MSIから発売。しかし、DDR2が2スロット、DDR3が4スロットでは私の場合、つなぎに使うのは不便すぎる。普通の人は32bitでしょうから、4GBから乗り換え、DDR3でも8GBまで積めてウマーなんでしょうが。お値段は他のX48マザー同様リーズナブル。ただし、X48+ICR10Rマザー、その後のnehalem世代をにらんでハイエンド層はすでに買い控えに入っていることを考慮に入れた値段だと思われます。その辺を割り切ることができれば今のX48+ICH9Rマザーは廉価で買いです。もっとも、X38から受け継いだエラッタは直っていないらしいですが。ただのX38選別品らしいですからね。
この辺がわかりやすいです。なんだか、一方的にVistaが悪いかのように言われてますが、単にキャプチャされる抜け道をふさぐためです。日本のようにガチガチに固められている国は他にありませんので日本の特殊事情には配慮されなかった、というか、Vista設計の時点では日本の放送がこんな状況になるとは誰も判っていなかったはずです。
権利保護に必要になるWDDM2.1はDirectX 10.1(VGA仮想化技術)と不可分の関係にあったはずで、ATIに追い風が吹いていると言えます(現在のATIのVGAはDirectX 10.1には対応していますが、WDDM2.1には未対応)。ただし、WDDM2.1の導入がDirectX 11あるいはWindows7と同時だった場合意味がないですが。DirectX 10.1で痛い目に遭ったnVIDIAが今回は黙っているとは思えず、今度ばかりはATIの思い通りには運ばないでしょう。IntelもnVIDIAもDirectX 11やWindows7では自社の仕様をねじ込んでくる可能性大です。
出来れば新しいMediaCenterであるFiji登場と当時にWDDM2.1が実装されて欲しいものですが。そうなると、AMDが得をしすぎるかな?
こちらが以前書きかけたPureVideoの記事でリンクしていたDXVA2.0に付いての記事。参考までに。
電源計算サイトで7600GSから9800GTXに交換した場合の電気代をざっくり計算してみました。予想はしていましたが、省電力の優等生7600GSと形だけとはいえ、ハイエンドの9800GTXでは・・・。アイドル56W、ピーク121Wは伊達ではありませんね・・・。電気代は自分で払ってないとはいえ、9600GTとの価格差は1年ちょっとで取り返しそうです。ちなみに7600GSはアイドル14W、ピーク28Wでした。
ピーク時185WのGX2だとVGAだけで1月2000円の電気代という笑っちゃうしかない数字に。まあ、私の場合、アンプ付けっぱなしで1月3000円かかってるんですけどね。そう思えばちょっと増えるだけか(嘲。
クアッドは今の時点ではあまりメリットがありませんし、この消費電力ではプレスコットの再来と言われても仕方ないでしょうね。Intelの9770も130Wですが、OCマージンの大きいIntelと極端に小さいAMDを並べて論じることは出来ないと思います。その代わりといっては何ですが、すごく安いです。セカンドマシンにPhenomとRadeon4850なんていう余計な夢を見てしまうほどです(苦笑)。両方持っていると何かと比較に便利ですから。もし、9800GTXを買ってしまった場合、うるさすぎて起動するのはAMDマシンばっかりになったりして(苦笑)。しかし、Phenomも9800GTXも価格破壊しすぎですね。HDも田舎ですら500GB 8000円になっちゃったし。円高っていいなぁ。前の職場で働いていれば涙目だったでしょうけどね。
時期が遅れる代わりにプロセスが小さくなって消費電力の軽減、性能向上が見込めるようです。しかし、7月までは待てませんねぇ。その頃にはHDCPのVGAを持っていないと地デジキャプチャも使えませんし。結局、性能では9800GTXで、消費電力、静音では9800GTでRadeon4870を迎撃するという目論見でしょうか。
これがリークされたせいか、若干8800GTに値動きが見られます。割り切って使うなら、オリジナルファン付きが25k切ったのはおいしいと思います。9800GTの登場は9900シリーズと同時でしょうから、まだ時間があります。3~4ヶ月で世代交代する時代ですから。ご祝儀相場で買った人が結局一番長く使えて満足度も高いということでしょうか。値段が落ちる頃は次が見えていますからね。9800GTXのように出る前から次が見えている物は極端に安いから下がらないかも知れませんが。