今まではNHKの大河ドラマは余り見たことがなかった。しかし、今回の「麒麟がくる」は初回から見ているが、秀吉びいきの私としては少々面白くない展開に少し引いて見ている。確かに今回は光秀が主役で、秀吉は引立て役なので已むを得ないのかも知れない。それにしても秀吉の描き方は気に食わない。恐らくドラマの構図は悪役として信長&秀吉、善玉として光秀&義昭、そしてレフェリーとして朝廷という立ち位置になるのであろう。つまり光秀は信長が自分や朝廷が期待した「麒麟」ではなく、新しい「麒麟」出現のために障害物となる信長を除いた。これがドラマ上「本能寺の変」を起こした最大の理由たと言っているように私的には思える。そして新しい「麒麟」に家康を見立てているのでないか。そのために必要以上に信長を暴君に、秀吉を腹黒い策謀家に描いていると見た。作者は光秀が自分を犠牲にして、新しい麒麟出現のための捨て石になった。このことが後に「新麒麟」家康が、豊臣氏を滅ぼして260年余の太平の世をもたらした原因となった。結果として光秀の起こした「本能寺の変」は、決して意味のないものでは無かった。そしてこれが作者が言いたかったことだと推測しました。果たして最終回はどうなるのでしょうか?
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