあえず叫んでみたものの、滝の全貌が見えません。画面下の大岩を乗り越えなければいけないのです。岩には、とっかかりがあり、登るのは簡単、でも降りるのが、とっても危険 なぜなら、岩の中央から左が、断崖絶壁・奈落の底 落ちたら、まず助かりません・・・



で…結局、這いつくばりながら乗り越えましたよ。約50m程の二段曝で、とにかく水飛沫が凄いスゴイ これは滝好きなら、見なきゃソンソン、おすすめ 
なんかむしょうに駆回りたい気持ちをぐっとこらえ、例の大岩に向かいます。
「キケンです キケンです…」
車載するGPレーダ-が、取締りが近づくと発せられる音声が、この場面で、わたしの脳内を駈巡ります。第一歩がなかなかでません。なんとか三点確保を心掛け、意を決しなければ… はたから見れば、宴会のツイスターゲームに熱中するオッサンですが、そこに見えるは、柔肌ではなく、岩肌と奈落

ありがとう 山の神様 なんとか降りられました。
でも、あとから来た団塊パーティー まさにヒョイヒョイと昇降していきました。
はいっ、わたし小心者です

素晴らしき南精進ヶ滝をあとにし、さらに山を登ります。
変わりばえのしない坂道をひたすらと… 
「おまえは山が好きなのか?」
「なぜ山頂までのぼらないんだ?」
「もっと楽しい顔をせんかいっ!」
山の神が容赦なく問い掛けます・・・

時折りのぞく空に、ガスがたち込めてきた頃(1時間弱)、鳳凰の滝の看板が現れました。
でも、ここはスルーします。事前の情報収集により、鳳凰と、最後の五色ヶ滝は2番めの看板に従った方が、なにかと都合が良い(疲労?)とのこと。しばらくすると、ほんとに"鳳凰の滝”の標識  
さぁ、どんな滝だ



ガスで見えましぇ~ん
実際、Vの字になった左の部分が幽かに判別できる程度。そのうち見えるだろうと、右側の藪道をはいっていくものの、ガスの気配は強まるばかり・・・
残念 予定では、川を渡渉し、本来観ることのできない向って右の箇所も、この目に焼付けておこうと思ったのだが、それもかなわぬ・・・
撤退じゃ~ いざ、次なる"白糸の滝"へ

目に入るは、延々と続く登り坂。あるときは岩をたよりに、かたや木の根に命を託し・・・ ああっ 山登り キツイよ…でも戻れない



1時間強の登り荒行を終え、辿り着いた"白糸の滝" が、依然ガス地獄
今回は"修行"と悟った今、ガスなどへっちゃらです。あわてず、騒がず、買ったばかりのキャンプ用バーナーで茶を沸かします。ここは見晴らし(霧中だけど)もよく、なによりスペースが広く茶室?に最適です。ちょっと一服、あわてない あわてないっ すると・・・

 

霧が晴れてくるじゃありませんか 
200m程先の遠望になりますが、幅広の滝口から迸る水飛翔は、豪快そのもの。どこが白糸なんだか 命名者の見識を疑わずにはいられません。
30分ほど休憩して、いざ出陣です。

 

キツイ登山が続きます。持参した水は底を突き、沢水をすすります。
だいじょうぶなのか俺 自問自答の1時間後、"五色ヶ滝"の看板が…
覚えてますか はいっ、スルーですよ~  そしてすぐ、2つめの看板  
おおおおおおお~ これがっ・・・



ドンドコ沢滝巡りのクライマックス"五色ヶ滝"です。ちなみに最初の標識からのルートの場合、滝を見上げるようにしての初景、わたしのように2度目の標識に従うと、このように見下ろす形で、全景を目の当りにできます。さぁ、あなたはどちらを選ぶ

   

標高2000mを越えているのに、この水量 驚愕せざるをえない、独特の雄々しい滝姿。
美しすぎる・・・ OHジョセフィーヌ
おまけに特筆すべきは、この広々とした滝前広場 あっちいったり、こっち行ったり、寝ころんだり…滝下直下もいけるんだ 最高だ、おすすめ名瀑

 

