四季折々 やぶさか真佐の吉野だより

世界遺産の地 吉野から怒れるおばちゃんの四季折々をお届けします。

工房街道 むらづくり

2010年03月18日 23時12分16秒 | Weblog
 本日、奈良県立大学の村田先生のちいきづくりのための勉強会に参加してきました。基本を学び、感動。

 ゆでガエル現象を町の存続問題にかけて話されました。熱湯に入れた蛙はすぐに飛び出すけれども、水に入れた蛙は、ぬるま湯につかっていて、温度が上がっても感じることができずに死んでしまうと言う現象です。ふっと、夕張市を思い出しました。市民や夕張ファンは、飛び出そうと必死。私の吉野町は、いい案配の湯加減。ひたすら浸かっています。

 この現象は、平和を語る時によく使われます。「自分たちは大丈夫」と思っている間に戦争の準備が進んでいて、気がついた時には、「戦争反対」の声すら上げられないというものです。

 わが吉野町は、若い人たちのネギ栽培(無農薬有機栽培の取り組みがすごい。なんせ、1年中収穫できるという壮大な取り組みです。若者の誠意とエネルギーに脱帽)、あるいは、ブルーベリー、菜の花、炭焼きや原木椎茸、蜂蜜など、退職世代がさまざまな村おこしにチャレンジ。私の夢は、グリーンツーリズムの町づくり。体験学習にも使ってくれるような地域作りをしたい。三茶屋見附けを拠点とした町おこしができればいいなあ。自分の利益を度外視して元気な吉野町のためにボランティアできる人が増えれば、必ず、経済循環が成り立ち、雇用の場が生まれると思います。

 歴史の豊富な吉野町だから、自然を生かし、田舎体験観光のメッカとしての吉野町ができれば、町民は「我が町を誇りに思える」となると思うのですが・・。私もがんばろうっと。

 あちこちで桜がほころび始めました。ぜひ、吉野の里に来て下さいね。

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