白山、砂防新道沿いに地中から染み出ている延命水があった。帰りにペットボトルに頂き、小松のおじさんの所へ持って行き、その水でコーヒーを沸かし少しでも病気が良くなるよう願いながら二人で飲んだ。白山は日本三霊山の一つで古くから信仰の山として崇められてきた。全国にある白山神社の総本山である。
白山下山後、その付近の温泉を探したら、すぐそばに白山がよく見える白峰温泉があった。
料金は650円で建物の二階にあるため白山がよく見え、露天風呂に浸かり、汗を流すのは最高だった。お湯はとても肌がツルツルして優しい感じだった。こんなにツルツルになるお湯は初めてだった。頭にかけると、それこそツルツルになると困るのでやめた。その晩は小松のおじさんの家に泊まり、夕食はフレンチとした。
8日は白山スーパー林道から飛騨に帰る事にした。とても天気がよく、紅葉は終わっていたが青空の白山はまたきれいだった。
途中車から降りてしばらく川沿いに歩くと露天風呂がある。親谷の湯である。そこはお湯に浸りながら目の前に「日本の滝100選」にも選ばれている姥ヶ滝を見ながら入れる、野趣溢れる素晴らしい温泉だった。滝のマイナスイオンを浴びながら、入る風呂はとても気持ちよかった。
今回は一人旅ということだったが、天気にも恵まれいい思い出となった。今度は雪の白山へスキーを待って登ってみたい。
別当出合に架かるつり橋。標高1000m以上に架かるつり橋としては、日本一の高さがあるそうです。朝登る時、この橋はテカテカに凍っていました。滑って橋から落ちそうになりました。