予想はされていましたが、AMD、Intel双方から撤退のようです。何のために意地を張ってSLIのライセンスを渋ったのやら。全部チップセットビジネスのためだったのではないでしょうか。単にSLIのシェアを減らしただけに終わりましたね。
nVIDIAの最近の方針は自爆としか思えません。無茶なビジネスに夢を見て、そのくせ本来の仕事はガタガタ。チップでSLIがそれほどの武器になるとでも思っていたのでしょうか。GPGPUだってまだ全然商売になっていないのにそれを大前提に設計を決める。ユーザーはnVIDIAの将来に投資しているのではなく、今一番使えるVGAがほしいだけなのですから。謙虚に反省・・・するような会社じゃないか(苦笑)。それでいてWindows7やDirectX 11では大きく出遅れているわけですから。
尤も、IntelもLarrabeeの総責任者が退社したらしく、計画自体が水の泡になりそうです。もともと、あんまりにも現実味のない話でした。会社自体がその人に引っ張り回されていたんじゃないでしょうか。BeOSあたりでも目にした光景です。逆にCellの方は念願のTV採用でゲーム以外の方向に光が見えてきました。皮肉なものです。やっぱりソニーが疫病神だったんでしょうか(苦笑)。
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