敬愛する辰吉丈一郎が、久しぶりにテレビに出演していた。
NHKBSの新番組の一回目のゲストだった。
番組の内容は、“私を作った食事”
辰吉は、父、粂二さんが作ってくれた味噌汁と玉子焼きを再現してくれた。
粂二さんが、辰吉に言った言葉が心に残った。
“負けを認めるな 負けを認めなければ自然と強くなるから”
辰吉は保育園時代、いじめられていた。
粂二さんの助言を受け、あるとき辰吉はいじめっ子にやり返した。
いじめっ子の鼻っ面にパンチをいれたのだ。
すると、いじめっ子は泣いてしまった。
あんまり拍子抜けして、“なんだ、こんなもんなのか⁉”
それから立場が逆転❗
辰吉の時代がやってきたのだ。
常々、自分も自分の子供達に、やられたらやり返せ❗と、育ててきた。
小さい頃から長男は極真空手、次男は柔道をやらせていたので、いじめられたことはありませんが。
話がそれましたが、もうひとつ、粂二さんが、辰吉が小学生の頃の先生に送った手紙の一節をご紹介します。
“私は最近、こんな事を思うのですが、ダメな子を捜してこいと言えば、大勢いるように思いますが、不思議な事に取り柄の無い子を捜してこいと言えば、とても難しいのでは無いかと思います。
うちの子は勉強の成績はビリから一番ですけど、それもまたいいじゃないかと思っています。
今のところ、私にはとても素直な子です。
これから先もそうだと思います。”