本当だとすると、しょっぱいとしか言いようがありません。これだけ待たせた挙句、GTX480はRadeon HD 5890に、GTX470はHD5870に及ばないとは・・・。それで500ドル、600ドルとか終わってます。以前からnVIDIAの製品づくり(GPGPU重視)には疑問、批判を呈してきたつもりですが、これではGPGPUが本格化するまで会社が持たないのではないでしょうか。私も今年の秋あたりにRadeon HD 6870(?)か6850を買おうかと思います。GTX570(?)はまだ影も形もないでしょうし。今の時点でnVIDIAを選ぶ理由はほとんど無くなった感じです。プロセスを細分化すれば変わるんですかねぇ。
買った直後に話題になると言うのは(w。判っていることは
・XP環境で出やすい
・PIO病よりは速いが、正常動作の範囲を大きく逸脱(5MB/S程度の転送速度)
・InteliPark(ヘッド退避)の誤動作が原因の可能性が示唆されている(ヘッド退避が多くなる作業中に発生)
といったあたり。現在2TBを安売りしているのはSeaGateの時と同様小売の売り逃げの可能性があります。根拠がない、とかSamsung工作員の仕業と言ったいかにも2chらしい風説が流布されていますが、以前からメリケンさんのフォーラムで既出なので工作の可能性は低いです。問題はSeaGateのようにバックレるかどうか。SeaGateの時ほど致命的でないし、必ず再現されるものでもなさそうなので、バックレる可能性が高いような気がします。今はCavirGreenを買うのは見合わせた方がいいかもしれません。こっそりファーム修正で治すんじゃないでしょうか。
最もよく出る現象は録画のコマ落ちらしいです。他の作業ではあまり出たと言う話を聞いたことは有りません。大容量ファイルのコピーでも起こるらしいですが・・・。うちでは今のところ出ていません。録画は他のHDの担当です。まあ、コワイので修正モデルが出るまではCavirGreenのHDに録画を担当させるつもりはありません。
なんと地元の工房でも2TBのEADSが¥12800(アキバ最安と同価格)でかなり迷いましたが、出てしまったら洒落にならないので止めておきました。
nVIDIAはなおGPGPU路線を継続するとのこと。確かにその方面に未来はあるのかも知れない。しかし、その開発費用は将来GPGPUを使うであろう研究者でも企業でもなく、一般人のゲーマーの懐から出るわけです。納得いかないなぁ。グラフィックのアーキテクチャーを別枠で立てて余裕がある分でGPGPUをやるのなら分からないでもない。しかし、一般用のVGAをGPGPU路線に引き寄せてしまうのは違うと思う。そもそも求められているものが全く違うんだし。その路線のせいで歩留まりが悪くなった上にあれだけ物量を投入してグラフィックではAMDをわずかに上回るのが精一杯なわけだし。AMD信者から煽られてもしょうがない。こんな姿勢でいる間はグラフィックに集中してC/Pと歩留まりの高い製品を作っているAMDの後塵を拝するのは致し方ないかと。AMDの開発は二兎を追っていないから楽だものね。しかし、ゲームとキャプチャのドライバ関連で結局nVIDIAを買わされるのも釈然としない。もうちょっと他のベンダがAMD寄りになれば心置きなくnVIDIAを見捨てることが出来るのですがね。キャプチャ関連ではやっぱりAMDは厳しい。
ちなみに地元のTVで紹介された長大の先生が作ったスパコンはnVIDIAを使っているように見えました。でも、俺らにはな~んの関係もないもんね。開発費がほかから出るなら別に勝手にすればいいけど今の時点でほとんど市場がない以上はゲーマーの金で開発する気満々と見るしかありませんねぇ。PCゲーム市場は不況と割れで縮小につぐ縮小でX-BOX、PS3のコンシューマーOnlyに移行する会社が多い中、今後も単体VGAの市場は残るんでしょうかね。まあ、残らないと思っているからこそGPGPUに必死なんでしょうが。それなら尚更無関係のゲーマーから金を吸い上げるのは話がおかしいですぜ。今の時点でもうひとつの柱にしようとしている3Dもコケルのは目にみえているしねぇ。せめて音声の多チャンネルのようにある程度でも定着すれば御の字でしょうか。あれも60年代、70年代、80年代とブームを仕掛けてようやくサラウンドが一部に定着したのがドルビーが民生機に降りてきた80年代後半から90年代にかけてからですからね。映画館はともかく、お茶の間でサラウンド、3Dは敷居が高すぎます。しょぼいシステムはいらないし、かといって、本格的なシステムは費用が嵩む上に邪魔でしょうがない(苦笑)。結局サラウンドは諦めてドルビーヘッドフォンに移住する人がほとんどですからねぇ。おもちゃ程度で良ければ安くで出来ますけど。
USB3.0と6Gbps S-ATAを搭載したX58マザーが発売されましたが・・・。もう枯れているX58で40k取ろうとはボッタクリにも程があります。まあ、PremiumということはROGを除けば最上位クラスってことでしょうが、それでも他社より5k~10k増しということに変わりはありません。EVGAやMSIぐらい機能てんこ盛りならその価格でも納得できますが、所詮ベーシックモデルの最上位に過ぎませんからね。Gulftwonを待ってる人はこのマザーでは満足できないでしょうし、かといって920あたりの使用者がこのマザーに手を出すとも思えず。早く他社から出ないかな。
ゲーマー向けのよく冷えるケースとして人気のHAFがマイナーチェンジする模様。デザインがあまり好きじゃないけど。HAFを買うぐらいなら素直にTwelveHundredを買った方が良いような。そもそも、デザイン以外にあまり勝っているとことがないし(苦笑)。しかし、フラッグシップのCOSMOS PureはHDが冷えないし、840も仕上げが良くないようだし、Antec嫌いは当分茨の道でしょうか。Corsairあたりがもうちょっとケースに注力してくれればまた変わるんでしょうが。