四季折々 やぶさか真佐の吉野だより

世界遺産の地 吉野から怒れるおばちゃんの四季折々をお届けします。

医療費窓口ゼロ当たり前

2009年07月31日 22時04分02秒 | Weblog
 昨日の赤旗に「医療費窓口ゼロ当たり前。3割負担 世界で以上」の記事が載っていました。OECD各国は、原則無料か、実質低負担。日本のように外来も入院も3割負担なんて・・。アメリカは別。映画情報によると郡山市の山本病院のごとく、お金の取れない患者は、道に放り出すというのですから。オバマ大統領の医療改革を見つめたいと思います。

 高齢者の皆さんの不安の第一は、入院の事態が起きた時、家計が破綻することです。戦後の混乱期を支えて下さった高齢者になんと冷たい仕打ち。以前、まるろうがあった頃、70歳目前の方が「やっと安心して病院にかかれる」とおっしゃった言葉が耳を離れません。『75才以上の医療費を無料にする』共産党のマニフェストです。

 小学校入学前の子どもたちの医療費無料も、共産党のマニフェストです。少子化対策が叫ばれながら、子供を産めない環境、育てられない状況を作り出したのが自公政権ではないですか?子育て応援のために、子どもの医療費を本当は、中学卒業までやってほしい。進んだ自治体の取り組み枠をもっと広げて欲しい。共産党の定期は、進んだ自治体の応援歌になることでしょう。

 今日、役場の職員さんに「共産党の肩書きを外してよ。筋の通ったことを言っているのだから」といわれました。善意から出ている言葉ですが、私は、日本共産党(いちいち日本をつけなければならないのが残念。ロシアや北朝鮮や中国がひどいことをして共産主義の本質を踏みにじるから、つけなければならないし、各国で歴史も発展条件も違うから、仕方ないのですが・・。)の肩書きを外したらただの人になってしまう。共産党の肩書きとは、弱者を裏切らないことです。

 もうすぐ選挙。民主が政権を取っても是々非々。消費税増税や海外派兵に反対する建設的野党として、がんばります。


コメントありがとうございます

2009年07月31日 21時53分15秒 | Weblog
 「出すぎた杭は打たれない」ブログにいただいたコメントが「出すぎた杭は打ちづらい。わたしは、ですぎすがんばります。」 アハハ。

 確かに出すぎた杭は打ちづらいけれども、往々にして、悪は一歩出すぎることから始まります。悪は芽のうちに摘まないと、出過ぎてからでは、命のやりとりになってしまいます。暴力団出ていけの運動をしておられる自治会の取り組みをテレビで見ましたが、勇気ある行動に脱帽するばかりです。私は、なんと言われようと弱者が、まじめに働く国民が大切にされる世の中を作るために骨を埋める覚悟です。

炭焼き窯 見に行ってきました

2009年07月31日 00時20分22秒 | Weblog
 とても便利な炭焼き窯が作られているというので、東大阪まで見に行ってきました。写真のようにコンパクトタイプ。燃料は、廃材でも割箸でも、ちょっとあれば充分。一度火をつけて、弱い目で小1時間燃やし、後は置いておく。約10時間でふたを閉めて酸素を絶つ。そして冷やせば完成。シンプルで煙もにおいも少ない。さすがもの作りの東大阪。

 もとは、鉄板加工業。梱包に使われている大量の木の処分に窮し、開発に乗り出したとか。釜を買ったお客さんがいろんな物を焼いて送って下さるとのこと。

 炭は、消臭作用が大きく、室内で飾りとして使うことが多いけれど、粉末にすると用途は広い。
・水田に入れると連作障害の根本を解決し、お米が美味しい。
・畑では、土壌改良材になる。
・豚に少し食べさせると上質の脂身になる等々。
 花炭もいろいろ見せてもらいました。私も松ぼっくりやバラの花炭は作ったことがあるけれど、栗のいがつきは、始めてみました。竹の枝のマドラーもありました。

