キョン少佐の秘密基地

エスポワール一家独裁の赤狩りから第四帝国着手へ

延期された一騎打ち

2007年11月29日 19時52分12秒 | Weblog
               UC.0027 11月29日

    12月1日土曜にもクラルド・ハリーとの一騎打ちを想定していた
             この日程でも2週間延期なのである
         連戦が続き体勢立て直す暇もなかったこの1ヶ月

          12月1日にも決着をつけてやるつもりであった
    しかしこの日はルナツー防衛任務がニート軍曹の当番の日と重なる
  これはクラルド・ハリーの軍閥を増やし 一騎打ちのチャンスが無くなるのだ
         よって12月8日に延期される状況が濃厚になった

      ズミ少佐もクラルド・ハリー大佐の軍閥なので影響はあるが
               敵軍閥が増えるよりはましだ
           さらに7日間延期してでも一騎打ちを望む

       現在軽い牽制としてポポ少将から警告をして頂いている
                よってクラルド・ハリーは
       ソノビー中将の力を借りV作戦のモビルスーツを用意し
               磐石な体勢を取っている為
         いつでも奇襲に備える準備をしている事であろう

   不意打ちを入れるため布石として1日は行動を起こすことはないだろう
              キョン少佐はその間隙を突く!




世は戦乱の地球情勢

2007年11月28日 19時09分45秒 | Weblog
             UC.0027 11月28日

            地球ではアメリカ合衆国が 
   EU自由主義公国(EUの合併国)との会談を国連の場で持った
 その内容とはEU自由主義公国に地球連邦の樹立を持ちかけたのだ
              しかし交渉は決裂

        その一方で27年前にあたるUC.0001
地球のお荷物としてコロニー移民を強制された朝鮮半島の朝鮮民族は
    建設間もないサイド1へ 宇宙移民事業第一団として
          サイド1へ国家ごと移民した
    独裁国家ゆえに南北統一後も貧困で国家を建て直す為
兵器開発は優先不可能 言い方を変えればそれだけの技術力が無い

  地球で最も権力を握るのは中華思想共産主義共和国を飲み込み
帝政ロシアからソビエト連邦を復権させたソビエト社会主義連邦共和国
 ソビエト連邦は解体時に独立したバルト三国や旧ソ連国家を占領し
      超大国として名実共に地球での盟主となった

   それを睨んでのアメリカ合衆国の地球連邦の打診であった

      イスラム諸国は全てのイスラム圏の国が合併し
      紀元前に建国されたペルシャ帝国の復活をした
   第二次世界大戦の混乱に乗じてパレスチナとレバノン領内に
 国際法に違反し自称イスラエルをなのり建国したイスラエルを淘汰し
    ペルシャ帝国として完全なる純イスラム国家を取り戻した

       南アメリカ大陸は反米色高まる国が広まり
        反米同盟条約を南米諸国は締結した
      よって南米大陸から反米独立大陸と変名した

       アジアの盟主日本は大東亜共栄圏を掲げ
 同盟国アメリカに了解を取りオーストラリア諸国と軍事同盟を結んだ
  これによりアメリカ合衆国と大東亜共栄圏の密接な関係を築いた

     もっとも荒れているのはアフリカ大陸の国々である
     エジプト王朝以外の国は無政府状態の国が軒を連ね
          宇宙に覇権を築こうとする
    エスポワール共産主義連邦 タクリーノ朝廷 レオン帝国
     ワイドヒル神国 ビスポネ帝国 クルディスタン共和国
     南アフリカ共和国 サハラ王朝 ソマリア民主共和国 
     マリ共和国 ジブチ共和国 エチオピア連邦民主共和国
     コンゴ民主共和国 スーダン共和国 エリトリア国
             
      他多数の国々で内戦や侵略戦争が起きている



悪の枢軸イコール共産圏連邦共和国

2007年11月27日 21時55分47秒 | Weblog
              UC.0027 11月27日

    キャメル艦隊偵察艇が交戦中に捕らえた極秘映像である

      エスポワール超共産主義連邦の共産党大会にて
   キョン少佐が強い発言権を持つことを宜しく思わない連中が
      スラムベイ人民軍本隊 ムラタ艦隊と交戦中に
        刺客を差し向けてきた事実が分かった

   ムラタ艦隊と交戦中に敵艦隊のいる方位とは全く別の方位から
        迎撃され軽巡洋艦スワメルを撃沈された
  ムラタ艦隊の別働隊とも考えたが あまりにも不審過ぎる奇襲攻撃に

          内心刺客と感じるものはあった

       私の推測では交戦中にキャメル艦隊を全滅させ
    ムラタ艦隊に全滅させられたシナリオを描いていたのだろう
    しかし全艦特攻作戦にてムラタ艦隊を撃破してしまった為
     エスポワール上層部のもくろみはパーとなったわけだ

