2021年春季リーグ戦第7週第2日目第1試合
2021年5月23日(日)観客3000人(上限5000人)
法大 000 000 000 =0
東 大010 100 00X =2
法政投手 ●山下輝、平元、古屋敷ー大柿
東大投手 ○奥野、西山、井澤-松岡泰
腰椎ヘルニアも改善してきたのでリハビリを兼ねて、本日は、神宮球場で東京6大学野球、法政対東大2回戦を今季初生観戦。
昨日と違って天候もよく、半年ぶりの神宮球場。今週はプロ野球併用日なので第1試合は午前10時開始。
幸運にも東大が2対0で法政を破り、3引き分けを挟んでの連敗を64でストップ。
早慶以外は、今日で最終戦。最終戦で東大の勝利を見られてラッキーだった。
試合は、東大は4年生の奥野が予想外のリーグ戦初先発。法政が山下輝。
奥野は40年連続、東大合格者数1位の東京、開成高校卒の4年生。これまで故障と制球難で、期待外れだったが、今日は、入学以来最高の出来。5回投げて2安打、1四球、無失点に抑えリーグ戦、初勝利。
以降2番手の西山が2回無失点、締めくくりに昨日先発して7回3失点のエース井澤が連投で2回無失点で締めくくった。
3投手で3四球。投手陣が四球を乱発しなければ東大は勝てるのだ。
打線も今季は盗塁など足を生かした攻撃が目立つが、この試合も、足を生かした攻撃に適時打で2得点。
両チーム、ミスもあったが、何とか東大が2点で逃げ切った。
現ヤクルトの宮台がエースだった時、法政に連勝勝ち点を挙げて以来の勝利。ちなみにリーグワースト連敗記録94連敗をストップしたのも法政戦。
法政は昔から、顔ぶれだけを見れば6大学1なのだが、もろいところがある。
この試合、東大は6安打、2四球、2得点、1エラー、3盗塁。法政は、4安打、3四球、無得点、1エラー、2盗塁。
これで今季、東大は1勝8敗1引き分け。勝ち点1.5ポイント。
最終的に点差が開いた試合も少なくないが終盤まで、後一息で勝てそうな試合も負けの半分以上ある。
走塁は6大学1の盗塁数で失敗も少ない。守備も打撃も数字的にはいまいちだが、内容が大味だった数年前よりも非常に締まってきた。
後は、投手陣が制球力を中心に強化できれば最下位脱出も可能に感じる。
井手監督体制の成果が着実に出て居ると思う。ちなみに第2試合は明治が立教に4対1で勝ち、慶応の優勝が決まった。