キョン少佐の秘密基地

エスポワール一家独裁の赤狩りから第四帝国着手へ

ミカリア少将の奇策

2008年03月14日 21時13分25秒 | Weblog
                        UC.0013 3月20日

             首都マドリードへ一歩も進入させんと鉄壁の守備陣形を取り
      機甲歩兵連隊の装軌戦車を軸に激しい戦闘を行う第一ブルネテ機械化歩兵師団
          この隙を突くようにタホ川からマドリード市内に流れ込む河川を使い
      マドリード市内侵攻に成功したのはやはり第二方面軍主力の第一潜水機動師団

      真昼のマドリード市内のど真ん中からいきなり水陸両用MSゴッグ7機中隊が強襲
                   マドリード中心部で対空戦闘に備え
         守備隊についていた第12機甲歩兵旅団は何が起きたか分からず混乱
            マドリード侵攻を許さず守り抜く体制をとっていた中央司令部も
            的確な指示が出来ずただ迎撃させよと命令を下すしかなかった

        この時スペイン軍の混乱を拡大させる為 海底基地ことマッドアングラーから
               さらなる河川を使った奇襲作戦が命令遂行されていた
  第一潜水機動大隊が第10旅団本部大隊司令部の50m西から奇襲上陸作戦が遂行されていた

      第10機械化歩兵旅団と第11機械化歩兵旅団はマドリード進入を食い止めようと
      包囲した第六地上機動師団と第三飛行機動師団のMS二個中隊と砲撃戦を展開
        マドリード市街地まで5kmの地点まで進撃してきている神軍地上部隊を
    一進一退の激しい戦闘中に神軍市内侵攻の伝令が入り将校等は驚くばかりであった
          空と陸という固定観念の隙を突くミカリア少将の作戦勝ちであった
                  知将ミカリア元帥のことは知っていたが
          まさかイベリア戦争の指揮を執っているとまでは知る由も無かった

    スペイン陸軍は市街地侵攻の防衛と市内に潜入した神軍の駆逐に追われる事になった