四季折々 やぶさか真佐の吉野だより

世界遺産の地 吉野から怒れるおばちゃんの四季折々をお届けします。

ごまかし続けた核密約

2010年03月31日 23時50分14秒 | Weblog
 共産党県委員長からのニュースが「毎日」にリンク。核密約、やっぱりなあ。共産党の調査力や真実を追究する力ってすごい。科学的だなあと感心しました。

・「毎日」が密約余波と報道。「説明受けた」と中曽根元首相。これで岡田外相は、説明できず。
ぜひ、リンクしてみて下さい。http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100331k0000m010091000c.html
 今日、三茶屋見附のレストランで美味しいケーキを食べました。ホイップに流れるキウイソースが「龍門の滝」を思わせておしゃれ。どんどん進化しています。楽しみが増えました。いちの茶屋は、4月2日、オープン。職人さん達の作品が並んでいました。わくわくしています。ぜひ、立ち寄って下さいね。

徳之島の報道を

2010年03月30日 23時27分14秒 | Weblog
 29日付けの新聞「赤旗」に、米軍普天間基地移設先候補地の徳之島での移転反対郡民大会の記事が出ていました。「今黙っていたら、故郷は基地の島になる」「美しい徳之島を死守する覚悟。島一丸となって阻止することを誓う」と声を上げたのです。首長や農業・商工・観光団体の長など2万6640人の参加。吉野町に当てはめたら、1500人規模の反対集会。考えられない規模です。

 徳之島町長の言葉が胸に響きます。「私たちの反対運動は、沖縄に負担してくれと言っているのでなく、日本全国で基地がいらない世の中をつくる責務を持っている・・・」

 結論は明白。どこの地域も米軍基地はいらない。沖縄の苦しみをわが同胞の苦しみと感じる感受性を持っているなら、日本から米軍基地をなくせばいい。近隣諸国と対話し続ける努力しか未来を開くことはできない。

 他に一般新聞を2紙購読していますが、1行も記事になっていない。なぜ?基地たらい回しの不安に対し立ち上がる人たちこそ記事にし、共に考えるべきだと思うのですが・・。

 今日の新聞「赤旗」には、「ビラ配布逆転無罪」の高裁判決の記事が出ていました。国家公務員の政治的活動の自由、表現の自由を保障する憲法21条に違反という明確な判断です。思想信条の自由、表現の自由を守ることで多様な価値観が存在する社会を守ることができる。ファッシズムと無縁の平和な社会のために不可欠ですよね。うれしいニュースでした。皆さんもぜひ、新聞「赤旗」を読んで下さいね。

吉野の里は花冷え

2010年03月29日 23時43分49秒 | Weblog
 今日は、めまぐるしく変わるお天気に振り回されました。早朝、大雨後、晴天。昼前みぞれ、午後晴天。役場に行くと、満開のしだれ桜にカメラマン。会議が終わって出てくると花吹雪・・ではなくて、雪。大急ぎで自転車で帰りました。

 満開の桜たちは、花冷えで散らずに固まってしまって、結構長いわが世の春を楽しんでいるようです。菜種梅雨という時期に吹雪なんて珍しい。大荒れの1日。私の気持ちみたいでした。

 先日、数十年ぶりに友達のご主人に出会いました。
「ブログ見てますよ」ありがとうございます。
「カメラ変えたのですか?写真が美しいですね」・・・。実は、何を隠そう。美しい時の写真は、先輩が撮って送ってくれたものです。
 つたないブログを見て下さることに感謝して、しっかり更新しなくっちゃと感じた1日でした。

 写真の白木蓮、あっという間に霜で茶色くなったそうです。花の命は短くて・・。

やったあ リンク設定に成功

2010年03月26日 22時11分14秒 | Weblog
 政党支持率調査結果のリンク設定に成功。ぜひ、前のブログを見て下さいね。機械に弱い私のリンクデビューです。わくわく。きっと今夜は、よい夢を見ることができるでしょう。

 悲しい日って落ち込んで1日が終わりますよね。私は、落ち込んだら「こんなに一生懸命生きているのに何でうまくいきられないの・・。」泥沼にはまります。夫に「また、悲劇のヒロインになりたがっている。つらい人は、一人だけじゃない」と何十回となく言われてきました。おまじないみたいなもので、その言葉を聞くと、何となく、ヒロインぶるのは止めようとなって、日本酒飲んで ぐだぐだ。1日が終わります。

