
【 2025年5月13日 】
先週から3日おきくらいに快晴の日があったが、ヤブ用でいずれの日も外出できずに家で燻ぶったりしていたが、ようやくこの日に外出を決行。急に決めたことなので行先も決まっていない。近場の「山のガイドブック」をペラペラめくるが、適当なところがない。ふと、以前行った鴨瀬谷から車で、林道・八丁線を上り詰めた広場から見た丹波高原を思いつき、早速自転車を車に詰め込み、コンビニで食糧を調達して出かける。
【 『広域地図』 ― 京都・上賀茂から鴨瀬谷までの経路 と 帰還経路 (四角枠線内の地図-下方に表示) 】
午前10:50、遅めの出発。周山を11時半ころ通過し、鴨瀬谷の林道入口に到着。喫茶店の横の空き地に車を停めようと思ったが、体力を考え上まで車で行くことにする。

【 周山街道ー鴨瀬谷入口付近 喫茶店と駐車スペースがある 】 【 鴨瀬谷の林道への進入路、 狭いので見逃しがち 】

【 周山街道に沿って流れる清流 】
この林道にはかなり以前、車で2度ほど来たことがある。いずれも丹波の山々の峰を結ぶ林道が通る頂付近で車を停め、周囲の景色を見て戻ってきたのだが、今回はそこから自転車に乗りかえて縦横に延びる林道を走ろうとやってきた。

【 鴨瀬谷に入ると景色は一変 ー 涼し気な林道が続く 】
はじめは緩やかな傾斜が、谷の奥に進むほど道は左右に大きくカーブして勾配もきつくなる。谷の入り口から自転車に乗り換えるのは、やっぱりかなりきつく今の体力では無理かと思った。

【 勾配がきつくなり、曲がりくねった道を登って行くと視界が開ける 】
もうそろそろ頂に着くと思ったが、さらに坂道は続き、ようやく見覚えのある林道が交錯する広場に到着。

【 車両行き止まりー広場に車を停める 】
【地図の現在地】の場所に車を停め、自転車を降ろし、どちらの方向に進めようかと模索する。

【 掲示板の地図を見る 木漏れ陽が当たり地図上にその影が映る 】

【 佐々理・芦生方面への道 工事が終わり通行止めは解除だが 】

【 3方に分かれているうちの深見峠方面への道 】

【 ソトバ峠方面の道 - やはり通れない 】
いずれにしても車では進めないので、東のソトバ峠方面に行くか西の深見峠方面に行くかどちらかである。北に延びる林道は《車両通行止め》の看板は有るものの、工事終了期間の3月は過ぎていて通れるようになっているが、佐々理・芦生方面に下る道で、自転車で下ってしまったら、帰りに登り返すのは辛いので、ボツである。
通行止めのフェンスの脇をくぐりぬけ、深見峠に向かい自転車をこぐ。舗装道は、すぐに枯草が積もった小石混じりの地道に変わる。

【 しばらく進むと、丹波の山並みが 】
道は緩やかに下り、路面に凹凸はあるが、何とか走れる。

【 道が二手に分かれる-水平の道を進む 】
何度か上り下りを繰り返したり、途中道が舗装してあったりなかったりで、路面に気を付けながら進む。風が心地よい。
どのくらい進んだであろうか。長い下りが続き、帰りが大変ではないかと気をもむ。

【 深見峠 - 深見トンネルの上に 】
下りが終わり、道が水平になった所で自転車を止める。

【 林道の案内図を見る 】 【 深見峠 ― 上の「案内図」の《現在地》 走った距離は林道全体の10分の1にも満たない 】
どうやら深見トンネルの真上あたりに来たようだった。地図を見れば、走ってきた距離はその地図の極一部で、地図の左端の下山まで行こうと思ったら、これまでの10倍は走らなければならないことになる。GPSでも確認しようと思って、ハンドルに取りつけた物を見ようと思ったら、それがない! 下り坂で走行している時に振動で外れて落としたようだった。とりあえず、その先を行くのをやめ、時計も13時をまわっていたので腹ごしらえをする。
来た道を引き返す。長い上り坂を、路面を見ながら注意深く進む。1kmくらい戻っただろうか、坂の途中にそれがあった。(下の地図上の《GPSの軌跡》の途絶えたところ)

