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温泉漫遊記

国内の温泉施設、特に共同浴場や日帰り温泉施設を中心にした入湯記です。

今年の初湯はさしま交流センター「湯楽里」へ

2021-01-07 21:11:12 | 日記

今年の初湯は、今までに数回訪れている茨城県坂東市のさしま交流センター「湯楽里」です。定番の「100の湯」がコロナ禍により休業しているため、やむを得ず坂東市まで足を延ばしました。ここはプールも設置されており、温泉と両方を楽しむことが出来、さらにコスパが良いことも理由の一つです。以下は8年前に最初に訪れた時の入湯記ですが、一部現時点に合わせて加筆修正しています。また浴槽の写真はよりHPより転載。

 公共施設で浴場の他に、プールやジム等を備えた総合的健康増進施設である。周囲を山林に囲まれた鄙びた場所にあり、隣にごみ焼却場があり、プールにはそこで加温された湯を使用しているようである。外観は白亜の近代的な建物で、内外共に清潔、綺麗であった。最近のコロナ禍に対応すべく、受付で手の消毒、体温測定、氏名や住所記帳が必須である。体温37.5℃以上の方や体調不良の方は入場禁止です。感染症対策はほぼ万全であり、さらに食堂、サウナは閉鎖されていた。また有難いことにここでは下駄箱やロッカーが煩わしいコイン返却式では無く、小銭は必要が無かった。受付も若い女性の二人組で、応対も頗る懇切丁寧であった。大広間や小規模ではあるが食堂(休業中)、売店もあった。浴場は和風と洋風の2タイプで、夫々一週間ごとに入替である。露天風呂とジャクジーは両者に共通であるが、違いは和風には内湯として岩風呂、檜風呂、水風呂、ドライサウナが、洋風には内湯風呂、炭酸泉風呂、ミストサウナがあることである。筆者が訪れた時は男性が和風であったので、洋風の詳細は不明である。ジャクジーは一段高くなった所にあり、本体がポリ製で3~4人用、檜風呂は長方形で縁のみ檜で他はタイル貼り、一度に10人程度は入れて一番広かった。また、岩風呂は縁に石を貼り付けただけで他はタイル貼り、5~6人用、手摺が付いていた。露天風呂は建物の縁を利用したもので屋根付、周囲は板塀に囲まれており眺望は無い。湯色は無色透明、湯温は各浴槽毎に微妙に違い露天風呂が42度、岩風呂が41度弱、ジャクジーと檜風呂が40度弱であった。湧出量が毎分37.1リットルと少ないので循環湯とわれるが、ほどんと塩素の匂いは感じられなかった。以前は入浴当初にはスベスベ感が少しあったが、時間の経過と共に消失した。しかし今回はかなりあり、さらに消失することも無く、最後までしっかりと残っていた。湯口は各浴槽とも壁面にあった。さらにシャワー付カラン、シャンプー等のアメニティも完備、洗い場にも仕切り板があった。前回までは湯質的には湧出量が少ないので止むを得ないと思っていたが、今回は湯感の変わり様に驚いた。湧出量は温泉分析書によればほどんと同じなのに、この湯感の変化の原因は謎である。料金の安さや設備等を勘案すると、近所にこんな施設があれば毎日でも利用したい施設である。(温泉データは平成30年4月10日現在)

1.所在地     茨城県坂東市寺久1290       
2. 電 話    0297-20-9822

3.入浴料金   700円(但し65歳以上は400円) 浴場のみは500円(65歳以上300円)  
4.営業時間   火曜~土曜/10時~21時 日曜、祝日/10時~21時

5.定休日    月曜日
6.
源泉名    寺久の湯
7.泉  質    ナトリウム―塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・温泉)
8.源泉温度    34.2℃ (前回は39.8度)                  
9.PH値       7.7  (前回は7.6)

10.湧出量   毎分37.1ℓ (前回は毎分37リットル)(掘削・動力揚湯)  
11.知覚等   黄色澄明、塩味、鉱物油臭、ガス湧出有り
   
    外観    玄関前掲示板  男女浴室入口      檜風呂
  
   岩風呂     ジャクジー風呂    軒下露天風呂

 

 

 

 

 

            
      

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