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この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

2010-08-20 21:15:33

2010年08月20日 | 日記・エッセイ・コラム

2010082013240000_2 こんな風景が続く。

今日、昼休み軽トラで山ノ村へ用事に行ってきた。

山ノ村とは神岡町の、ある地区でいろいろなが集まった場所の通称である。

はとてつもない豪雪地帯だが今の時期は高原の空気に包まれてなんとも爽やかな場所である。

標高は1000mくらいで初めて訪れた時は普段の生活とは時間の流れ方がゆっくり流れているようでまるで別世界の気がして驚いた。

2010082013230000 蒲の穂もたくさんある。

この時期、奥飛騨は観光客の車でゴッタ換えしてなんだか騒がしいが、山の村はほとんど地元の人の車しか走っていなく今日も本当に別世界であった。

気温も町の温度計は34度を示していたがここはなんと27度。湿度も低く風もあってきもちがよかった。

2010082013290000 道の脇には岩清水が沢山あります。

日本のほとんどの場所は開発が進んでいるが、ここは観光地化されず旅館も無く(1軒あるが)訪れる人も少ない。

冬になれば大規模林道は除雪されないので行くのにさらに厳しくなる。

しかし、ここはそれでいいと思う。(生活している方は大変だけど)いつまでも静かでこのままの山ノ村であって欲しい。

2010082013280001 水は冷たかった。