僕は忘れない・・・
滝を観ながら食した、骨付きポーク入りチキンラーメン&焼きおにぎり


 
ああぁ、帰らねば・・・、時刻はとうにお昼を過ぎている。
なお、日帰りの場合、五色ヶ滝は2時前には出発しないと危険  私の場合、1時半に下山しはじめて、青木鉱泉に着いたのが、ほぼ5時。道中、木々に覆われて真っ暗なんてとこもありますし、なんといっても、くだりはヒザにくるくる、最後の方はカクカクでしたよ。

なにはともあれ、この"日帰りドンドコ沢" わたしの独断で "滝者(タキモノ)の踏絵"とさせていただきます。
あとちょっとの山頂も見ないで、引き返すなんて、"タキモノ"以外、できることじゃ、あ~りませんよね~








  































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的様

2007年06月12日 | 山梨


山梨県南都留郡道志村谷相

国道413号を山中湖方面へ、左手に"道志の湯"看板が見えたら、そこに向かいます。ひっそりとしたたたずまい、隠れた秘湯。さぁ、日々の疲れを癒しましょう でもその前に~、そこから5分ほど道なりに、山道を走ってみましょうか…  すると



こ~んな、迸る水を眺められるんだ

んなわけで"的様(まとさま)"です。かの源頼朝が、狩りの腕前を自慢したいが故、川に的を作らせ、矢をビュンビュン放ったという、伝説の場所です。ちなみにトップの画像が、その的なんですが… どうみてもヒラメですね

 

的様のすぐ下にある滝です。落差は無いもののとても水清らか、滝前も広く開放感たっぷり、ちなみに程近い"水源の森・そば処"のそばがきも"清らか"たっぷり"で、びっくりするほど美味しいよ。

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雄滝・雌滝

2007年06月12日 | 山梨
 

山梨県南都留郡道志村小善地
両滝とも落差10m程



雄滝です。とっても男らしいですね。



雌滝です。う~ん女性らしい。

国道413号沿いに大きな看板があり、そこから5分程で両滝が眺められる場所に辿りつけます。
夫婦で行くも良し、カップルで行くも良し、ひとりで行って、だからなんだとつぶやいても…良し
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仙娥滝

2007年05月25日 | 山梨
  

山梨県甲府市、水晶発祥の地として有名な御岳昇仙峡にある滝です。「日本の滝100選」にも選ばれていますが、高さは30m、山梨県には他に、数多くの名瀑があるのに、なんで と思わずにはいられません。
 
 
ちなみに、昇仙峡には多くの駐車場がありますが、おすすめは滝上です(売店で千円以上買い物すれば駐車可)。滝にも近いし、お土産屋もいっぱい。金持ちになれたり、試験に受かったり、恋が成就したり………そんな素晴らしい水晶が500円程度で手に入ります(50万円のもあるけどね)。もちろん週末ともなれば、そんな亡者となったおばさんさんたちが、遊歩道を埋め尽くし、「日本のおばさん100選」も楽しめます
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黒戸噴水滝

2007年05月04日 | 山梨
  
この滝は、山梨県白州町、釜無川支流、大武川源流部の沢である桑の木沢の一般最終地点に位置します。およそ70mの段曝で最上部の滝口が噴水のような流れをつかさどり、滝者の心を凌駕させます。
道中の目安としては、篠沢大滝キャンプ場の先を、車で行けるところまで行き、林道を経て、滝道を進みます。えっ、なに篠沢大滝って?まっ、それは次回ということで
   
道中、多くの滝が観られますが、間近で見られる滝は4滝(上から、桑の木滝・黄門の滝・くの字滝・朝日滝)です。

今回は滝慣れた方々とのオフ会のため、道中迷うこともなく、無事、噴水滝に辿り着けましたが、単独行、もしくは、安易な気持ちでの滝行はお酒くださいね

それでは、黒戸噴水滝です。
     

黒戸噴水滝の道
  この圧倒的な滝姿、たしかに素晴らしい。が、どことなく潜む陰の影。訪問時GW中にもかかわらず、すれちがった人は皆無、負のパワーが人をよせつけないのか・・・・それでも、わたしは滝を行くドンドコと。
今回、同行してくださったMUTYOさん,いっきさん,U1さん,tanisokoggさん,MIMIさん
ありがとうございました。



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