清流吉野川の鮎釣りが解禁になりました。でも、この写真を見て下さい。いつもなら、鮎より釣り人が多い位なのに、きょうは、はるか遠くにたった二人。(妹背大橋から下流)
鮎が釣れない原因には、カワウの激増で放流した幼魚が食べられてしまうことや水質の異変で上質のこけが無くなり鮎が育たなくなったことなどがあげられています。
28日の「吉野川を守る会」の席上、来賓挨拶で国中県議が「吉野川は死んでいると言ってもいい」「吉野川条例の制定を提案したが問題にならなかった」と言っておられました。吉野川は危機を迎えています。
昨年度、水道水のカビ臭が発生しました。カビ臭の原因と言われる2-MIBの数値が6月時点で21ng/L (21ナノグラム 水質基準の10ナノグラムの倍)。コーヒーがまずくなり、香りがとても気になります。
何とかしなければと論議の結果、濾過器の耐久年数が残り3年ということもあって新しい濾過装置を約8500万円もかけて新設しました。今年は、カビ臭は、大丈夫だろうと思われます。これにかかる維持費が年間約400万円。隣の大淀町や下市町でも活性炭の使用などで苦労しておられます。
「吉野川を守る会」の水質検査の中に2-MIBの項目がなかったので、「ぜひ、取り上げてほしい。また、2-MIBは川のよどみや水温上昇で発生しやすくなるので、根本的な解決のために県や国に声を上げてほしい」と言いたかったのに、発言するチャンスが見つからず、しゃんしゃんで終わってしまいました。自分のふがいなさに落ち込んでいます。
高知県では、四万十川条例を作り、県をあげて日本最後の清流キャンペーンを張っています。研修に行ってきましたが、本当に美しい。河原や川縁の草木にゴミやレジ袋が見あたらないのです。
住民の意識も高くて、おどろきました。本当の河川美化で飲み水を守る取り組みをしたいとつくづく思いながら、おいしい吉野の地酒で酔っぱらっています。
鮎が釣れない原因には、カワウの激増で放流した幼魚が食べられてしまうことや水質の異変で上質のこけが無くなり鮎が育たなくなったことなどがあげられています。
28日の「吉野川を守る会」の席上、来賓挨拶で国中県議が「吉野川は死んでいると言ってもいい」「吉野川条例の制定を提案したが問題にならなかった」と言っておられました。吉野川は危機を迎えています。
昨年度、水道水のカビ臭が発生しました。カビ臭の原因と言われる2-MIBの数値が6月時点で21ng/L (21ナノグラム 水質基準の10ナノグラムの倍)。コーヒーがまずくなり、香りがとても気になります。
何とかしなければと論議の結果、濾過器の耐久年数が残り3年ということもあって新しい濾過装置を約8500万円もかけて新設しました。今年は、カビ臭は、大丈夫だろうと思われます。これにかかる維持費が年間約400万円。隣の大淀町や下市町でも活性炭の使用などで苦労しておられます。
「吉野川を守る会」の水質検査の中に2-MIBの項目がなかったので、「ぜひ、取り上げてほしい。また、2-MIBは川のよどみや水温上昇で発生しやすくなるので、根本的な解決のために県や国に声を上げてほしい」と言いたかったのに、発言するチャンスが見つからず、しゃんしゃんで終わってしまいました。自分のふがいなさに落ち込んでいます。
高知県では、四万十川条例を作り、県をあげて日本最後の清流キャンペーンを張っています。研修に行ってきましたが、本当に美しい。河原や川縁の草木にゴミやレジ袋が見あたらないのです。
住民の意識も高くて、おどろきました。本当の河川美化で飲み水を守る取り組みをしたいとつくづく思いながら、おいしい吉野の地酒で酔っぱらっています。