    さらにスラムベイ人民軍は化石のような兵器しかないはずだが
          スワメルの真上から攻撃された上に
       キャメル本艦にモビルスーツが接近してきた事で
             大きな不信を抱いた
    スラムベイ人民軍はモビルスーツの導入などされていないのだ

   エスポワール超共産主義連邦は 背を向けたが最期油断はならない
          
      


サイド1空域のブラックボックス化

2007年11月26日 21時42分54秒 | Weblog
                  UC.0027 11月26日

 地球の遥か向こう ルナツーことエスポワール超共産主義連邦宇宙前線基地から
      大きく離れ 遊撃隊任務として行動していたキャメル艦隊は
     スラムベイ人民軍本隊 ムラタ艦隊を完膚無きまでに叩きのめし
               全艦撃沈させた
実は極秘にスラムベイ人民共和国のあるサイド1の占領作戦を進めていたのであった
        スラムベイ人民共和国は国を守る軍隊を無くし 
     サイド1守備隊の戦力だけでは話にならないと分かっていた
       キャメル艦隊の急速接近の情報をキャッチするや否や
     宣戦布告を通達される前に 無条件降伏の申し入れをしてきた

       キャメル艦隊がサイド1の1バンチドック入港をはじめると
           鎖国をしていたスラムベイ人民軍兵士達は
     軍艦の装備や宇宙機動師団 重巡洋艦チベの巨大さに驚愕した
           
    今まで検閲された規制報道でしか見たことの無かったモビルスーツ
    宇宙機動師団が1機づつ入港する度にしきりに驚嘆し誰もが呟いた

        「こんな物と戦っていたのでは負けるはずだ」と

         なおこの1バンチ侵攻は無条件降伏受諾時に
      「全て極秘扱いならば」とキョン少佐は条件提示した為
      1バンチ占領作戦はコロニー外に出ない極秘事項となった
        1バンチの中央通信司令センターにて検閲を行い
 第七独立艦隊 キャメル遊撃隊のサイド1占領は外部に漏れることは無くなった
      もともとスラムベイ人民共和国は国民全ての管理運営を行い
   外部との接触を頑なに禁じていた為 検閲体制は強固なものであったため
     検閲を始めるに到って 難しい管理体制や設備投資は必要がない
            そのまま検閲体制を引き継いだ

    スラムベイ人民共和国の統治者キム・ジョンチョル総書記を拘束し
             強制収容所へ収監した
  今まで独裁者の恐怖政治により虐げられてきた国民に強制収容所管理を任せ
          スラムベイ国民のガス抜きから始めた 
      
    現在もスラムベイ人民共和国は表向きには存在する事になっている

   キョン少佐が指揮を取るキャメル艦隊はエスポワール軍遊撃隊であるが
        着々と超共産圏連邦への逆襲は地盤固めから始る
       
      UC.0027 11月26日(宇宙世紀0027年 11月26日)
           サイド1 1バンチ(スラムベイ人民共和国)は
     エスポワール軍第七独立艦隊司令キョン少佐によって陥落した

       これはキョン少佐がエスポワール超共産主義連邦から
         離脱する足がけの第一歩となった日になった



サイド3のレオン帝国建国宣言

2007年11月25日 23時09分38秒 | Weblog
                     UC.0027 11月25日

       宇宙要塞ア・バオア・クーから徐々に撤退をはじめていたマリ家独裁国家
                          レオン国
       青い星 地球から地球攻撃軍を指揮していたマリ元帥と皇太子を呼び戻し
           軍閥の一斉粛清を行いマリ家独裁を公然と始めたレオン国は
            起点としていたスペースコロニー群 サイド3へ全軍撤退し
                 サイド3をレオン帝国とし建国宣言をした
                    一気に独裁軍事国家へと加速

      サイド3の建国樹立の動きを察知しア・バオア・クーの占拠作戦を詰めていた
                    ワイドヒル神軍大将ツル元帥
           ツル元帥は侵攻遊撃艦隊を月面基地グラナダから出撃させ
              濃度の濃いミノフスキー粒子で艦隊を隠し急接近
         もぬけの殻となった宇宙要塞ア・バオア・クー占領の成功を収める
                これが侵攻遊撃艦隊と呼ばれる所以である

       これで宇宙要塞ソロモンとア・バオア・クーはワイドヒル神国の手に落ちた
              この日ツル元帥はア・バオア・クーの再構築を始め
              ア・バオア・クーは宇宙要塞として機能しはじめた
        ムサイ級軽巡洋艦9隻 重巡洋艦チベ12隻 宇宙戦艦グワジン1隻
             この侵攻遊撃艦隊だけでは守りが手薄と見るや否や
                 モビルスーツの量産に力を入れ始めた

           切れ者ツル元帥の真髄を見た気がしたキョン少佐であった