この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

最近の子供達の様子

2008年04月29日 | 子育て

P1110899 ヘンテコケーキ(息子作)

GWで子供達が家にいる。僕は仕事で遊びには連れて行ってやれないので、自分達でいろいろ遊んでいるようだ。

今日は最近作った畑にジャガイモを植えた。畑が好きな子供達もよく手伝ってくれ楽しく植え付けをした。収穫が楽しみだ。そしていつの間にか息子がケーキを焼いていた。知らない間に作っていたのでどんな作り方をしたのか定かではない。息子の友達のタケシと娘と三人で食べていたが、一口食べて残していた。僕は怖くて食べていない。娘は三輪車が好きだが、普通に乗らない・・・。


新穂高の湯再開

2008年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム

P1110881 もみじの植樹

新穂高にある川原の露天風呂、「新穂高の湯」が冬季閉鎖が終わり再開のため掃除を行った。湯温36℃とぬるめですが、今日から入ることが出来ますので、野趣あふれる露天風呂をお楽しみください。あわせてもみじの植林も行いました。ロープウェイに向かう途中の直線道路沿いにもみじが増えました。秋が楽しみです。


畑作りその2

2008年04月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Pap_0160 息子と違って余裕の悪友

畑作り4日目ようやく畑らしくなってきた。とにかく石が多く根気と取り除いていくのだが、だんだん石がジャガイモに見えてきた。

近所に住むSHOちゃんがバーク堆肥を分けてくれたので、早速ペーローダーで3杯運んだ。それから悪友が手伝いに来てくれて耕耘機をかけてくれた。そうすると見違えるほど土が軟らかくなり畑らしくなってきた。夕方今度はしんちゃんが、なんとトラクターを持ってきてくれさらに耕してくれた。

P1110877 土はフカフカです。

自分が好きでやっていることだが、いろんな人が協力してくれ本当に助かった。感謝である。皆さんありがとう!収穫祭をお楽しみに!


春山情報

2008年04月21日 | 山岳救助

P1110875 槍ヶ岳飛騨沢の様子

本日、北アルプス飛騨側の偵察を行った。GWに向けて山に入られる登山者に少しでも参考になればいい。

今年は例年並に積雪があります。

西穂高独標からの稜線、30センチ~1mの積雪。穂高岳山荘2~3mの積雪。槍ヶ岳~穂高に至る稜線1~2mの積雪。涸沢岳西尾根約1.5mの積雪。槍平小屋約3mの積雪。双六岳周辺2~4mの積雪。小池新道大ノマ周辺はまだまだ雪崩に充分な警戒が必要。笠ヶ岳~抜戸の稜線はいつもの年よりセッピが小さいが崩落の危険はあり。 今年はGW中の双六岳小屋の営業はいたしません。 余裕をもった登山計画で春の山を楽しんでください。

P1110876_2 穂高の様子


畑作り

2008年04月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Pap_0153 必死の息子

最近、無性に畑で作物を作ってみたくなった。

今まで小さい畑はあったが、もっと大きくしようと思い、まずは畑作りからとりかかった。それがなかなか大変である。まず小さいパワーショベルで土を起こし石を取り除く。そして、しんちゃんから耕運機を借りてきて耕耕した。昨日からやり始めて、今日も朝から取り掛かり夕方までかかった。明日は石灰を撒き、畝を作れるかな。野菜やハーブ、難しそうだがやってみよう。


四ッ岳北面

2008年04月14日 | 山行記録

P1110865 大滝川渡渉点

今日は平湯から四ッ岳北面へ、行って来た。

出発は遅く、家を9時半頃の出発となった。向かう途中でいつものミット君をだめもとで誘ってみたら、仕事が休みで行けるということだったので、二人で行くことにした。この人も物好きである。

平湯を10時20分に出発。気温も高くざくざくの急斜面を登りきった所で先に登っていた怪物SS木君が滑り降りてきた。上部は濃い霧でだったので森林限界付近で引き返してきたとのこと。大滝川を渡り、北面台地に登り上げ快調に登り続けた。昨晩降った雪のお陰でこの時期しては珍しくパウダーとなった。2300mを超えたところでガスが濃くなり時間も無くなってきたのでここまでとする。帰りは快適パウダーである。ミット君もこんなに楽しく滑れるなんて思っていなかったと喜んでいた。本日も楽しい一日であった。

ミット君の華麗な滑りをご覧ください。


自転車は楽し。

2008年04月12日 | 子育て

最近息子が補助輪なしで自転車に乗れるようになった。

最初のうちはとにかく怖かったようだが、僕が支えながら二人で必死に練習した。転んで泣いてもうやめたいと泣き言を言ったりもしたが、何とか努力が実ったようだ。これで息子も何事も一生懸命に取り組めば必ず報われるということを、少しは学んだかもしれない。山登りもそうかもしれない。辛い登りに耐えながら必死に頂を目指せば必ず頂上に立つことができ、素晴らしい景色と感動が待っているのである。必ず成し遂げるという高いモチベーションは仕事や、遊びでも大事な事であると思う。最近テレビ番組で21歳で肺がんになった日本人のフィギアスケーターが病に負けることなくオリンピックに出場したという話題を放送していた。命にかかわる病気になったのに、自分のやらなければならないことを、しっかりと見つめ練習に励んでいる姿に僕も勇気をもらった。生きている限りいろんな試練が誰のでもやってくるが、息子にはそれに立ち向かっていく強い心を持っていってほしい。


あれから2年

2008年04月09日 | 山岳救助

P1110842_2 今日の穴毛谷

今日4月9日は僕にとって忘れられない日である。2年前のこの日左俣谷、穴毛谷で大規模な雪崩が発生し山スキーヤー4人が巻き込まれ亡くなってしまったのである。雪崩発見から通報、捜索、遺体発見まで、救助隊員として関わり続けた。

毎年春になると穴毛谷の様子が気になるようになった。かつて僕も山スキーで穴毛を登り、笠ヶ岳山頂から滑降したことがあるが、その雰囲気は日本離れしていて、素晴らしい景観である。それに憧れて入る登山者がいるが、雪崩の巣でもある。

今日、今年の様子を見に行ってきたが昨年より雪が多く、雪崩が出た跡もある。美しいその谷は、恐ろしい顔を持っている。


東京旅行その2

2008年04月03日 | 旅行記

P1110729 六本木ヒルズ森タワーは巨大だった

普段山ばかりに囲まれ見ている僕たち家族にとって東京の街はとても新鮮だった。大自然の中では人間の存在はちっぽけな物に感じるが、東京の人の多さの中でも自分の存在が如何に小さいものかを感じさせられた。東京はどこに行っても何をしてもとにかくお金がかかるし、並ばなければならない。平日行動の僕にとっては慣れないことであった。

P1110746     P1110752

東京タワーの中にある不思議なアート館。

情報が溢れ住んだら楽しいであろうと思うが、やはり僕はいつも自然に触れ季節の移り変わりなどを感じながら生活するほうが好きである。インターネットなどの普及で都市との情報の距離もかなり短くなっているはずである。今度はグルメを目的に三ツ星レストランなど巡ってゆっくり東京見物をしてみたい。

P1110764 河口湖からの富士山