 私は、単純で、一度にせいぜい3つしか、考えたり想像したりすることができません。でも、日々、10も20も大切なことが入ってきて、いつも脳みそがパンク状態。友人に「もっとシンプルに。余計なことは切り捨てて。」といわれるのですが、重要度がよくわかっていないのです。それでよく役場の職員さんに馬鹿にされます。町民にとっての大切なことと行政のプロでは、感覚が違うのですね。日々、修行です。これって、門徒の生き方ではないのですが・・。まっいいか。リンクはれるようになったのだし・・。

吉野の桜だより

2010年03月26日 21時12分06秒 | Weblog
 吉野町内の桜があちこちで見頃です。雨にも負けず、風にも黄砂にも負けず、頑張って咲いています。吉野山より一足早い春爛漫。写真の役場前の桜も見事です。

 私の好きな西行の歌(吉野の桜だけでも60首もあるそうです)

「願わくは 花の下にて春死なん その如月の望月の頃」
・歌の通りに桜の季節に人生を終えた西行。争いを好まなかった生き様や待賢門院への思いの深さなど、西行研究にのめり込みたいという願望を持ちつつ、入り口にもたどり着くことができない。残念。

「吉野山桜が枝に雪ちりて 花をそげなる年にもあるかな」
・今日、御所市の選挙準備の手伝いに行った時、桜は満開で遠くの吉野連山は、白い。この歌の通り、ほころび始めた桜たちは大丈夫だろうかと心配になりました。

「吉野山 去年(こぞ)のしおりの道かえて まだ見ぬかたの花を尋ん」
・♪古りにし しおり道かえて♪吉野中学校の校歌の一説て゜す。私は、この校歌が大好き。佐々木 信綱先生の作詞です。品格があり、言葉が美しい。この3番の歌詞は、西行の歌からのもの。ちなみに2番は、「佳き人よしとよくたたえ」とある。本歌の「佳き人の吉野よく見てよしといいし・・・」の歌碑は、犬養孝先生の揮毫で近鉄吉野駅前にあります。

「なにとなく春になりぬと聞く日より 心にかかるみ吉野の山」
「吉野山 梢の花を見し日より 心は身にもそはずなりにき」




豊かな想像力を

2010年03月25日 23時10分07秒 | Weblog
 本日、吉野保育所の終了・進級お祝いの式に参加させてもらいました。涙・涙・感動。今年は、吉野中学校、吉野幼稚園、吉野小学校、、そして今日と感動の連続。保育所の所長先生の一言に子どもたちが涙。5年間という濃密な時間を過ごしたのだろう。子どもたちのこれからを想像する力の豊かさに共鳴。

 今日は、別のことで「大人の、他人を弱者を苦しんでいる人を思いやる想像力の欠如に唖然」としました。政治は何のためにあるのか、日の光の当たらない人たちに人間らしい暮らしを保障するためにこそあるのではないでしょうか。弱者を違った価値観を切り捨てる吉野町の政治のあり方に憤りを通り越して、悲しみを感じさせられた一日でした。正義は必ず勝つという言葉を信じたいと痛感。

 なんで人々は、思いやり豊かに心を通わせることができないのだろう。自分だけがよければいいとか金儲けできるなら何でもありとか・・。こんな世の中を変えたい、私が生きている間にすべての人間が人間らしく生きられる社会を作り出すことができるのだろうか。絶望的な重い一日でした。

みのりの達人大募集

2010年03月22日 07時30分44秒 | Weblog
 中荘小学校跡地で、吉野宮滝野外学校が展開されます。コンセプトは、「人を育てる・地域を活かす・歴史から学ぶ」ということで、3月広報で、みのりの達人が募集されました。従来の野菜提供と同じだと思っていた人も多く、薪や柴の供給について「そんなことなら応募したかったけれど、字が小さく、意味がよくわからなかった」という声があると言うことで、再度、区長会を通じて全区民に広報を検討するとなっています。

