何年かぶりにバックカントリー用のザックを新調した。
その名もホグロフス マウンテンサーフ。
山スキーヤーで使っている人も多いようだ。
このザック、フロント部分にスノーシューをしっかり取り付けることができ、しかも開閉口に干渉しないので荷物の出し入れがかなり楽に出来る。
普通のザックは雨ブタを閉めるとバックルをフロントで〆るのでわずらわしい事があった。
どうして干渉しないかと言うと。
これは便利そうです。フロントにも収納スペースがありそちらはどうしても干渉しますが。
さらに左のショルダーにはハイドレーションを通す作りになっており凍結防止になります。
また、左右のウエストベルトには小物を入れるチャック付きのポケットもあり、GPSやゼリー飲料を入れるのに使えそう。
ゴーグルポケットはレンズに傷が付きにくいよう起毛生地で柔らかいです。
スキーを取り付けるサイドパネルスキーストラップはハイパロン耐久加工とか言う、なんだか難しいつくりだがしっかりしているようなのでスキーのエッジが当っても破れる心配は無さそうだ。
今まで使っていたメーカーの名前もよく分からないザックもそれなりに使いやすく気に入っていたが生地が薄い部分があって随分前に破れた部分があった。それでもダマシダマシ使ってこれたあのザックは大事に取っておこう。
まだ実際に使っていないので、何ともいえないマウンテンサーフだがかなり期待できる。
早く雪降れ。
今頃、飛行機に乗っているだろうか。
僕の山の師匠が今日、ヒマラヤのアンナプルナⅠ峰を登るため日本を発った。
アンナプルナとは人類が初めて登頂した8,000m峰で8091mある山である。
師匠は過去にも8000m峰に何座か登頂されていてアンナには3回目の挑戦である。
壮行会もあったが僕は行けなかったので自宅を訪れ挨拶をしてきた。
「アンナプルナの神様が微笑んでくれるかな」と僕に話されたが、僕は「大丈夫でしょう」と何の根拠も無いおこがましい返答をしたのが空しかった。
師匠はいつまでも夢を持ち続けている、熱い素晴らしい男で、僕も山だけではなく人間的にも教わる事が沢山ある人である。
無酸素で8000m峰に挑むなんて僕にとって夢のような話だが、無事に帰って来て沢山話を聞かせて欲しい。
約2ヶ月半に及ぶ、アンナに魅せられた男のドラマが始まった。
昨年に引き続き息子の小学校3.4年生の乗鞍岳登山のサポートに行ってきた。
天気は曇りで時折ガスに巻かれたが少しは景色も見ることができた。
高山植物は今が見頃で美しい花が沢山咲いていた。
それにしても今日は登山者が多かった。団体さんが多く行列ができて渋滞するほどだった。
コマクサの群落地は本当に素晴らしく、遠くから見るとピンクの絨毯がひかれているようだった。
息子も二度目なので去年よりは余裕がある。
下山中、他の登山者が足を挫いて動けなくなっていた。
ほかって行くわけにも行かず、救助隊員3人でレスキューハーネスで肩の小屋まで担ぎ降ろした。肩の小屋からは小屋の従業員の方にお任せした。ありがとうございました。
今年は何だかこんな事が多い。
息子達小学生は何事も無く、下山しお花畑を散策した。
少しだけ雨に当ったが良い登山になりました。
日曜日、伊木山で岐阜岳連の確保研修会に参加してきた。
学生さんも含め30名ほどの参加者。
タイヤを落として肩がらみで制動確保の練習や落下係数の意味などを勉強した。また、結び方の全く基本的なことも再度確認。基本はやはり確実に自分の物にしたい。
参加者が多いので沢山のことが出来ないがこれも研修会(講習会?)
地元のakiさんには伊木山を使うことで大変お世話になりました。お陰さまで研修会を終えることができました。
ありがとうございました。
研修会が終わった後、akiさんの登攀家集団
Right&Fast所属の方が経営したいるクライミングジムR&Fへakiさんのお誘いを受け伺った。
まだオープンしたてのこのジム、ひろーい!
天井も高く開放感があって素晴らしくカッコイイジムだった。
ハイマウントで修行した成果をakiさんに見せるべく早速登ってみる。
結果、あえなく撃沈。見かねたakiさんから基本から教えていただいた。ちょっとした体の動かし方で次のホールドの取りやすさが全く違ってくる。いかに今まで力で登っていて基本が分かっていなかったことを痛感した。それにしてもakiさんの講習は為になった。
やはりプロから教わることは我流でやるより上手くなる道が近くなる。ホント頭を使ってやるスポーツである。
ジムを終一緒に食事に行きいろんなお話しをさせていただいた。
熱血漢との会話こそ自分の勉強になるのであった。