
視察研修旅行、一日目の視察先である、糸魚川市大火の発生現場。
まだ至る所空き地があり、東日本大震災時の飯岡の津波後の様な状況でした。
が、だいぶ建設中の建物もあり、復興が進んでいるな…と感じました。
地元の大火の資料館を訪れ、担当の方から当時の大火の時間経過の写真を見ながら説明を受けました。
山側から海側に吹く風により、海側へ火が燃え広がったそうで、しかし、道路一本隔てただけで全然被害のない地域もありました。
飯岡の津波も、旧飯岡中の旧道の交差点の飯岡側と旭側とでは被害に差がついてしまいました。
糸魚川市を訪れ、地元の方の話を聞き、やはり、常備消防だけでは地域防災には限界があり、我々消防団も必要なんだと改めて思いました。
常備消防があるんだから、消防団なんか必要ないだろ⁉
と言う意見も聞きますが、いざ有事の際は、常備消防だけでは対応しきれません。
当然、我々だけでも無理な話です。
常備消防、消防団とそれぞれの組織が一致団結し、ガッシリ❗とスクラムを組んだとき、有事に立ち向かうその組織力は、2倍にも3倍にもなります。
明日も三川小学校を使って、飯岡、海上消防団との合同中継訓練があります。
お時間のある方、興味のある方はぜひ見学にいらしてください。