キョン少佐の秘密基地

エスポワール一家独裁の赤狩りから第四帝国着手へ

グラアウル入港

2012年03月02日 04時05分21秒 | Weblog
                                      UC.0032 2月7日

                             カーサ大佐のザンジバルは第二艦隊の軍港へ誘導した
                           「総統閣下は首相官邸でお待ちです こちらのお車へどうぞ」
                         ミッドウェー総督府の関係者が既に第二艦隊軍港へ迎えに来ていた

                1バンチ「ミッドウェー」はコロニーの3分の2が軍管区である為民間人の人口は80万人である
                       艦艇が多い第一艦隊の軍港だけでも3箇所ありコロニーハッチの数も多い
                         内部は広大な演習場があり総督府親衛隊も通常演習に使用している

                            カーサ大佐を乗せた車は軍港から総督府のある官庁街へ
                               30分ほど走ったところで総督府へ到着した
             総督府にはタイロー総統 イナガワ首相 ナカタニ第四帝国軍相 レイモンド国防相が集まっていた
                           「ヤリス・カーサと申します 先程の援軍 真に感謝します」

                              「第四帝国領海でのこと 当然ですカーサ殿」
                                  国防相のレイモンドが答える

          「突然だがカーサ殿 ミッドウェーに骨をうずめてくれんかね 我々ミッドウェーは貴官の力を欲している」
                                  イナガワ首相が本題に入った

             「イナガワ首相その前に宜しいでしょうか タイロー総統 俺はここにいてもいいんですか?」

            「総統とは他人行儀じゃないですかな大佐 栄光ある勇者が来て歓迎しない国家があるとでも?」
                「しかもそれが深く長い戦友であったならなおさらだと誰もが思うと思いますよ大佐」
                    私はカーサ大佐の言葉にはやる気持ちを抑えるのが精一杯であった

                     「ではカーサ大佐の軍編入はナカタニ第四帝国軍相に一任する」
                                私がそう言うとナカタニは

                           「早急に編入の草案を提出させて頂きます」
                                     即答した




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