【 たどってきた道筋 ― 上の『広域地図』の四角枠線内の地図 】
無事、GPSを回収して、やれやれと思いながら自転車をこぎ、男鹿峠に到着。改めて、おやつを取りながら休息。

【 男鹿峠で3時のおやつタイム 】
走った距離は短かったが、青空ものと新鮮な空気を吸い、体にもいい刺激を与えられて満足した。山の雰囲気を味わいながら車まで戻る。
帰り道は、来た道とは違う道を選ぶ。周山の手前で常照皇寺への道を取り、芹生から貴船周りで戻ることにする。4、5年前には自宅から京見峠を超え、杉坂を回って周山に出て、このルートを自転車で芹生峠から鞍馬に抜けて帰ってきたものだった。

【 芹生の里 】
以前、この芹生峠は道の両側に杉の美林が立ち並び、厳かで神秘的な空気に満ち溢れた場所だったが、今は荒れ果てて見る影もなくなっている。

【 芹生峠のこの辺りは、かつて美林が展開されていた 】

【 今は見る影もない荒れた山林 】
曲がりくねった道を貴船の街を目指し下っていく。

【 曲がりくねる難路をすぎ、貴船の街に 】
貴船神社の前を通り過ぎ、川床の並ぶ店を走り抜ける。夏の賑わいはまだ先のようだが、ここでも海外からの人の姿を目にする。
あとは貴船口で鞍馬街道と合流して、清掃工場の前を通り過ぎ、鴨川の上流に出て、午後4時半に上賀茂の自宅に戻ってくる。
先週から3日おきくらいに快晴の日があったが、ヤブ用でいずれの日も外出できずに家で燻ぶったりしていたが、ようやくこの日に外出を決行。急に決めたことなので行先も決まっていない。近場の「山のガイドブック」をペラペラめくるが、適当なところがない。ふと、以前行った鴨瀬谷から車で、林道・八丁線を上り詰めた広場から見た丹波高原を思いつき、早速自転車を車に詰め込み、コンビニで食糧を調達して出かける。

【 『広域地図』 ― 京都・上賀茂から鴨瀬谷までの経路 と 帰還経路 (四角枠線内の地図-下方に表示) 】
午前10:50、遅めの出発。周山を11時半ころ通過し、鴨瀬谷の林道入口に到着。喫茶店の横の空き地に車を停めようと思ったが、体力を考え上まで車で行くことにする。


【 周山街道ー鴨瀬谷入口付近 喫茶店と駐車スペースがある 】 【 鴨瀬谷の林道への進入路、 狭いので見逃しがち 】

【 周山街道に沿って流れる清流 】
この林道にはかなり以前、車で2度ほど来たことがある。いずれも丹波の山々の峰を結ぶ林道が通る頂付近で車を停め、周囲の景色を見て戻ってきたのだが、今回はそこから自転車に乗りかえて縦横に延びる林道を走ろうとやってきた。

【 鴨瀬谷に入ると景色は一変 ー 涼し気な林道が続く 】
はじめは緩やかな傾斜が、谷の奥に進むほど道は左右に大きくカーブして勾配もきつくなる。谷の入り口から自転車に乗り換えるのは、やっぱりかなりきつく今の体力では無理かと思った。

【 勾配がきつくなり、曲がりくねった道を登って行くと視界が開ける 】
もうそろそろ頂に着くと思ったが、さらに坂道は続き、ようやく見覚えのある林道が交錯する広場に到着。