 なぜ、炭焼き窯にはまったかというと、我が家の竹藪の竹が人工林を侵食するので伐ったのはいいけれど、なかなか腐らず、もてあましていたからです。友人が社長さんの知り合いで紹介してもらったのがきっかけです。竹炭にすれば用途は広いと言うことで、何とか活用できないかといま、東奔西走中(オーバー(^o^)(^o^))

 地域おこしにつなげたいし、カーボンニュートラル・環境にやさしいし、里山整備につながる。ぜひ、有効活用したい。

第2回吉野林業問題研究会に参加

2009年07月26日 22時56分01秒 | Weblog
 26日、第2回吉野林業問題研究会に参加してきました。
屈指の林業地帯である吉野全域も、長引く木材不況、高齢化のため、林野の荒れが目立ちます。限界集落も見られるようになり、何とかしなければ・・と議員や有識者がささやかな研究会を立ち上げました。
 
 私の『西粟倉村』視察レポートの報告と吉野の現状分析をしました。
吉野3町村(吉野町・川上村・東吉野村)それぞれ、所有構造が大きく違い、経営構造も違っています。また、拡大路線の中で村有地を払い下げた西粟倉村とも違っています。しかし、個々の現状を見る中で、共通の課題が見えてきました。
①長期展望を持つことが急務(西粟倉村は100年の森計画)
 夢やコンセプトがしっかりしていること
②山の公共性を確認しすることで、個人の財産であると同時に国土保全であることの認識がいる
③作業の共同化と町村民の連帯の中でしか守ることはできない。
④限界集落など集落の崩壊を食い止めるために、幅広く手をつなぐことが大切。同時に徹底した民主化を進めることが重要。
というのが今日のまとめでした。
 
 今後さらに、国の補助制度の研究など、進める予定です。急がないと村落が消えてしまう。危機感を持ちつつ、幅広い角度で濃密な論議を交わしました。

九州北部に豪雨

2009年07月26日 20時58分13秒 | Weblog
 先日来、九州北部と山口地方に豪雨・土砂崩れ・河川氾濫が続いています。
 姉が福岡に住んでいるので、心配で電話をしたら、「バケツをひっくり返したような雨が今もずっと続いている。」「家の前が坂だけれど川のように水が流れている」「さいわい、被害はないけれど、隣地区の住宅地は断水で自衛隊の給水車に来てもらっている。浄水場が機能してないらしい。」「断水に備えて家の中に水を貯めている」とのこと。

 ここ数年、ゲリラ豪雨が問題になっており、梅雨と言うよりも長時間スコールの状態。温暖化で亜熱帯気候にシフトしていると指摘されて久しいのに、対策は未だ。「明日のエコでは間に合わない」というすばらしいCMが流れているけれど、何も手を打っていないのが日本の現状。エコ電気製品と銘打ちながら、実は・・という事件も記憶に新しい。

 今回の土砂災害で、機能した砂防ダムの映像が流されていました。吉野も谷が多く、いつでも、どこでも土砂災害が起きる可能性があります。急斜面に隣接する住宅が多い。防災計画資料によると、土石流危険地域は、町内数100カ所。私の地域は、レッドゾーンとイエローゾーンで避難場所が見つからないのが現実。

 税金のむだ遣いをやめて、防災に力を入れて欲しい。数年前に「自主防災組織を」一般質問したら、答弁が「地域消防団活動があるので・・」がくっと来た記憶があります。「ハザードマップをつくってほしい」という質問には「あれは津波が主なので・・」全然、話にならなかったのですが、昨年、やっと、県や国の指導や補助金でハザードマップができつつあり、自主防災組織も区長さんの奮闘でできています。

 地球温暖化による異常気象ではなく、亜熱帯型にシフトしている日本の実情にあわせた防災対策が早急に求められています。

出すぎた杭は、打たれない

2009年07月26日 09時10分44秒 | Weblog
 昨日、友人たちと一緒にお昼を食べました。一人3500円。(高い・豪華すぎ)みんなリッチだね。写真は白身魚のフライ。美味しかったけれど、後ろめたくて心が痛い。先日聞かせてもらった、お年寄りの5日分の食事代をたった1回で使ってしまったのだから・・。でも、友人と過ごすひとときは、とても楽しく、あっという間に3時間が過ぎてしまった。

 昔、女同士の友情は育たないと言われていたけれど、私たちは、もう15年以上も続いている。思想信条は、ばらばら。けんかもするし、悪口も言い合う。でも、全てを含めて許し合えるしわかり合える。一緒にいたら楽しい。100%美味しいモノを食べている時間だからかな?

