河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

茶話140 / 四季

2024年08月03日 | よもやま話

こぼれ種で畑のあちこちに生えている松葉牡丹。
「畑タコ」で書いた雑草のスベリヒユの仲間だから、この暑さの中でも剛健に育つ。
写真には写っていないが何十匹ものミツバチが飛んでいる。
近くに寄っても刺してこない。
クマのプーサンになった気分。
みんな、後ろ足にコロッコロにした花粉を抱えている。
野生化して、どこかに巣をつくって蜂蜜をいっぱい蓄えているのだろう。

そういえば、今日は8月3日……はちみつの日。
明日4日は新月。
ということは、旧暦の7月1日(朔日)。
旧暦では1月、2月、3月が春で、4月、5月、6月が夏。 秋は7月、8月、9月で冬が10月、11月、12月となる。 
今年は、少し遅れて7日が立秋。
とはいえ、季節なんぞはゆっくりと移ろうもので、少しずつ秋が感じられますよ……というのが立秋。

四季があることは味わいがある。
日本だけではなく、日本と同じ緯度の国なら四季がある。
しかし、日本の四季は春夏秋冬がはっきりとしている。
春はハナミ 夏はスズミ 秋はツキミ 冬はユキミ……で酒が飲める。
すこし難しくいえば、春山は笑うが如く 夏山は滴るが如く 秋山は粧(よそお)うが如く 冬山は眠るが如し……である。
人生にも四季があるのだとか……。
 目はかすみ 耳に蝉鳴き はは落ちて 頭に雪の積もりけるかな


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