【 車両行き止まりー広場に車を停める 】
【地図の現在地】の場所に車を停め、自転車を降ろし、どちらの方向に進めようかと模索する。

【 掲示板の地図を見る 木漏れ陽が当たり地図上にその影が映る 】

【 佐々理・芦生方面への道 工事が終わり通行止めは解除だが 】

【 3方に分かれているうちの深見峠方面への道 】

【 ソトバ峠方面の道 - やはり通れない 】
いずれにしても車では進めないので、東のソトバ峠方面に行くか西の深見峠方面に行くかどちらかである。北に延びる林道は《車両通行止め》の看板は有るものの、工事終了期間の3月は過ぎていて通れるようになっているが、佐々理・芦生方面に下る道で、自転車で下ってしまったら、帰りに登り返すのは辛いので、ボツである。
通行止めのフェンスの脇をくぐりぬけ、深見峠に向かい自転車をこぐ。舗装道は、すぐに枯草が積もった小石混じりの地道に変わる。

【 しばらく進むと、丹波の山並みが 】
道は緩やかに下り、路面に凹凸はあるが、何とか走れる。

【 道が二手に分かれる-水平の道を進む 】
何度か上り下りを繰り返したり、途中道が舗装してあったりなかったりで、路面に気を付けながら進む。風が心地よい。
どのくらい進んだであろうか。長い下りが続き、帰りが大変ではないかと気をもむ。

【 深見峠 - 深見トンネルの上に 】
下りが終わり、道が水平になった所で自転車を止める。


【 林道の案内図を見る 】 【 深見峠 ― 上の「案内図」の《現在地》 走った距離は林道全体の10分の1にも満たない 】
どうやら深見トンネルの真上あたりに来たようだった。地図を見れば、走ってきた距離はその地図の極一部で、地図の左端の下山まで行こうと思ったら、これまでの10倍は走らなければならないことになる。GPSでも確認しようと思って、ハンドルに取りつけた物を見ようと思ったら、それがない! 下り坂で走行している時に振動で外れて落としたようだった。とりあえず、その先を行くのをやめ、時計も13時をまわっていたので腹ごしらえをする。
来た道を引き返す。長い上り坂を、路面を見ながら注意深く進む。1kmくらい戻っただろうか、坂の途中にそれがあった。(下の地図上の《GPSの軌跡》の途絶えたところ)

【 たどってきた道筋 ― 上の『広域地図』の四角枠線内の地図 】
無事、GPSを回収して、やれやれと思いながら自転車をこぎ、男鹿峠に到着。改めて、おやつを取りながら休息。

【 男鹿峠で3時のおやつタイム 】
走った距離は短かったが、青空ものと新鮮な空気を吸い、体にもいい刺激を与えられて満足した。山の雰囲気を味わいながら車まで戻る。
帰り道は、来た道とは違う道を選ぶ。周山の手前で常照皇寺への道を取り、芹生から貴船周りで戻ることにする。4、5年前には自宅から京見峠を超え、杉坂を回って周山に出て、このルートを自転車で芹生峠から鞍馬に抜けて帰ってきたものだった。


【 芹生の里 】
以前、この芹生峠は道の両側に杉の美林が立ち並び、厳かで神秘的な空気に満ち溢れた場所だったが、今は荒れ果てて見る影もなくなっている。

【 芹生峠のこの辺りは、かつて美林が展開されていた 】

【 今は見る影もない荒れた山林 】
曲がりくねった道を貴船の街を目指し下っていく。

【 曲がりくねる難路をすぎ、貴船の街に 】
貴船神社の前を通り過ぎ、川床の並ぶ店を走り抜ける。夏の賑わいはまだ先のようだが、ここでも海外からの人の姿を目にする。
あとは貴船口で鞍馬街道と合流して、清掃工場の前を通り過ぎ、鴨川の上流に出て、午後4時半に上賀茂の自宅に戻ってくる。