その中の一人、高校も大学も後輩に当たる彼女が厳しい。頭が切れるので、ずけずけと真実をのたまう。グループの最年長の私は、いつも苦情や非難や困りごとの矢面にいた。そのときに放たれた一言。「出すぎた杭は、打たれない」 これ、名言。中途半端に出ると打たれるけれど、出過ぎると打たれない。

 そういえば、私たちのグループは、各人が一芸、二芸に秀でている。そのことをみんなが認め、信頼と尊敬の念で見る。スポーツ音痴、手先は不器用、生来ナマクラ、一芸がないのが私で、よく、つるし上げ状態になっていた。でも、口だけは、達者&誰にも公平で差別することをよしとしない&何でも理屈がとおっているか検証したがる。この信念だけで、出すぎた杭になってきた。

 議会の研修旅行に行った時、三回も「女性一人で大変ですね」といわれた。???。自覚は全然ないし、男女共同参画社会の先頭を突っ走ってきたから、何も感じていなかったのです。男でも女でも信頼できる人は好きだし、嫌いな人は、言葉も交わしたくない。97%の人間を好きになれるけれど、残り3%は、どうしてもだめ。でも、みんなで考え、みんなで力を合わせて世の中をよくしたいというのは、私の信念です。今の私に鍛えてくれたのは、この一言。出すぎた杭は打たれない。

マムシと遊んだ???

2009年07月24日 13時59分49秒 | Weblog
マムシと遊んだ??? 嘘のようなホントの話。
 子どもたちがマムシの子どもを見つけたので、テニスラケットに乗せてみんなの所へ持ってきた。かわいいのでさわったり、しっぽを持って振り回したりしていたら、噛まれたというのです。子どもたちは、虫に噛まれたくらいの感覚だったそうですが、噛まれた人は、腫れてきて大変。一大事というので、救急車で病院へ。血清を打ってもらって事なきを得たというのでほっとしました。

 当たり前だけれど、マムシなんて知らない子どもたちがいっぱい。まして、大人の私も、毒蛇は頭が三角ぐらいの知識しかない。ため池の近くにも『マムシ注意』の看板が出ているけれど、もっと毒蛇の怖さを大人が知らさないと・・。

 至れり尽くせりの状況の中で、子どもたちの危険予知能力が低下しています。転ばぬ先の杖ばかりで、自然の中で学ぶ機会が無くなっています。マムシは吉野ではハビと呼ばれ、恐ろしいものだと教えられてきました。子どもたちにも情報を引き継がないと・・。毎年、10名前後が亡くなっているとのこと。毒蛇の怖さをきちんと伝えたい。

田中美智子さんの本 『まだ 生きている』

2009年07月23日 13時22分31秒 | Weblog
 先日、私のブログにコメント下さった方が、田中美智子さんの本 『まだ 生きている』を紹介してくれました。ブログの中から、何点かを選び出版。おもしろく読みやすい。まず、帯の瀬戸内寂聴さんのコメントがすばらしい。「この本は自分が書いたのではないかと思うほど共感した」最高のほめ言葉ですね。「若い人には人生の希望を 中年世代には生きる勇気を 老人達には若やぎを与えてくれるだろう」

 私も元気とやる気をもらって、貧しかった我が家の食生活を改善する気になりました。夫の誕生日に作ることができて、良かった。
 ぜひ、落ち込んでいる人、加齢だからとあきらめかけている皆さん、読んでみて下さい。おすすめです。