 昨日、問い合わせがありました。「薪は、長さ40cm・直径20cm・1束300円で正しいのですね?」 知らなかった。こんな話が流布しているなんて・・。議会前後に教育委員会に確認したところ、「まだ、公募の段階で何も決まっていません。申し込みいただいた方に集まってもらって、相談し、決めることになっています。価格は、施設と調整しなければなりませんが、1束100円くらいですかね?」 広報では、申込者で検討し、各施設と調整となっている。

 私は、
・木造のすばらしい廃校舎を有効活用してもらう。
・若い人たちに沢山来てもらって吉野町の活性化に寄与してもらう。
・迎える側は、薪や柴を提供することで荒れた里山を再生し、地域環境を守ることに寄与できる。
・吉野の豊かな自然と温かい人情を満喫してもらって、未来のリピーターを育てたい。第2のふる里だと思ってもらいたい。
・10年後、観光客として吉野にお金を落としてもらうための投資

だと考えていました。だからこそ、「もてなしの心」で迎えたい。なぜ、情報がねつ造? インサイダー取引? 状態なのかはわかりませんが、でだしから町民に不快感を与えるようなことがあってはならない。 携わる人たちがボランティア精神で宮滝野外学校を歓迎し、応援しようではありませんか!!!

黄砂の吉野

2010年03月21日 08時48分04秒 | Weblog
 本日早朝より、風、強し。図書館の本の返却期限切れという電話をいただいて、大急ぎで出かけようとしたら、辺り一面の黄砂。昨日は見事に咲いていた雰囲気を醸し出していた平宗の山桜も黄砂にさらされ、この通り。花たち、大丈夫? なるべく取り込まないでね。それから、図書館の本、ごめんなさい。もう、貸し出してもらえないのではと心配しています。

 この本、読み始めたのだけれど、どうもTVピープルの世界になじめなくて・・。というか、空想が私の現実の一部になって錯乱気味。それが怖いのです。1Q84の世界も・・・。

 役場前で職員さん達に遭遇。「これから5班編制でバス停の時刻表取り替えに出かけます」とのこと。連休中日の出勤、ご苦労様です。スマイルバスだけが交通手段のお年寄りの笑顔が浮かんできました。何とか利用の拡大を。持続可能な集落維持の為に更にアイディアを出しあい、より使いやすいものにしたい。

 今日もフル回転。飯貝の老人会総会に行ってきます。60才を超えているので私も立派な?有資格者ですね。風が強いので、お出かけにはご注意を。今日も一日心豊かに暮らせますように。

工房街道 むらづくり

2010年03月18日 23時12分16秒 | Weblog
 本日、奈良県立大学の村田先生のちいきづくりのための勉強会に参加してきました。基本を学び、感動。

 ゆでガエル現象を町の存続問題にかけて話されました。熱湯に入れた蛙はすぐに飛び出すけれども、水に入れた蛙は、ぬるま湯につかっていて、温度が上がっても感じることができずに死んでしまうと言う現象です。ふっと、夕張市を思い出しました。市民や夕張ファンは、飛び出そうと必死。私の吉野町は、いい案配の湯加減。ひたすら浸かっています。

 この現象は、平和を語る時によく使われます。「自分たちは大丈夫」と思っている間に戦争の準備が進んでいて、気がついた時には、「戦争反対」の声すら上げられないというものです。

 わが吉野町は、若い人たちのネギ栽培(無農薬有機栽培の取り組みがすごい。なんせ、1年中収穫できるという壮大な取り組みです。若者の誠意とエネルギーに脱帽)、あるいは、ブルーベリー、菜の花、炭焼きや原木椎茸、蜂蜜など、退職世代がさまざまな村おこしにチャレンジ。私の夢は、グリーンツーリズムの町づくり。体験学習にも使ってくれるような地域作りをしたい。三茶屋見附けを拠点とした町おこしができればいいなあ。自分の利益を度外視して元気な吉野町のためにボランティアできる人が増えれば、必ず、経済循環が成り立ち、雇用の場が生まれると思います。

 歴史の豊富な吉野町だから、自然を生かし、田舎体験観光のメッカとしての吉野町ができれば、町民は「我が町を誇りに思える」となると思うのですが・・。私もがんばろうっと。

 あちこちで桜がほころび始めました。ぜひ、吉野の里に来て下さいね。