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この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

2010-09-05 20:14:24

2010年09月05日 | 日記・エッセイ・コラム

2010090306170001 好きです。おぎのや峠の釜めし。

僕たちは黒戸尾根の往復で10時間半かかったが、akiさんは何と8時間半で行った事があると教えていただいた。しかも睡眠1時間。

とんでもなく速いなあと思って、黒戸尾根の情報をネットでいろいろ探してみるとトレイルランニグでこの尾根を登っている記録をいくつかみつけた。その人たちの記録をみると何と登りで2時間半かかっていない記録を見つけた。恐ろしいくらいのスピードである。下りも1時間40分ほど。僕たちが頂上に着いていない間に下山しているのである。笑ってしまうくらい速い。なんだか登山とは少し違ったような気がした。靴も登山靴ではなく軽いトレイルランニングシューズというものがあるらしい。

たしかに同じ山を登るたびにタイムは少しでも早くなりたいとは思うが僕にはトレイルランニグはとても無理である。高校生の頃、国体の山岳競技に出場したことがあるが、あれは3人1チームで35キロの荷物を分けて背負い山の特区間(タイムを計る区間)を走りタイムを競う競技であった。それが三日間続くのである。

とにかく辛かった思い出しかなく、登山とは全く違うものであった。今あんなことやったら何日かは寝込むだろう。

まあ山というものはいろんな楽しみ方があるんだなあと思いました。