部分皆既日食 見ました

2009年07月22日 20時54分58秒 | Weblog
 本日、22日、部分皆既日食 見ました。それも、津風呂湖の水上で、偶然雲の切れ間にしっかりと下弦?の形で。
 今日は、産業建設委員会の町内視察。
 まず、左曽のグリーンファームの現地。ゴルフ場予定地だったところを農地に変え、都市住民の皆さんのエコファーマー村?作りと吉野のブランド特産農産物を生み出す計画です。でも、現実は厳しく、土壌改良が遅々として進んでいません。一番の問題は、進入路。「平成17年の法改正で幅員6.5M以上のアクセス道路が必要となり、構造物が建てられない」「改良材の持ち込みも10tトラックが入れないので4tトラックとなり追いつかない」と会社の担当の方がおっしゃっていました。

 そして、津風呂湖。周辺道路および、『満水面保護工事』初めて聞いた言葉です。満水時の護岸を守るために何段かのネット状のものを取り付け、草を生やすというものです。周辺道路も整備が進んでいました。
 途中、木の子広場に。子どもたちがずいぶん長く遊ばせてもらった滑り台や船が撤去。我が6人の孫達も吉野小学校やその他にも多くの小学生達が遠足でお世話になり、本当に楽しませてもらったところで、とてもさびしい。

 船上の雲の切れ間に月食。曇り効果で専用グラスも何もなかったけれどしっかり見ました。すごい。帰りは、上弦状態の太陽を見ました。一瞬で私のカメラでは写っていないけれど、他の議員さんのカメラには写っていそうです。

 その後、吉野中学校舎内覧会。木の香り。木目の美しさ。温かい木肌や落ち着いた木の色。予想外にゆったり感と癒し効果がありました。文科省に「地元材を使ったエコスクールを子どもたちに贈りたい」と勉強という名で行ったことが、実を結んでうれしい。9月1日から、子どもたちが利用します。引っ越しにPTAの皆さんにもお世話になります。財政難の中でも子どもたちに夢をかけた町議会の心意気。花よりあくる美吉野に育つ子どもたちの心豊かな成長に期待したい。それと、旧校舎は、最後まで心を込めて使ってね。

美味しいもの

2009年07月22日 07時43分52秒 | Weblog
 7月21日、夫の62才の誕生日。帰ってきたのが午後10時30分。好物の刺身を買おうと思っていたのですが、スーパーは、閉店。やむなく必死で有るもので格闘したのがこの写真。うん、なかなかのごちそう。しかも、新チャレンジ作品も。

 メニュー
①ちらし寿司に回りは、解凍したマグロのづけ。ちょっと味がきついけれど・・。
②右端は、天ぷら7種盛り合わせ。この中の圧巻が、全会ブログの写真『里芋の天ぷら』
一昨日、奈良の帰りに和風レストランで食べた一日の真似。味付けした里芋をのりで巻いて揚げたもの。美味しい。絶対おすすめ。
 ゴーヤは、いただいたものの唐揚げ。おととい、唐揚げ粉を買ったはずなのに見あたらない・・。パニック。ま、いいか、いつものことさ、そのうち見つかる。天ぷら粉とだしの素で代用。これがお酒のつまみにぴったり。ゴーヤありがとう。茄子も頂き物。美味しい。旬のものはすばらしい。汗水いっぱいの農作業の収穫だけ横取りすることにいつも罪悪感があります。ごめんなさい。

③野菜サラダ。きゅうりは、友達の息子さんが勤めのかたわら作ったものとか。30代の好青年。明るく行動的で魅力にあふれているのに、結婚の意思が・・。ぜひ、結婚して吉野で子育てしてね。アスパラガスは、奈良のスーパーで買った4本、30円のもの。嘘でしょう、野菜がこんなに安くていいはずがない。農家の悲鳴が聞こえます。

④お酒は、冷酒。純米吟醸の空き瓶に安い地酒を詰めて冷やしておきました。

何はともあれ、日付けの変わらないうちに帰ってきた夫に乾杯。62才まで、よく、生きてこれたものだよ。感謝感謝。